「バレンタインデー」からの考察

2014年02月13日 18:45


★ バレンタインデーからの考察 ★



明日はバレンタインデーですね。
すでにチョコレートを用意されている女性もいらっしゃると思いますが、
今回は、ちょっと「バレンタインデー」について考えてみました。




       プレゼント
      


皆さんもご存じの『バレンタインデー』、もしくは『セントバレンタインズデー』(St. Valentine's day)は、現在世界各地で『男女の愛の誓いの日』として2月14日に祝われていますね。
しかし、元はローマ皇帝の迫害下で殉教した聖ウァレンティヌス(テルニのバレンタイン)に由来する記念日(269年2月14日)だったという説があります。

ローマ帝国の皇帝だったクラウディウス2世は、「愛する人を故郷に残した兵士がいると、士気が下がる」という理由で、ローマでの兵士の婚姻を禁止したといわれています。
兵士の婚姻が禁止されていたにもかかわらず、当時秘密で兵士を結婚させたということで捕らえられ、処刑されたあるキリスト教司祭がいました。それがウァレンティヌス(バレンタインのこと)だったというわけです。

処刑の日は、ユノ(すべての神の女王であり、家庭と結婚の神)の祭日であり、ルペルカリア祭の前日の2月14日があえて選ばれました。バレンタイン司教は、ルペルカリア祭に捧げる生贄とされたというのです。
このためキリスト教徒にとっても、この日は祭日となり、恋人たちの日となったというのが一般論のようです。

このことからしますと、バレンタインデーの歴史は、ローマ帝国の時代にさかのぼる頃から始まっていたということが言えましょうか。
2月14日が「バレンタイン司教の処刑された記念日」というのは、主に西方教会の広がる地域において伝えられていたようですが、恋人と関連付ける習慣は、正教会では特に行われてはいないようです。




      聖バレンタイン


~バレンタイン( San Valentino )についてのエピソード~

ローマ皇帝クラウディウス2世は、戦士の士気の低下をおそれて兵士たちの結婚を禁止していました。
バレンタインはこの禁令に背いて恋人たちの結婚式を執り行いました。
結婚したばかりのカップルに、彼は自分の庭から摘んできたばかりの花を贈ったのです。
そのことが発覚し、彼は捕らえられました。

バレンタインが監獄にいたとき、彼を訪れては説教を聞いていた看守の召使の娘がいましたが、その娘の目があるとき見えるようになったというのです。
この奇跡を信じた彼女の家族がキリスト教に転向したため、皇帝は怒って彼を処刑したといいます。
処刑の前日に、彼がこの娘に宛てた手紙には「あなたのヴァレンタインより」と書かれていたのだそうです。

素敵なお話ですね。



   ピンク2


★ 日本に定着したバレンタインデー ★



日本でこの行事が定着したのは1970年代後半だったといわれます。
その内容は皆さんもご存じのように海外とは異なり、「日本独自の内容」になっていますね。
つまり日本の社会に、主に「女性が男性に親愛の情を込めてチョコレートを贈る」という「ジャパニーズ型バレンタインデー」の様式が定着したということです。
「バレンタインデーにチョコレートを渡すのがいいのでは?」と最初に考案して実践したのは、大田区の製菓会社なのだそうですが。

ウィキペディアからの情報によりますと、「現代日本社会におけるバレンタインデー文化の、起源、普及過程、社会的機能、歴史的意義などについては、民俗学、社会学、宗教学、歴史学(文化史、商業史)の各分野から研究されるべき事項であるが、バレンタインデーに関するまとまった研究は存在しない」ということのようです。


バレンタインカード



★バレンタインデーのチョコのやりとりに関する
       日本人の意識調査★



下記は、ウィキペディアからの情報です。
参考のため、一部を引用させていただきました。

2006年2月にインターネットで情報提供を手掛けるアイブリッジ社が実施したバレンタインデーに関する独身男女(20代〜30代)に対するアンケートによれば、回答した300人のうち「チョコレート受け渡しの習慣なんかなくなればいい」という回答がOLで70%、同じく男性社員は50%であった。ただし、OLの反対意見では、女性の側から贈る習慣に反対しているのであって、男性側から贈られるのであれば賛成とする「ご都合主義的意見」も多かったとされる。

同じく、男性側はホワイトデーのお返しが大きな金銭的な負担となっており、この義務的なイベントに対する不快感を強く持っている人が多い。妻子ある男性までも、他人の女性にプレゼントをすることを強要されており、その分のお金を妻や子供に対するサービスに費やしたいと考えている男性にとっても非常に人気がない。中には義務的なイベントを無理矢理作り出して、強制的にチョコを買わせるのは非人道的な卑劣な商法であるといった痛烈な意見もある。

