「試練」を乗り越えて

2013年11月02日 11:00


★ 「課題の個人レッスン」レポートから ★



今回は前回の記事の最後に予告しておりました埼玉県のS.Kさんのレポートを掲載します。
彼女は10月の「課題の個人レッスン」をされる前に、「数秘リーディング」で自己探究を始めておられました。
その際のレポートは、記事にも掲載させていただいたので、記憶に残っている読者さんもおられるかと思います。
過去記事「あなたはどのタイプの愚か者?」の「* 扉を開けられなかった本当の理由 *」を書かれた女性です。 

彼女の「今現在の課題」ということで、わたしのハイアーセルフが出したキーワードは『試練』でした。
試練』とは、自分自身で設定したチャレンジのことですが、「あなたはいったいどんな試練を自分に与えたのでしょうか?」という質問を記しました。
そうしたら、下記のようなレポートが届いたのです。
(大切だと思う箇所は色を変えています)



船のライン - 2

カヴィーシャ様   2013.10.15  S.K

最近の出来事から
『思考の癖』
①相手からのネガティブな感情が返ってくると自分のせいだと思ってしまう
②罪悪感からそのネガティブな感情から相手を脱却させたいと思ってしまう
この思考の癖は、自分自身を愛せないことに繋がっていました。

なぜ自分のせいだと思ってしまうのか考えると、自分の言動のあと、相手の反応が返ってくるため、私がネガティブな状態にしてしまっていると思い込んでいたようです。

実際は、自分が無意識に思考や感情を選択しているように、私の言動後、相手が無意識に思考や感情を選択しているという事実に気づかずにいました。
相手が自ら選択しているという事実、そしてその選択は自由であり、そこからの学びもまた相手のものであるということ、それは私のコントロール出来るものではないということを理解しました。私がコントロールをするということは、相手の成長の機会を奪うことにさえ繋がるということに気づきました。

なぜポジティブな感情なら罪悪感を抱かないのにネガティブな感情なら罪悪感を抱いてしまうのか。これはネガティブな感情を私自身が否定的に見ていることを示すものでした。
ネガティブな感情は悪いものですか?
この問いに対し、ネガティブな感情とポジティブな感情の違いについて考えてみました。
魂の成長の視点ではどちらも必要なもので、ネガティブな感情は成長を促す為に必要であり、ポジティブな感情は成長する過程に必要なものであることに気づきました。
こう考えるとネガティブな感情も今成長段階にあるのだな、と自分においても他者においても、見守ることが出来、感情に支配されない自分になれるように思います。

カヴィーシャ様から頂いたアファメーションに
『自分自身の感じる真実に責任を持ちます』と書いてありましたよね。
私は欲張って、他者の感じる真実にまで手を出そうとしていたようです。また、これらの最近の出来事は、しっかりと自分自身を愛しなさいと促されているように感じました。 
自分が目指したい方向は、まず自分をしっかりと愛する、そして他者も愛せるように発展させていきたいです。
そのためには、相手の選んだ感情等も全て相手の選択したものであり、その選択を尊重し相手の成長を見守ること、今までの相手の成長の機会を奪ってしまう古い自分(不必要となった自分)を解放し、今までの古い私は、今までの私を支えるのに必要だったから頑張ってきたけれども、これからは新しい自分が必要と感じる自分の声に素直に耳を傾けていきたいです。


カヴィーシャ様の仰る、古い自分の解放という言葉、本当に素敵ですね。
なぜ捨てるではなく解放なのか、それは自分自身を愛しているから、古い自分も肯定的に愛し、解放してあげるという意味が含まれているのですね。不思議と頑張ってきた古い自分に対し、否定的な気持ちでは無く、ねぎらうような言葉が出てきました。
きっとこれからも古い自分を解放する機会が沢山でてくるのかもしれませんが、新しい自分を抱きしめ、感謝の思いで古い自分を解放してあげたいです。



     紫の妖精2.

