困ったちゃんの心理③~なぜあなたは理解されず、愛されないのか?~

2016年12月20日 18:05


◆なぜあなたは理解されず、愛されないのか?



10月に「困ったちゃんの心理①&②」を書きましたが、その後そこでご紹介した岡田尊司氏の著書を、皆さんけっこう買われていることを知り、ブログの効果ってすごいんだなと思ったしだいです。

今回は「愛着問題を抱えている人」に向けて、心理学的立場を超えたROMからのメッセージを送りたいと思います。


少女1

◆愛の欠如は過去生からの課題であったことが多い


愛着問題を抱えている人に共通して言えることは、自分のことを「わかってもらえない」「認めてもらえない」「大切にしてもらえない=愛されていない」「嫌われている」などと感じていること、そして、「わかってほしい、認めてほしい、愛されたい」と思いながら、なぜか人間関係がうまくいかない。どうしたら愛されるのかわからない。そのもどかしさを日夜感じているといったことではないかと思います。
自分が子どもの頃に母親から愛されなかったという記憶を持つ人は、母親像を誰かに投影して、ことあるごとに過去を思い起こして怒りを感じたり、反抗的になったりしがちのようです。

心理学的見地からすると、そのような症状を起こすのは「幼少期の家庭環境が大きく影響していて、幼少期に無条件には愛されず、親の望む自分しか愛されなかった」からということになりますが、「愛されていない」と感じたのはあくまでもその子たちの主観であり、母親の心をつゆ知らず、自分勝手にそのように感じていただけだったかもしれないということ。その場合も大いにありうるということをここでお伝えしておきたいと思います。

つまり、その子の受け取り方がマイナス思考傾向にあると、母親が「善かれ」と思って言ったり、やったりしたことでも、非常に悪く受け取ってしまうということなのです。
同じ母親を持った兄弟姉妹の性格によって、母親に対する受け取り方は異なっていて、母親のことを好きだと思う子と嫌いだと思う子がいるはずです。
母親のほうも、「この子はいつも悪いほうに受け取るから嫌な子」と思っていたかもしれません。その子の性格や母子の相性というのも大いに関係しますね。そして、何よりも過去生からのつながりで、「課題」として現れている場合が圧倒的に多いのです。


青い光


◆愛されないという悪循環を繰り返す



「母親に愛されなかったと思い込んでいる人」あるいは「実際に愛されなかった人」というのは、大きくなって成人となっても、他者に愛されないケースが多いです。学校でも職場でも嫌われたり、相手にされなかったり、愛されない悪循環が続くのです。

先ほども書きましたが、今生だけならまだしも、過去生から同じ課題を繰り返していることがあります。それはその人の根本的な問題なので、気づいたときに解放しないとまた次の生に宿題としてくり越すことになります。

子どもが「愛着障害」であるなら、その母親も「愛着障害」だったというケースも多く見受けられます。
子どもの頃に愛されないままおとなになって母親となった人は、自分が産んだ子どもをどう愛してよいかわからないのです。そして、その母親に育てられた子どもは、当然のことながら愛されないので、おとなになって親になっても、「自分が愛されたいという願望」があるばかりで、子どもを愛せない母親や父親となってしまいます。これが「先祖代々つづく問題」となっているのです。

「ハートブレイク」や「分離感」や「孤独感」「愛してもらえないこと・認めてもらえないことの不安と不満」の上に、さらに「自分には愛される価値や魅力がない」という「無価値感」が生じ、ますます自分に対する怒りや悲しみが増大していきます。

「無価値感」があると、「見捨てられる不安と恐れ」から、相手にすがりつくようになります。そして、素直に自分の気持ちを表現できない天邪鬼になったりもします。そうすればそうするほど、その人は嫌な人になっていき、魅力的ではなくなります。そうなると、誰しも嫌な人とはつき合いたくはないし、関わりたくはないですから、分離をせざるを得なくなります。
実際に「愛してもらいたいのに愛されない」のは、自ら愛されないようなことを言ったり、したりしているからなのです。当然の結果なのです。

