自らの無知について謙虚になろう!

2014年01月17日 12:50


★「ザ・プレミアム超常現象」を見て感じたこと ★



1月11日(土)にBSプレミアムで、「 第1集 さまよえる魂の行方 ~心霊現象~ 」と題して、下記のような内容を放映していました。
皆さん、ご覧になりましたか?


イギリスで行われた幽霊城の大規模調査」で、電磁波や低周波音測定器などの最新機器が異常な数値を捉えたこと。電磁波の異常な数値を見た研究者が「まるでレーザー光線のようだ」と語っていましたね。

また、第2次世界大戦中、マーガム城内で兵士たちが皆不気味なオレンジ色の発光体を見たということについて、科学者たちは「電磁波と脳の関係」を動物実験した結果、「脳が見せた幻覚だった可能性がある」として、「光の球は電磁波などの要因で引き起こされるので、皆が同じ部屋にいたのなら、同じ影響を受けたのだろう。同じ幻覚を見たということもあり得る」と語っていました。

「強い電流を流すとプラズマができる」というまるで子どもじみた実験もしていましたが、「そもそも電気がまったく通じていない部屋で、なぜ電磁波が発生したのか?」を調べていたはずですよね。
わざわざ強い電流を流してプラズマを作っても、すぐに消えてしまいました。マーガム城で見られたときのように長い時間は持たなかったというのが実験結果でした。
さらに「不思議な金属音やものが動くという現象は何だったのか?」については、何の回答もありませんでした。

★これでは、あまりにもお粗末すぎますね。
幽体や霊体が、電磁波」だということを、TVに登場した科学者のだれもが知らないなんて、ほんとうに驚きました。

また、幽霊城で調査をしていた人たちや、過去その城で幽霊を見たり感じたりした人たちによると、男性の幽霊が出る場所の近くで、誰もが「冷気」を感じたと言っていました。
それについて、科学者はネズミを使って、ある実験をしました。ネズミの天敵であるヘビの臭いをしみ込ませたシートをネズミの檻に置くと、生存本能のためにネズミの体温が落ちたというのです。
つまり、ヘビが動物の体温でエサだと感知する生体であるため、ネズミはそのヘビに見つからないようにするために本能的に体温を下げたということなのでしょう。

だから? それで、どうなの? と言いたいですね。 
ネズミが体温を下げたことが、人間にも当てはまるとでも言うのでしょうか? 幽霊に殺されて食べられるとでも? 幽霊は人間の天敵なのでしょうか?

幽霊にまったく恐怖心や危機感を抱いていなくても、「冷気」や「寒気」は感じます。
それを感じるから、近くに来たことがわかるわけで、幽霊に見つからないために体温を下げているわけではありません。
幽霊に見つからないためには、オーラを意識的に縮小するという方法が一番ですが、とっさに息を止めるのも有効だと思います。試してみてください。



区切りのライン


臨死体験」についての取材もありましたね。
臨死体験」というのは、人が死にかけているとき、あるいは心臓が停止してからも意識を持ち続け、「あの世」に行きかけて、また「この世」に戻って来た人が見てきた体験(目撃体験)を言います。「体外離脱」も、その体験のうちのひとつと言えるでしょう。

その「臨死体験の謎」を解く大きな成果を上げたとして、アメリカ・ミシガン大学「神経生理学」の博士が死に瀕したネズミの脳の実験結果を発表していました。
その実験で「心停止しても、脳は活動をやめず、振幅が小さくなって、周波数が非常に高くなっている」ことが明らかになったのです。

彼女は「これまでは心停止すると、脳も急速に機能を失うと考えられていたが、常識がくつがえされた」と誇らしげに語っていました。
「心臓が停止すると同時に脳も停止すると考えられていたが違っていた。脳は一生懸命働いていた。脳は生き残ろうと必死で、これは脳に備わったメカニズムなのだ」と語り、「酸素の供給が止まったときのほうが波長が狭く、脳の活動が大きく、より活発に働いていることがわかった」ということ、そして、「それは30秒間にわたって動いていたこと」が、とても画期的な発見かのように報じられていました。