★カヴィーシャ: 以上のレポートを読み、「数秘リーディング」での探究時よりも、さらに認識が深まって来た彼女に対して「試練という課題は難しかったでしょうか?」とお尋ねしました。
そして「あなたが今生でどんな『試練』を選択してこられたか、そして、今どんなふうにクリアしようとしているかを、もう少し深めてみてください」というコメントを送りました。

下記は、その後届いたレポートです。ここでは、わたしのコメントを入れたものをそのまま記載しています。




船のライン

カヴィーシャ様     2013.10.23 S.K



試練』この課題は私にはとても難しく、中々深く考えを掘り下げられずにいました。
自分自身に与えた『試練』とは?私がハイアーセルフに促されている『チャレンジ』とは?

数秘リーディングで教えて頂いた1と2のエネルギーを意識的に、バランスをとることが私の課題ではないかと思います。
私は昔からネガティブな感情や思いを表出させることが苦手で抑圧する傾向にありました。対人関係において、親しくなればなるほどその傾向は強く表れ、自分のネガティブな部分を表出することは相手から嫌われたり受け入れてもらえなくなるのではないかと不安や恐れを強く感じるからでした。
相手に甘えたり、お願いすることに難しさを感じ、我儘だとか図々しいと思われるのではないかと恐れていました。他者が甘えたり我儘を言う姿をみると自分の気持ちに素直な人だと、また自分の気持ちを素直に表出でき羨ましいなと思っておりました。

また親しい間柄になればなるほど、嫌われるのではないかという恐れから相手に対するネガティブな感情を抑圧する自分がいました。言い争いになるような主張等は控え、気がついたら物分かりのいい自分を演じ、自分のネガティブな部分はできるだけ隠し、ポジティブな自分だけを相手にみせようとしていました。しかし、自分のありのままの真実を出せず無理しているため、とても辛くなり結局はその行為が自分自身を苦しめていました。 
なぜそれほどに不安や恐れを抱くのか、それは相手に自分を受け入れて欲しいと依存する心があり、受け入れて貰えなかったときに傷つく自分が怖いからだと思いました。まさに他人を必要とする私がいたのです。

そして、身勝手な話ですが、例え自分が見せてきた物分かりのいい私を受け入れてくれたとしても、結局それはありのままの真実ではないと反発し、演じた自分に苦しめられ、自分のネガティブな部分を出すことが更に難しく感じられ、どうしたらいいのか解らなくなり、大切にしたい関係だと思うのに結局自滅してしまい、その関係を壊してしまうような経験がありました。
             

★カヴィーシャのコメント: やはり、ありのままの自分を愛してほしいということですね。ネガティブな面もポジティブな面も併せ持った自分を丸ごと認めてほしいということですね。
それなら、最初からそういう自分を、恐れを抱かずに出さなければなりませんね。


受け入れて貰えないことへの不安や恐れはもちろんですが、何よりも本当は私自身がネガティブな自分を受け入れられずにいたのだと思います。私がネガティブな自分を恐れ、蓋をし、その存在さえ無かったことにしようとしていたのです。

★カヴィーシャのコメント: その通りですね。


まずは自分自身が、我儘な自分や図々しい自分など色々な自分がいることを受け入れたいと思います。そして親しい相手に対するネガティブな感情も受け入れ、その上で自分が必要であると感じれば、自分の感情や思いを表出させていきたいと考えます。
表出後の相手の反応を気にして自分を抑圧することよりも、先ずは自分の内にある真実を認め受け入れ、しっかりと自分自身を愛せるようになりたいと思います。
私が自分自身をしっかりと愛することが出来れば、私自身が愛の源泉となり、相手が私を受け入れられなくても、その事実を事実として受け止めることが出来、ネガティブな感情に巻き込まれなくなると思うのです。
他人に依存するのではなく、他人を必要とする必要が無い自分になれるようになりたいと思います。


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★カヴィーシャ: このレポートを受け取ったとき、わたしのハイアーセルフはすぐに新しいキーワードを伝えてきました。それは、「先祖代々に伝わる問題」という内容でした。

先祖代々に伝わる問題」は、ちょうどもうひとり課題に取り組んでおられた女性にも出されたキーワードだったのですが、同じテーマが連続して出てきたことに対し、「今生の課題」というものは、自分自身の過去生からの影響にしろ、他者から伝えられ与えられたものにしろ、「過去からのもの」がつよく影響しているのだということを、再度認識させられた気がしました。

