心の量子力学 その1 現象は波動的エネルギーによって表現される

2010年10月19日 10:50


★ 心の量子力学 その1 ★



前回は、空(無限の空間)の正体は、「不可視のエネルギーの渦」であること、「宙に充満している目には見えないエネルギー」が、「物質や現象のもととなっている」ことを、『般若心経』の「色即是空 空即是色」を使って説明しました。
わかっていただきたい一心で試行錯誤を繰り返し、何度も更新してしまいましたが、果たして理解していただけたでしょうか?

この「宇宙に充満している目には見えないエネルギー」が、「物質や現象のもととなっている」ということについて、さらに具体的な例を挙げて、そのしくみについて解明していきたいと思います。



★ 現象は波動的エネルギーによって表現される ★ 


現象は波動的エネルギーによって表現される」というのは、『波動性科学入門』(昭和58年たま出版発行)の著者である(故)大橋正雄氏が、第一章の冒頭で述べておられたことばです。

大橋氏は、宇宙のあらゆる現象は「波動性を縦糸」、「粒子性を横糸」とした織物のような体系をなして存在していると考え、「波動性科学」という仮説を立てられました。

そして、「波長の長さが異なると、現象が異なる」とし、「現象の変化は、この*波長と*波形が異なるから起こる」ということに注目されたのです。

*波長は、空間を伝わる波(波動)の持つ周期的な長さのこと。
*波形は、信号(水面を移動する波動やはじかれや紐の振動など)の形状、形態のこと。

たとえば、Aさんがピアノでハ調の「ド・レ・ミ」の音を出したとします。
Bさんはバイオリンでハ調の「ド・レ・ミ」を、Cさんはフルートで同じく「ド・レ・ミ」の音を奏でたとします。
それぞれの楽器から出る音波の波長はどれも同じです。
でも、その音色はそれぞれ異なっています。
目を閉じていても、どの楽器で「ド・レ・ミ」を奏でたか、わかりますね。
音色が異なって聞こえるのは、「波形」が異なっているからです。


あなたは太陽の光をプリズムに通すと、虹のような色の帯(スペクトル)ができるのを見たことがあるでしょうか? 

光は「光波」と呼ばれたりしますね。
それは光が「粒」と「波」の性質の両方をもっていることをあらわしています。

美しい虹の現象は、光の波の性質によるものです。

光の波の周波数が低いと赤に見え、高いと紫に見えます。
周波数は、1秒間に何回波が振動しているかを示します。


CDの虹


周波数の高低を、波長の長短であらわすこともできます。

わたしたちの目に見える色は、波長が短くなるにつれてと順に変化していきます。

これは波長の長さがちがうために生じている現象です。
可視光線(人間の目で見える領域の光)のなかで、もっとも波長の長い部分は赤く見え、短い部分は紫に見えるのです。



この「波形」と「波長」について、カリフォルニア大学で物理学を専攻したドランヴァロ・メルキゼデク氏は、彼の著『フラワー・オブ・ライフ』の中で「波長が次元を決定する」として、つぎのように述べています。

私たちの世界のすべては波形であり、さらには音としても見ることができます。
すべてのもの―あなたの肉体、惑星など完全にすべて―は波形です。
それぞれの次元のレベルとは、「波長の基本的長さの違い」以外の何ものでもありません。
この次元と別の次元のたった1つの差というのは、そこで基本になる波形の波長なのです。



形態波動エネルギー研究所の足立育郎氏も、
「自然界では、波動(振動波)がいろいろな形で組み合わさることによって、あらゆる現象を起こしていて、時空間そのものが存在するのも、〈波動〉の組み合わせによるし、全ては〈波動〉の組み合わせによって存在している」
と述べておられます。


★このように波動には、周波数、波長、波形、振幅というものがあります。

テレビ局やラジオ局から発信されている特定の周波数にチューニングすると受信できるのも、波動の性質を利用したものですね。
発信した周波数に「テレビ」という受信機が同調し、共鳴した状態が、画像として画面に映るわけです。

インスピレーション」や「テレパシー(超高速情報伝達)」が来るのも、媒体が人になっただけでテレビと同じ仕組みです。
これらは、やってくるエネルギーが強いほど、現象として現れやすくなります。

ただし、テレビでもパソコンでのインターネットやメールでも、プラグに差し込み、スイッチをオンにして常に発振状態にしておかないと、受振することはできません。


★〈祈り〉でも〈願望〉でも、こちらから発振するからこそ、叶うわけですね。

祈りが願望を実現する(現実を創造)ということを、昔から世界中の人々は信じ、実行してきました。
この祈りが現実化することは、物理的にも証明されているのです。


フランスのノーベル生理医学賞を受賞したアレクシス・カレルは、つぎのように言っています
  

  祈りは人間が生み出しうる最も強力なエネルギーである。
  それは地球の引力と同じ現実的な力である。

  医師としての私は多数の人々が
  あらゆる他の療法で失敗した後に
  祈りという厳粛(げんしゅく)な努力によって
  疾病や憂鬱(ゆううつ)から救われた例を目撃している         
  
               ― アレクシス・カレル 


  

次回は、願望が実現するメカニズムについて、お話ししたいと思います。

                 


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