愛着障害を抱えた人は、相手に見捨てられないように、相手に気に入られ、愛されたいという欲望から、時には自分の意に反したような言動をする場合もあります。すなわち、その人好みの男や女になろうと努力するということです。

しかしながら、その結果相手から愛されたとしても、「相手の気に入ることをしたからこそ愛されたんだ」「自分が犠牲的にふるまったから愛してもらえたんだ」いう釈然としない気持ちが残ります。そして、「では、そうしなければ自分は愛されないんだ」という逆の思いが湧いてきます。
ありのままの自分を愛されていることが感じられず、「ありのままでは愛されない」「自分には価値がないから愛されない」という思いが増幅していき、ほんとうに愛されているのではないという不信感が芽生えてくるのです。




少女2


◆なぜ「ありのままのあなた」では愛されないのか?



「愛されない」には「愛されない」だけの何らかの理由があるのです。
「嫌われキャラ」や「相手にされないキャラ」には、それなりの原因があるということを知らなければなりません。あなたのことを嫌ったり、相手にしない人たちが悪いわけではないということです。
しかしながら、そういう人に限って、自分の問題は棚に上げて、「どうしてわかってくれないのよ!」「どうして認めてくれないのよ!」と自分を受け入れてくれない相手に怒りを向け、責めるのです。なかには、「相手が自分を認めたら、自分も相手を認めてやる」「愛してくれたら、愛してやる」といった高飛車な考えを持っている人もいます。そんな考えだから、認めてもらえないし、愛されないのです。

こういう種類の人たちは、「自分自身のことが全然わかっていない。身の程を知らない。自分のしたことを反省することがない。自分が悪いと思っていないから、謝ることもない。自分のことばかりに囚われている。自己中心ゆえに相手の気持ちを真に考えたことがない」という共通したクセを持っています。

人間というのは、素直で可愛げのある人を好ましく思うようにできているのです。
犬でも尻尾を振って懐いてくると可愛いと思いますよね。攻撃的で人を見たら、吠えてばかりいる犬を可愛いとは思いません。
人の言うことを素直に受け取り、可愛げがある言動をしていれば愛されるのに、必要以上のプライドや我(エゴ)を出し、見境もなく偉そうな言動をして相手に不快感を与えるから、嫌われ、相手にされなくなるのです。
何かと人が言ったことを悪く受け取ってしまい、勝手にくよくよ悩んで、ネガティブ霊を呼び寄せたり、悪霊に入られたりするような面倒くさい人は、誰からも愛されることはありません。自分が愛されない原因にしっかりと気づくことが大切ですね。


二つのハート


過日、NHKの「知恵泉」という番組で、「野口英世はなぜ愛されるか?」という内容をやっていました。野口英世は「愛されキャラ」だったようです。
人の言うことは真に受けろ!」「夢を共有しよう!」「恩は倍にして返せ!」「究極の大返し作戦-愛する人への恩返し」という項目が挙げられていましたが、それらのことを信念をもって実行したため、多くの人に愛されたということです。
野口英世は、相手が愛したくて仕方がなくなるような魅力のある人だったのですね。




◆もともとの中心軸が歪んでいる

愛着障害がある人は、まちがいなく異常波動になりやすいです。
悪霊がたくさん寄ってくるのは、「愛着障害」というところでしっかりと共鳴しているからです。
愛着障害がある人は基本的に「歪んでいる」と言ってもよいでしょう。
歪んでいるからカン違いを起こすのです。
歪みが大きければ大きいほどカン違いは甚だしくなります。
カン違い、とんでもない思い違いをして、まちがった捉え方をしているから、ますます歪むのです。
そういう人が死んだら悪霊となります。
人霊の歪みが大きい人が悪霊となるのです。
悪霊が超面倒くさいのは、歪みがあまりにも大きいからなのです。



