高い意識が組み込まれた食物が意識の変容を促す

2012年06月04日 00:40


~生育盛んな植物たち~



わたしの家の庭には、たくさんの植物が生育しています。
大きな背の高い五葉松や霧島つつじをはじめ、一般的なツツジ類、モミジ類などの樹木が所狭しと植えられています。仕事を終えてから、これらの樹木の剪定をするのが夫の日課となっており、それが庭師としての夫の主な趣味です。
樹木以外の草花類は勝手にどこかから飛んできて、うちの庭に自然に根づいてしまったものばかりです。

たとえば、春の庭は、どこにでも見られるスギナとヨモギでいっぱいになります。夫がほとんど抜いてしまいましたが、以前はスギナ茶を作っていたこともありました。
6月に入ってからはドクダミがもう白い花をたくさんつけ始めています。


ドクダミ
    庭に広がるドクダミ草  撮影 光の仕事人


毎年摘んでドクダミ茶を作っています。市販のものよりも断然美味しいからです。これは勝手に抜かれないようにしっかりと確保しています。
オオバコも生えてくることがありますし、フキも自然に生えています。アジサイまで根づいています。
きのうは小さなサンショウの木の赤ちゃんを見つけました。うちに木があるのですが、その種が別の場所に落ちたのでしょう。手でさわっただけで、サンショウの香りが漂います。
どこから飛んでくるのかわかりませんが、庭に自然に生育しているものは「ぜひ使ってね」ということだと思うので、できるだけ有効活用させてもらっています。

最近になってもっとも驚いているのは、テッポウユリが庭の至る所に根づいていることです。
植えた覚えは全くありませんが、石積みの周辺を好み、あちこちに根づいています。
まだ葉っぱだけですが、夏には純白のうつくしい花をたくさん咲かせます。


   うちの庭に咲いたユリ
   昨年咲いたユリの花 撮影 光の仕事人



今年はいつもの年に比べて、そんなユリの本数がさらに増えているのです。
ユリだけではなく、モミジの赤ちゃんも、至る所に数えきれないほど生えています。
長女はそれを抜いてしまうのは可哀そうだと言って、ひとつずつ小さな鉢に植え替えて育てています。
わたしも松の枝の下で増えすぎたユリを鉢植えにしました。そうでなければ、松の枝が邪魔をして、生長できないからです。

散歩道や公園で見る樹木や草花も、なぜか今年は生育がものすごく盛んなように思います。
野菜や果物の収穫もいつもより早いような気がするのですが、皆さんはどうお感じでしょうか?
もう生きられないと知っているからでしょうか、植物たちは我も我もと土から顔を出し、ものすごい勢いで伸びています。ほんとうに異常なほどです。人間にはわからなくても、植物は気づいているのです。
地球がもうすぐ変化することを…。



庭のユリ
毎年純白の花をつける庭のユリ  撮影 光の仕事人




★ 人生で初めての野菜づくり ★



今年の5月の初旬に苗を植えたキュウリとトマトが、現在生長の真っ盛りです。
わたしの人生で初めての野菜作りです。
随分以前から自然農法で野菜を作りたいと考えてきましたが、土地はあっても樹木だらけで、野菜を植える場所がなく、ほとんど諦めていました。しかし、2012年になってからどうしても実行したくなり、プランターをたくさん買ってきて、軒下にずらりと並べ、そこで野菜を育てることにしたのです。

昨日初めてキュウリを収穫しました。長さ23センチ、重さ198グラムもあるりっぱな実で、皆でありがたくいただきました。市販のものよりも断然甘くて美味しいと、三人が感じました。違いがわからないのは夫だけで、舌がマヒしているようです。(笑)
市販のキュウリは農薬の散布がものすごいですから、とても恐いのです。冷蔵庫に入れておいても、すぐに腐ってしまうのは、生命力が宿っていないからです。特に農薬の散布が激しいキュウリやトマトを無農薬で食べられるということは、何よりもうれしいことです。


きゅうり2  キュウリ
   今はキュウリの生育が盛ん           撮影 光の仕事人


昨年は日よけとしてゴーヤをたくさん植えたのですが、今年は本格的にキュウリとトマト作りにチャレンジすることにしました。いろんな種類のキュウリとトマトの苗を購入し、それぞれプランターで育てていますが、発育はすこぶる好調です。ついでに植えたシソの葉も、どんどん増えています。
毎日目に見えて育っていくようすを見るのが楽しみで、庭に出ている時間が驚くほど長くなっています。

今まで植物にまったく関心がなかった長女が、急速に園芸に興味を持ちはじめ、わたしと一緒に花を観賞したり、野菜を育てることが好きになったのは奇跡といえるでしょう。
一番驚いているのは当の本人です。人は変わればすっかり変わってしまうものだということを、しっかりと証明してくれています。
最近は、「花を観に行こうよ」と誘う相手は長女になってしまいました。(次女は仕事に追われて、現在そんな余裕がありません)
4月には桜とパンジー、5月にはボタン園やバラ園、隣の県にあるイングリッシュガーデンにも足を伸ばし、バラの香りを嗅ぎながら素敵な時間を満喫してきました。



ピンクのバラ
イングリッシュガーデンのバラ 撮影 光の仕事人



★ 意識の高い生産者が緊急に必要 ★



皆さんは現在日本の食糧生産に求められていることは、何だと思われますか?