この「先祖代々に伝わる問題」は、母方か父方の家族、または両方に伝わって来たパターンのことを指しますが、先祖のことをまるで知らない場合は、大変難解です。
家族のパターンは「トラウマ」が原因ですが、それぞれの代によって異なった症状が現われるようです。
たとえば、病気が生じるということもあるでしょう。人間関係の問題として表れる場合もあるでしょう。また、自分の価値を認めないことや恐れから来ることもあるでしょう。欠乏、ハートブレイク、死に方などまでいろいろです。これは、その人が生まれたときからすでに先祖から引き継いでいるものです。
先祖代々に伝わる問題」は、その人の人生にトラブルを引き起こすもっとも重要な問題のひとつなのです。

先祖の誰かに何かが起きたために、その人がそのときに抱いた特定の問題が代々子どもに伝わることになったわけですが、今その課題に直面しているご本人に伝えたもっとも近親の人は、その人の両親のどちらかであるということになります。
その内容が何であるかを突きとめることが今緊急に必要だということが、そのキーワードではっきりとわかったのです。

過去生回帰をするとわかる場合が多いのですが、すぐにその作業が出来ない場合は、自分で自分に質問をして直観で答えていくことで発見できることもあるのです。
そこで「あなたは、母親か父親から何を伝えられたのでしょうか? これが、あなたの今生での『試練』」となっているように思います。ようやくあなたの『課題』の原因を知る時期が到来しましたね。ここからがとても重要となってきますので、さらに真剣に取り組んでいただきたいと思います」というコメントとともに、9個くらいの質問を書いて送りました。

すると、即刻彼女は自分の父方の先祖の4代前(江戸時代)からの大変詳しいお家の事情をレポートしてこられたのです。
これに関しては、彼女のお家のプライベートなことなので、すべて省略させていただきますが、彼女が父親について語っておられた内容の中に、彼女と彼女の父親が一致しているクセのようなものを見いだすことができました。

それは、「自分のネガティブな部分はできるだけ隠し、ポジティブな自分だけを相手にみせようとしていました。しかし、自分のありのままの真実を出せず無理しているため、とても辛くなり結局はその行為が自分自身を苦しめていました」というレポートの中にあった文章が、そのことを知らせてくれていたのです。

自分のありのままの真実を出せず無理している
これが、お父さんと彼女の一致している点でした。そして、それが「先祖代々に伝わる問題」だったのです。
Sさんはつぎのように書いておられます。


紫の泡・ライン


私と父の一致している点

1.父は幼いころから優秀だった叔父と何かにつけ比較されていたようです。何もしなくても常に優秀な結果を得られる叔父と一生懸命勉強してようやく結果が得られる父の違いを祖父に指摘され、その後一切の勉強をしなくなったと言います。父は叔父に対し劣等感を持っているのだと思います。私も同じように姉の人間性に劣等感を抱いておりました。姉は本当に素晴らしい人間性を持っていると私も思っているのですが、比較されると、私が劣っていると言われているように感じ、嫌な気持ちになってしまいます。でも真実はいつも比較されている訳ではなく、自分が勝手にいつも比較し、自分の価値が見いだせないでいるのです。
本当は誰かに私も認めて欲しいという欲求があったのだと思います。誰かに認めて貰わないと自分の価値が見いだせないのです。

2.母は父のことを口だけで実行が伴わないと言っておりました。これは私も同様で、以前気づきのレポートでお伝えした愚か者の話に繋がります。また父も、未知なる扉をまだ開けてもいないのに恐れ、扉を開けた時に上手く対応できない自分を想像し、傷つくのが恐いから、扉を開けられない愚か者の私と同じだということです。

3.誰かに自分を必要とされることに自分の価値を見いだしてしまうのも共通点のように思います。
父にとって頼られることは、自分を評価して頼って来てくれているのだから、それに応えたいという思考が働くようです。私も同様に昔から、人に必要とされてないなら生きる意味などないと本気で考えておりました。人に必要だと思って貰うことは私の存在価値を他者に認めて貰うことでもあり、無理をしてでも自分の良い一面ばかりをアピールし、私を必要だと思って貰う必要があったのです。
父も私も他者を必要とし、自分の価値を他者の評価に求めていたのです。