◆カン違いは妄想癖と繋がっている



妄想とは、「根拠もなくあれこれと想像すること」です。

仏教用語としては、「とらわれの心によって、真実でないものを真実であると誤って考えること。また、その誤った考え。妄念。邪念」となっています。

さらに意味を調べると、「根拠のないありえない内容であるにもかかわらず確信をもち、事実や論理によって訂正することができない主観的な信念」とあり、「現実検討能力の障害による精神病の症状として生じるが、気分障害や薬物中毒等でもみられる。内容により誇大妄想・被害妄想などがある」と書かれていました。

統合失調症という病気がありますが、その病は妄想を現実と思いがちで、「自分は嫌われている」という被害妄想や不信感が激しく生じるので、人間関係がうまくいかないのです。自分は愛されていないと妄想して、ひとりで苦しんでいるわけなのです。

歪みが少ない人からすると、歪みの大きい人のことは理解できません。
理解しようと思っても、素地・土台がまったくちがうからです。すでに土台が斜めになっている、中心軸がずれているわけですから、同じように斜めになって軸がずれていて、同じような歪みを持っている人同士しか理解できないわけです。

「以心伝心」は同じ波動・波長をもった人同士で起こることです。
弟子が師と同じ周波数となったとき、はじめて師の思いが伝わるということを過去記事で書きましたが、すべての人は自分の波長と合うものだけを受け取り、異なるものは受け取ることができないのです。
いくらお釈迦さまが深遠な真理を説かれても、波長が異なれば「馬の耳に念仏」です。真に理解ができ、心に響くことはありません。そこに「共鳴の法則」が働いているのです。
ですから、歪みの少ない正常波動の人が、根本的に歪んでいる異常波動の人の発想を理解することは困難であり、不可能なのです。だから、理解はされないのです。




雪うさぎ


◆素直になる


では、どうしたら、歪みを少なくできるかということですが、斜めになっているものを水平にするしか手立てはありません。
わざと自分の思っていることの逆を言ったりしたりする天邪鬼なら、意識してそのまた逆をすればよいのです。そうしたら、自分の思いの通りに素直な自分を表すことができます。
愛されたいのに、いつも天邪鬼を実行しているから、ますます相手からは理解されなくなるし、愛されなくなるのです。

愛されたいなら、まずは素直になりなさい。
そして、自らを愛しなさい。

自分に失望し、自分を信頼せず、自分を愛してもいないくせに、人から愛されたいと思うこと自体が無理難題であるのです。
そう言うと、必ず自分自身に対して罪悪感を持つ人が出てきますね。
「自分が悪い性格だから愛されないんだ」「愛されるに値しない人間なんだ」と。
そう思い込んでしまうと、意識が自分の欠点・駄目なところにばかり向いてしまいます。そして、その駄目なところを強く責めてしまうのです。
また、そんな自分を悪・有害だとみなして、「自分と関わると相手の人を傷つけるし、関わらない方がよい」と、相手との距離を取ろうとしたり、自ら去っていくケースもあります。
確かに悪霊ばかりを連れているような人は、他者に迷惑をかけますから、関わりを断とうとする気持ちはわかります。しかし、それを怖れて関わりを断つのではなく、有害な自分ではなく、無害な自分になる。悪霊と共通することのない、異常波動を呼び寄せない自分になっていく決意と努力をしてほしいと思うわけです。それには、波動修正をしてみることや自分の課題をクリアしてみるといった積極的な姿勢が必要です。

自分自身に対して、諦めてしまわないこと。
これが必要不可欠です。



◆自分の弱さを認めること


パーソナリティ障害や統合失調症の傾向があるだけではなく、悪霊やネガティブ霊に日夜悩まされている人の多くは、過去生から来ているものが多いということをお伝えしましたが、その根底にあるもののひとつとして「弱さ」があります。