先ほど無農薬の野菜作りの話をしましたが、米作りにしても、野菜作りにしても、農薬(殺虫剤)づけにされた食物が市場に出回って、人間の身体に少なからず害を与えていることについて、もっと強く意識してほしいと考え、今回そのことをお伝えすることに致しました。

食糧生産の現状は、わたしたち人間の意識を大いに反映しているといえるでしょう。
農薬を使用し、それが許可されているといった現状には、生産者の意識だけでなく、消費者の意識が反映されています。
生産者が虫食いのないきれいな野菜を作るのは、いったいなぜでしょうか?
見た目だけがきれいな虫も寄り付かない野菜をわざわざ選び、それを喜んで食べている消費者の低い意識があるからこそですね。
きっと農家では、そんな農薬づけの野菜は恐ろしくて食べていないのではないでしょうか?


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★ 「北の国から」を見て感じたこと ★



最近「北の国から」というドラマの「98時代」のDVDを見ました。
1981年から2002年にかけてフジテレビ系列で放送された人気ドラマで、北海道富良野市が舞台となっています。放送されていた当時は一度も見たことがなかったのですが、昨年に再放送されていたのを見て、その雄大で美しい風景に魅了されました。
そんな美しいけれども厳しい冬の寒さと闘うなかで繰り広げられるさまざまな人間模様。それぞれの人びとの苦悩がしみじみと感じさせられる深い内容であったと思います。なかでも北海道の農家の苦悩は、つよく描き出されていたのではないかと思います。

「98時代」では、長年農薬で汚染された土を有機農法で甦らせ、希望に燃えて自然農法でやっていこうとする人と、広大な土地に農薬をまき散らして殺虫する人との壮絶な争いが描かれていました。
あるとき、無農薬でがんばっていた人の土地で疫病が発生するのですが、これ以上発生すると自分の土地にも被害が及ぶとして、夜中に勝手にその人の土地に侵入して殺虫剤を撒いている人の映像がありました。
それを止めることができなかった農民の絶望と嘆きが伝わってきて、胸がひどく傷みました。
人間の身体によい野菜作りよりも、農家の稼ぎのほうが大切という考えをもった農民がいかに多いかということが、このドラマからもうかがい知ることができたように思います。

葉を食する虫たちを殺す化学物質(殺虫剤)を使用するということは、それを食べる人間自体にも害を与えるということです。
ほんとうは、そんな化学物質に頼らなくても、薬草で代用することも可能なのです。
たとえば、キュウリの葉はたいてい「うどん粉病」に見舞われます。日本の気候上、発生するのは免れないようで、わたしの家でもやはりうどん粉病は見られました。現在純米酢を希釈したものを散布して食い止めていますが、なかなか執拗です。
農家のように大量生産の場合は、安易に化学物質に頼りたくなる気持ちはわからないでもありません。
しかし、その方法は、母なる大地と調和、協力して生産しようという意識からは、遠くかけ離れているように思うのです。


高い意識が組み込まれた食物が意識の変容を促す



人間の食べ物を育て、収穫する人たちは、大地と調和し、協力しながら、いつも神聖な気持ちで臨む必要があります。植物を育てることに対する厳かな気持ちや姿勢が、穀物や野菜に組み込まれ、食べる側の人びとの意識の変容を促すからです。農家の儲けばかりを頭に置いて、人びとに害のあるものを提供していれば、人びとの意識は決して高まることはないでしょう。

わたしたち人間は、通常は食べ物に含まれる意識エネルギーを摂取しています。ブレサリアンではない人間にとっては、食べ物は必要不可欠です。
高品質の食べ物と低品質の食べ物と、どちらのほうがミネラルが豊富で、命のパワーがあるか、だれでも想像はつくでしょう。それをしっかりと自覚する人たちによって、質のよい生命力にあふれた土のなかで栽培され、収穫され、そして調理されることが必要なのです。

あらゆる野菜からそれぞれ最高のエネルギーを引き出し、それをわたしたちの身体に取り入れるためには、そういう気づきをもつことが何よりも大切なのだということです。生産者をはじめとして、わたしたち一人一人がそのことを肝に銘じることが緊急に必要なのです。
新しい意識をもった生産者が、質のよい生命力のある食べ物を生産し提供することで、わたしたちの意識の変化が促されるのだという真実を知ってください。
新しくて、高い意識が組み込まれた食物が意識の変容を促すのです。

近くにそのような意識の高い生産者がいないのであれば、わたしたちが自ら生産するしかありません。
すべての食物の栽培は不可能かもしれませんが、できる限り自給自足の生活を行なっていくことは可能でしょう。

若者たちはみな都会へ行き、農業離れしてしまった日本。過疎化した村。戦後の日本の政治がそう仕向けたのでしょうが、農業の大切さを今こそ知るときが来ていると思うのです。
土地がなくても、プランターでも、袋のなかでも育てることはできます。意識の高い人がエネルギーに満ちた野菜を自ら作り、それをありがたく食することこそが、今の日本人に必要であり、そして今の地球に必要なのです。

これは、食べ物による意識改革です。
この意識改革に賛同してくださり、それを実行することが可能な人は、ぜひ自宅で野菜作りを試みてください。そして、自らの手で育てた野菜を口にするときの醍醐味を味わっていただきたいと思います。





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