「こころを癒す」と「からだが癒される」―アルツハイマー病編

2010年08月23日 15:25


★ 「こころを癒す」と「からだが癒される」
         ―アルツハイマー病編 ★



子どもの頃から胃腸が弱かったわたしの亡母は、長年にわたって慢性の便秘に苦しんでいました。
肩こりや頭痛、腹痛が多く、子宮筋腫になって手術をし、わたしが結婚して家を出た後も、不眠症、高血圧症で、毎日病院でもらった薬ばかり飲んでいたのです。 

60代後半になって記憶力が急速に低下しました。
ボケの症状が強くなるにしたがって、最近のことを忘れるようになって、ストレスが少なくなったせいか、便秘はなくなりました。
アルツハイマー型の認知症とわかってから数年後に、脳血栓や肺炎を起こし、ものが言えなくなったまま、数か月間ほとんど眠った状態で静かに亡くなりました。

ストレスがたまっても、それを存分に吐き出すところがなく、家の外では「いつも面倒見のよい善人」でありつづけた母は、典型的なガマンの人であったことがわかります。

息子や娘が遠距離に住むようになってから、自分の寂しさや悲しさを忘れるために「認知症」という病気を選ばざるを得なかったのです。これも生まれる前に自分で決めてきたことであり、母はそのシナリオ通りに生きたのです。 



★ アルツハイマー病の原因 ★



近年急速に増えてきたアルツハイマー病について、チャック・スペザーノ博士はつぎのように言っています。

アルツハイマー病痴呆の一種であり、記憶、話す力、身体的能力の喪失、精神錯乱を含む知的機能の低下を伴います。

これは生まれて以来の未処理の感情、破れた夢から起きるのですが、時間がもうないという感情から希望を喪失して始まります。

夢が破れると、機会を逃した、自分の可能性を十分に出しきっていない、自分への失望、古き良き昔に戻りたいという願望、現在に対処することに意欲がわかない、目的や人生から後戻りし、過去にひきこもりたいという感情が起こります。

もう今のやり方を続けていけるほど強くはないと感じているので、忘れたい、過去に生きていたいと切望します。しかし、これらはすべて失望につながるだけです。

アルツハイマーを患っているというのは、感情的に理解されていない、あるいは未処理の体験をたくさん持っているという意味です。

破れてしまった夢に苦しみ、人生の喪失や失望に圧倒されて、私たちはこんなふうに自分だけの世界に引きこもってしまうのです。
                         
チャック・スペザーノ&ジェニー・ティスハースト著
『チャック・スペザーノ博士のこころを癒すと、カラダが癒される』 VOICE 
 


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アルツハイマー病」や「認知症」は、どちらかというと女性のほうが圧倒的に多く、その夫が介護しているケースが多いような気がします。
「失望感」は、女性のほうが大きいということでしょうか? 

「家族から全然感謝されていない」とか、「もっと夫にやさしくされたい」とか、「愛してほしい」とかいう理由で、毎日不平不満を募らせ、心の奥深くに蓄積している主婦が多すぎるという証拠ですね。
こういう主婦が、突然重い病気にかかるということはよくあることです。


本人は、頭では「こんな苦しい病気はいやだ。早く治りたい」と思っているのです。
にもかかわらず、本人の抑圧された意識が、
「いや、このままずっと病気でいたい。だって、みんな心配してくれるし、家事をしなくてもいいし、楽チンだし、このほうが私にとっては都合がいいもの」
と考え、自分の得になるよう潜在意識に命令を下すのです。

奇病なんかになって家事や子育てをすべて放棄し、夫に復讐しているような女性は、世の中にはけっこう存在するのです。
そのほんとうの原因は「自分の存在感を伝えたい」とか「愛されたい」とかいう「欲望」にあるのです。

当然得られると思っていた期待が得られなかったり、もう得られそうにないというあきらめの感情が生まれてくると、それが積もり積もって「怒り」や「悲しみ」、「恨み」となり、その抑圧が病気を引き起こすわけですね。


特に「アルツハイマー病」や「認知症」は、目の前の現実から逃避するために生じる病気のようです。


ハート
つぎつぎと病気を生じさせる人は、
たいてい自分では自分の気持ち(欲求)に気づいていないことが多いのです。
ですから、どんな治療をしても、いつまで経っても病気が治ることはないし、
一時的に治ったとしても、また別の病気になるのです。
何しろ自分で病気を創っているのですから。
家族や他者に依存し、愛を十分に得られるまでは治りたくないと思っているわけですから、そう簡単に治るはずがありません。

こういう愛情欠乏症の人たちは、
自分のためにも家族のためにも、
自分が繰り返しているネガティブなパターンに一日も早く気づくことが大切です。
そして、家族を許せない自分自身を許してあげること。
他者に対しても自分に対しても、
いつもありのままの自分でいることを許してあげることが必要
です。
それが、自己治癒となるのです。


参考 過去記事 「汝自身」を知れ―自分を赦すこと





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