しかし、番組をわたしと一緒に見ていた長女は、「そんなことは既に知っていたよ」と言っており、それを今まで科学者が知らなかったということのほうに驚いていたのです。

Gロック(人体に強い+Gがかかると、心臓より上にある脳へは充分な血液が供給されなくなりグレイアウト、ブラックアウト、などの症状が現れる。さらに強いGがかかると一過性脳虚血による意識喪失【G-LOC = 失神】を起こす)の体験例などもありました。これらは主に航空機のパイロットに見られる症状ですね。

★結局「心停止しても脳が30秒間働いているということ」と、臨死体験者が同じように見る「トンネル」や「光に満ちた美しい世界」とどんな関係があるのか、はっきりしませんでした。

「幽霊」や「オレンジ色の発行体」や「臨死体験」、「体外離脱をして見た光景」などについて、なぜそれらが「幻覚」ではなく、「ほんとうに見えていること」だと思えないのでしょうね?
科学者や医者は、すべて不思議な現象を「脳」の仕業と考える傾向にあります。
体外離脱などは、明らかに肉体(脳)から離れている状態なのです。上からでしか見えない親のハゲを発見したという笑い話もあるくらいで。
その目撃も「脳」の仕業なのでしょうか?


区切りのライン


前世の記憶を突然話し出す子どもたち」の取材は、大変興味深いと思いました。
自分が生まれる前の出来事を次々と語る子どもたちが世界各国に存在することは、故イアン・スティーヴンソン氏の研究などで、皆さんもご存じであると思います。書籍も出ていますね。

今回の調査でも、子どもが語った前世の内容がまぎれもない事実だったことが判明しました。
自分の過去生だったときの姿を、現在に残る有名人の写真集のなかに見つけた子どもがいましたね。
彼の証言はあまりにも詳細であり、すべて合致していました。生まれ変わるのが早かったために、それが判明したようですが。


精神医学のジム・タッカー博士は、つぎのように語っていました。

これらの事例を研究していくなかで、我々は確信していきました。
この世界には単なる物理法則を超えるものがあるのだと。
そして、物理世界とは、別の空間に‘意識,の要素が存在するのだと。

‘意識,は単に脳に植えつけられたものではないのです。
おそらく宇宙全般を見る際に全く別の理解が必要となってくるでしょう。
現在の宇宙観は宇宙を単なる物理的なものとし、物質的なもの以外は存在しないとしています。
しかし、それらの見方を見直し、常識とは異なる方法で見る必要があります。



★タッカー博士と同様に「常識とは異なる方法で見る必要」を、わたしも感じます。
皆さんにもそうあっていただきたいと強く思います。



光の世界



「死後の世界は無い」と断言する科学者たち ★



ところで、英国に筋萎縮性側索硬化症で「車椅子の物理学者」として知られるスティーヴン・ウィリアム・ホーキングという理論物理学者がおられますね。
ブラックホールに関する研究が特に有名だとされており、また「タイムトラベルが不可能である」とする「時間順序保護仮説」を提唱し、それによって過去に戻るタイムマシンは不可能という立場をとっている人なのだそうですが。

ホーキング氏は、2010年9月7日に刊行された新刊書(原著名"The Grand Design")で、量子力学に重力の理論を組み合わせた最新の研究成果から、偶然の一致に見える現象は「創造主なしで説明は可能」、「宇宙の創造に神の力は不要」と主張して、宗教界から批判を浴びたそうです。

また、2011年5月には、人間の脳について「部品が壊れた際に機能を止めるコンピューターと見なしている」とし、「壊れたコンピューターにとって天国も死後の世界もない。それらは闇を恐れる人の架空のおとぎ話だ」と否定的な見解を述べて、改めて宗教界との認識の溝を示したそうです。
科学と宗教の分離はいつまで続くのでしょうか?


★「この世」での科学では、「あの世の世界」つまり「死後の世界」を調査し、解明することは原理的には不可能だと言ってもよいのではないかと思います。
だいたい「あの世」から見れば、「この世」は「幻想の世界」であって、譬えてみれば、スクリーンに映し出された映像にしかすぎないのですから。
その映像はどこから投射されているのかと言えば、「あの世」からだと言うことができます。
つまり「あの世」は映写機的存在で、「この世」は手でつかむことのできない映像にしかすぎないのです。
そんな「あの世」から見てみれば、「死」というものはないわけです。生き通しであるはずですね。