紫の泡・ライン

これは、彼女だけの問題ではなくて、人間の多くがもっている大きなまちがった思い込みであり、要求であると思います。
自分の価値を、なぜ他者に認められなければ見いだせないのか? 
それは、自分自身が自分を認めていないから。愛していないからですね。

Sさんはそのことをしっかり認識しておられます。それに気づくことができた彼女はすばらしい存在です。
わたしはSさんにお伝えしました。「素直に『わたしって、すばらしい!』と認めてあげてください」と。
そして、「あなたはこの問題をどうしたら食い止めることができるのか、これからあなたがする必要のあることをまとめてみてください」とコメントした結果、下記のお返事が返ってきました。



     ピンクの妖精2013/10/27  S.K

まず、他者に評価を求めないこと、そしてありのままの自分を認め、受け入れ、ありのままの自分を愛することが出来るのは自分自身であることを自覚し、しっかりと愛することでこの問題を食い止めていきたいと思います。
真の単独者となれるように他者に必要とされる必要を感じなくなり、自分独りでも満ち足りた自分になれるように意識して、自分の思考を変えていきたいと思います。

ありのままの自分を愛せれば、自分を信じることが出来るので自分の感情や思いを表出することに対して、必要以上に相手の反応を恐れることなく、勇気を持って表出することができるのだと思います。
そして1と2のエネルギーのバランスをとることを学び、統合できたとき、真に自由となることができるのではないかと考えます。

カヴィーシャ様の記事で単独者のテーマの内容がなぜ心に強く引っ掛かったのか解ったように思います。
数秘リーディングの気づきは、私の『課題』にも繋がっていくのですね。
常に自分の思考を意識しながら、今までの思考の癖を少しずつでも変えていきたいと思います。
私自身にこのような思考の癖があることに気づかず、ましてその原因について探ることなどカヴィーシャ様のお導きがなければ到底出来ませんでした。
ここまで導いて下さり本当にありがとうございます。
カヴィーシャ様のお蔭で辛く苦しかった自分を解放できるように思います。

***愛と感謝を込めて***    



                    ブルーの妖精

★このレポートが届いた後、ハイアーセルフに確認をし、S.Kさんが今回の「課題」をみごとに終了されたことをお伝えしました。また今後、新しい課題は出てくるかもしれませんが、今回の「試練」は卒業です。

Sさんは、長い間、閉ざされていた扉のひとつを、今ご自分の手で開かれたのです。
彼女は先祖の中でだれも手をつけなかった「先祖代々に伝わる問題」を追及し、その問題が何であったのかを発見し、確認し、納得されました。彼女の代で、この長きにわたって子へ伝えられてきた「問題」を食い止めることができるのです。
これは、彼女が短期間に真剣に課題に取り組まれたからこそできたことですね。
このことに関して、心から誇らしく思っていただきたいし、これからは、自信を持って生きていっていただきたいと思います。

数秘でいうところの「1のエネルギー」は男性性を表わす陽のエネルギーであり、自己確立と自信のエネルギーです。そして、「2のエネルギー」は女性性を表わす陰のエネルギーであり、調和とバランスのエネルギーです。
相反するエネルギーでありながら、どちらもなくてはならない貴重なエネルギーであり、そのふたつを統合することが、彼女だけではなく、人類の究極の課題なのです。

Sさんは、2013年10月28日のカヴィーシャのコメントを受け取られ、1カ月間の課題をめでたく終了されました。
扉を開くことができて、ほんとうにおめでとうございます!
 


ふたつのハート
彼女と同じような「課題」をもって苦しみながら生きている人は、必ずいらっしゃると思います。
自分を愛し、自分を認め、他者を必要としない人にとって恐れるものなど何もないのです。

あなたも、自分で創った「課題」、今生で選択した「課題」をクリアしてください。
自分自身で設定した「試練」は、必ず乗り越えられるのです。
今生でクリアしましょう。がんばってください!
 


                   


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