汝自身を知れ―自分を赦すこと

2010年07月29日 14:00


★ 汝自身を知れ―自分を赦すこと ★



前回は「自己受容」と「自己愛」の大切さをお話ししました。
今回は「自分自身を赦(ゆる)すこと」について考えてみたいと思います。


★まず自分自身を完全に赦すことができれば、他者を赦すことができます。


でも、これはそう簡単にできることではないかもしれません。
表面的には赦していると思っていても、内側ではなかなか頑強に赦していない自分があったりします。


★人は自分の内にある「罪悪感」や「裁き」や「恐れ」を手放すことで、癒されます。
真の癒し」は「」と同様、自分自身の内側からやって来ます。
人が与えてくれるものではないのです。

癒しは、「鉄輪の女主人公」のように「怒り狂った自分」、「悲しい自分」、「かわいそうな自分」など、ありのままに見つめ、認めることから始まります。
そして、相手を「憎んでいる自分」、「恨んでいる自分」、「責めている自分」、「裁いている自分」、「執着している自分」、「期待している自分」を赦し、手放すのです。

執着」がなくなれば、本来の自然な波動にもどることができます。
そして、「自分の夢を生きること」、「自分の可能性を信じること」、「自信を持って何かをやってみること」、ボランティア活動のような「人のために役立つ、人に喜ばれることをやってみること」です。



キンバリー・マルーニーは、つぎのように言っています。
希望とは、自分の願いは叶うと信じる気持であり、善なるものを願うこと



とにかく「希望をもつこと」ですね。
鉄輪の女主人公」のような強靭(きょうじん)な意志と信念をもった足腰の丈夫な人なら、何だってやれるはずです。
何しろ、毎晩丑の刻参りをするために、京の都から貴船までのおそろしく長い道のりを歩いて通っていたのですから。
鉄輪の女」にはホントかなわないです。脱帽です。

このような女性は、人を殺すほうではなく、活かすほうに使うことにフォーカスすれば、きっとスゴイことができるはずです。
それこそ、かなわないものなど何もないでしょう。
彼女のこれまでの苦悩も、彼女の魂の変化や成長のために必要であったのだと捉えれば、明るい光が射してきますね。

★「苦悩」は、自分がほんとうに進みたいと望んでいる方向とズレてしまったときに起こります。

もしもーし、あなた、どこか見直すべきことがあるんじゃないですか?
と教えてくれているのです。

そこで自分自身をよく見つめ、探究してみれば、自分が播いた種がどこでどう間違ったのか、おかしな方向に生長してしまったり、枯れかけてしまったりしていることに気づくでしょう。

★選択をまちがえたことに気づいたなら、ほかの選択肢を探せばよいのです。



ハート
この世の中は、
光と闇、男性性と女性性、
愛と憎しみ、喜びと悲しみ、
ポジティブとネガティブなど、
たくさんの対極(二元性)で成り立っています。

突如、愛が憎しみに変わったり、
信頼が不信に変わったり、
幸せが苦悩に変わったりします。
そのたびにそれぞれの方向を体験させられるわけです。

人生の目的はこれらふたつのバランスを学ぶことです。
ですから、どちらを体験することも恐れず、嫌わないことです。

鉄輪の女」は貴船明神に「鬼になりたい」と祈願しましたが、
わたしの心に平安がもたらされる道を示してください」と
お願いするという選択肢もあったはずです。

ただ、気づかなかっただけです。
赦す選択もあるのだということを。






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