好きな相手に嫌われるのを怖れるがために、相手から「NO」を言い渡される前に、自ら嫌われるようなことをわざと相手に言って、それで嫌われたのだと思うと幾分かは救われるので、そういう意味で悪態をついてしまう人がいます。自分がこれ以上傷つかないための防衛策ですね。本当に気質が弱い人です。そこまでして自分を守ろうとするほど弱いわけですから、可哀想になってきますね。

分離を選択してしまうと、もうその相手とは関わることがなくなるので、その相手に愛される機会は永久になくなってしまいます。たとえまた新しい相手を見つけたとしても、同じことが繰り返されます。その課題がちっともクリアされないからです。その課題から逃げている限り、いつまで経っても卒業はできません。

「幸せになりたい」と願っているのに幸せになれないのは、「こんな自分が幸せになれるはずがない」と、幸せが訪れる前に自ら拒否しているからです。本人は気づいていないようなのですが、わたしにはそれがはっきりと見えます。
自ら蒔いた種(原因)が、自分に戻ってきている(結果)だけなのです。
誰のせいでもない。すべて自分がそのストーリーを作ったのです。自分がそうなるように設定し、仕向けたのです。
自分の思い通りになって、さぞかし満足でしょうと言ってさしあげたいですね。

弱い人が虚勢を張って生きていても、弱さは至る所で現れて来るし、弱いがゆえにしていることが、わかる人にはすぐに覚られ、正体を知られてしまいます。
まずは自分の弱さをきちんと認めること。そして、表面的に強く見せるのではなく、内面を強くすることにフォーカスしていただきたいと思います。

人に認められない・愛されない・理解されない「困ったちゃん」の特徴としては「困ったちゃんの心理①&②」を再度ご覧いただきたいのですが、そこには書いていない特徴として「基本的に弱い」「頭が正常に機能していない」ということを挙げておきます。
人に理解されにくいケースとして、「※おとなの発達障害」という可能性もありますので、その傾向がある人は、「おとなの発達障害」について探究してください。

※おとなの発達障害:事務的、技術的な仕事や勉強はできるのに、対人関係にはまるでセンスがなく、空気が読めず、自分勝手な理解のしかたや行動をしているような状態を指し、多くの人から「困った人」として見られ、理解されない。




ハート・ラヴ


◆ROMの伝言


愛される人は、
人を愛することができるがゆえに、人にますます愛される。

愛されない人は、
人を愛することができないがゆえに、人に愛されないままである。

他者のために何かを与えられる人は、
他者のために与えられるほどに豊かですばらしい存在であり、
豊かですばらしいがゆえに誰からも愛される。

他者のために何も与えない人、自分にばかり投資をしている人は
自己中心的であるがゆえに誰からも愛されない。

あなたは人から真に愛されたいのか?
だったら、人を本気で愛しなさい。

人を愛せないのは、あなたがあなた自身を愛していないから。
気になる相手のことさえも全然愛してはいない。
求めるばかりで、感謝すら忘れている。
相手を愛していない自分に気づきなさい。

あなたが相手から愛されていると実感したいのなら、
あなた自身が相手を愛さなければならない。
そうすれば、相手が自分を愛してくれていることに気づくだろう。

愛されるための努力はいらない。
いつもハートを全開して、素直さをもって人の気持ちを受け取りさえすれば、
あなたは愛される。

相手からの愛を待っているのではなく、自ら愛を与えなさい。
認めてもらおうとか、愛してもらおうとか思わずに、
ただただ相手が喜んでくれることを、見返りを求めず無心にやりなさい。

光への献身を目標としている魂は、
光に従い、光に心を捧げなさい。
無償の愛を捧げなさい。
そうすれば、やがてあなたは光に認められ、愛される。
光は愛と信頼を含んだ温かな優しい微笑みをもって、
あなたを包み、抱きしめてくれるだろう。

2016年 12月20日 
ROM&光のお母さんより




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