科学者たちが「死後の世界は存在しない」と断言されるのなら、ある意味では「それも正解かも」言えるでしょう。その代わり、「生まれてくる前の世界は存在する」ということになります。そこから皆やってきたのですから。
「この世」で使用していた肉体を脱げば、以前にいた「あの世」という領域に戻るだけなのです。
わたしたちは死んでから「あの世」に行くのではなく、「あの世」に最初からいて、そこから「この世」にやってきた存在だということです。

というわけで、文字通りの「死んでから行くという特定の死後世界はない」と言ってもよいかもしれませんが、「人間死んだらそれですべて終わり」で、「意識の継続はありえない」と断言することはできないのではありませんか? ということです。



船のライン - 2



★ 自らの無知について謙虚になろう! ★



さきほどお話ししましたように、「死後の世界など無い」と断言する科学者はじつにたくさん存在します。
ザ・プレミアム超常現象」で、ネズミの実験をした女性科学者もそう断言していました。
お気の毒にと思います。なぜなら、「自分は感知能力がなくて、何も体験したことがなく、気づきもない、ほんとうに無知な人間です」と言っているのと同じだからです。

同じく「ザ・プレミアム超常現象」に登場した臨死体験をしたある男性は、臨死体験の後、自分の内側から繰り返しあるリズムが湧いてくるため、ピアノを弾くようになっていました。その湧きだしてくる曲を弾いていましたね。

彼は「人間の意識は死を超える」ということに気づいたと語っていました。
そして、「誰が何と言おうと、私は自らが経験した事実を信じて生きていきます」と。
自らの体験が一番信頼に値する」ということを、彼は悟ったのです。
すばらしい体験に感謝ですね。


番組は、ジェフリー・ロング博士のつぎの言葉で終わっていました。

宇宙では、私たちが知るよりはるかに多くのことが起きています。
この惑星に住む全ての人は、自らの無知について謙虚になるべきなのかもしれません。



★今回の「ザ・プレミアム超常現象」は、なかなかいい感じの終わり方をしていると思いました。
次回(1月18日午後9:00~10:30)は
秘められた未知のパワー ~超能力~」です。
この番組に興味のある方はご覧になってみてください。
明日ですヨ!



船のライン


★ トラキア人の死生観 ★



最近、長女が「人の誕生を悲しみ、死を喜ぶ民族がいる」という話をしていました。
何という名の民族かは忘れたということですが、おそらくそれは紀元前5000年頃に存在したトラキア人という民族なのではないかと思いました。
「トラキア」というのは、現在の「ブルガリア」を中心とした地域に栄えた黄金文明を指します。

ギリシャの歴史家であったヘロドトスは、「トラキア人は、子どもが生まれた時はその人生に起こるであろう数々の苦労を嘆き悲しむけれども、誰かが死んだときは憂き世の苦労を免れて至福の境地に入ったと言って、喜々として埋葬を行う」と述べていたそうです。

つまり、赤ちゃんが誕生すると、その子がこれから経験する多くの苦難を思って、「嘆き悲しむ儀式」をし、死ぬ時は、苦しみから解放されて、本来の安らぎの世界に帰還することを信じて喜び、「お祝いの儀式」をしてその旅立ちを祝ったということですね。
そのために、墳墓には故人の愛用品や、来世で必要な食べ物、装飾品、武器や武具、そして、さまざまな調度品などを一緒に納めたということです。

近年は、特にブルガリア領内でトラキア時代の遺跡発掘が進み、「黄金文明」と呼べるほどの精巧な金細工が多数発見されているようですね。


トラキア文明黄金のマスク
    トラキア王の黄金のマスク


ふたつのハート

人が肉体を去った時にこそ、盛大なお祝いをしたというトラキア人。
それは、「あの世」と「この世」の真相を知った賢い人たちの死生観であるとわたしは思うのですが、皆さんはどのように考えられるでしょうか?

量子物理学の研究を続けたアメリカのデヴィッド・ボーム氏は言っていますね。
宇宙は二重構造になっていて、
物質的な宇宙(明在系―エクスプリケート・オ―ダ―)の背後に、
もうひとつの目に見えない宇宙(暗在系―インプリケート・オーダー)が存在する
」と。

皆さん、「あの世」と「この世」が表裏一体であることを考えると、
何やら楽しくなってきませんか?





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