また、労働法の専門家によると、職場内におけるバレンタインデー・ホワイトデー・おごりの強要は環境型セクシャルハラスメントの温床とされており、危険性を指摘する声もある。性別を理由に一定の義務を課し、本人の意に反する行為を強要するわけであるから、環境型セクシャルハラスメントにあたる。しかも、女性のみならず『男性が被害者』になるセクシャルハラスメントである(2007年8月30日 読売新聞)。

一方、同じく2006年2月にマクロミル社によって調査が行なわれ、全国の10代〜30代の1,030名の女性から回答を得た「バレンタインデーに関する調査」では、「日頃の感謝の気持ちを表す機会」が69%、次いで「コミュニケーションの円滑化」(49%)、「楽しい年中行事」(32%)という回答結果であった。
反対に「義務的なイベント」と回答した人は23%に留まっており、義理チョコに対してポジティブなイメージを持っている人が多いという結果となった。
しかし、2007年2月同社による20歳以上39歳以下の会社員女性515名から回答を得た「バレンタインデーに関する調査」では「会社での義理チョコのやりとり、あった方がいい」が26%、「ない方がいい」が74%とネガティブなイメージがあり、調査年齢層の年齢が上がるほど否定的傾向が顕著に強くなる調査結果となった。

チョコレート


~20世紀終盤から2000年代以降の日本人の意識~

日本のチョコレートの年間消費量の2割程度がこの日に消費されると言われるほどの国民的行事となっており、2000年代以降は後述のように多様化している。
女性が男性にチョコレートを贈ると同時に愛の告白をするといった主要目的以外にも、すでに交際中の恋人や、結婚している夫妻、子供同士でも行われるようになり、憧れの男性・女性に贈るケースや、上司や同僚、ただの友人などの恋愛感情を伴わない相手にもチョコレートを贈る「義理チョコ」という習慣が定着しているが、義理チョコは1990年代後半以降衰退傾向にあり、2000年代後半から2010年代前半においてもその傾向は継続している。

また、女性が女性へチョコレートを贈る「友チョコ」の動きが2000年代初旬より広まってきてバレンタイン市場・商戦を支える存在となっており、特に2000年代後半以降、友チョコの市場規模は拡大傾向となっている。

バレンタインデーにおけるチョコの売上停滞に危機感を抱いた関連業界の企業において、友チョコを重視したキャンペーンを行ったり、西欧・米国では当然でも日本では一般的でない行為、男性が女性にチョコレートを贈る「逆チョコ」といった様々な展開で消費活性化を図っている。

逆チョコは特に森永製菓が積極的に展開しており、1960年と同じく2000年代後半以降も大々的なキャンペーンを行っていて、逆チョコ仕様の「逆ダース」を期間限定発売するなど力を入れている。この時期はチョコレート販売店舗で特設会場が設けられたり、商品の種類が多様化するため、その試食を目当てにしたり、輸入品や高級品のように店頭在庫が珍しいものを自らのために買い求める「自分チョコ」を行う者も2000年代以降増えている。


さて、あなたはこれを読まれて、どのような感想を持たれましたでしょうか?

hana


皆さん、チョコレート関連業界における罠にハマってしまってはいませんか?

愛の気持ちを届けるのは何も2月14日に限らない 
ということくらいはおわかりですよね?

いつだってよいのです。
気持ちを届けたいとき、そのときが絶好のチャンスなのです。
贈り物はチョコレートでなくてもいいのです。
贈りたいものをさしあげたらよいのです。

それでもどうしてもチョコをあげたいのなら、
それはそれで自由です。
ご自分で食べたいなら、それもご自由に。

ただ、「バレンタインデーだからチョコレートをあげなくちゃ!」と、
チョコにこだわらないことです。

2月14日やバレンタインデーに便乗せずに、
常に主体的な行動をしていただけたらと願うしだいです。

2月14日はチョコのことよりも、
バレンタインという素敵な司教さんが過去に存在したのだということに
想いを馳せていただけましたら、幸いです。



バレンタインカード2


★この記事を読まれて何か共感を得られたこと、
気づかれたことがあれば、ぜひコメントを残してください。
卑近な日常生活における出来事から人間の意識レベルがわかるのです。
さて、あなたの意識はどのあたりにありますか?




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