映画「アバター」からのメッセージ 

2012年05月05日 13:20


★ 映画「アバター」からのメッセージ ★



皆さんは、2009年に公開されたジェームズ・キャメロン監督の3D映像によって有名となったアメリカ映画「アバター」をご存じのことと思います。
わたしはこの映画が気になって、この連休にDVDを再度観賞しました。
3D映像では見たことがありませんから、その臨場感は味わえませんでしたが、わたしが感じたかったのは3D映像ではなく、そこに描かれ、うったえようとしているその作品の目的でした。

先月にこの映画を見た読者さんから、つぎのような感想をいただいておりましたので、遅ればせながら紹介させていただきたいと思います。


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~読者さんからの感想~


昨日は家事をそこそこにし、2月にTVで放映された映画「アバター」を録画したままになっていたので見ることにしました。
日頃、TVを何時間も見て過ごすなんて時間がもったいないと思うのですが、どんな内容の映画か知らなかったけれどなんとなく気になって録画していました。
見てギョっとしました。
本の「ヴィジョン」に描かれているシーンの再現か?!と思いました。
ブルドーザーが森を破壊するシーン、先住民が追いやられるシーン。
ジェームズ・キャメロン監督が「ヴィジョン」を読んだのか、それとも世の現実を知っているのか、と思いました。
映画を見ている最中「ヴィジョン」の様々なシーンや冒頭のメッセージが頭に浮かんでいました。
なんて人間は愚かなのだろうか・・・
相当ヒットしたであろうこの映画、人間の愚かさにどれだけの観客、視聴者が気づき、その後、自然を大切に、動植物を慈しむ心を育んだか?
映画について見終わってから調べたら、がっくしです。
3D映画として脚光をあびたのですね。
幸いに?我が家は普通のTVなので3Dとしての映像に気をとられることなく見られました。
まったく環境問題、人間の傍若無人ぶりに、焦点があたり論評された様子はなさそうです。
映画を作った監督やスタッフ、出演者は環境問題に目覚めたのかしら?

光の仕事人さんによって私は「ヴィジョン」を知ることになったのですが、どういうわけか私は、すっかりはまっているというか、縁があるというか、ことあるごとに、「ヴィジョン」の内容と私の実生活と結びつくというか、思い出します。
今も蘇ります。
グランドファザーが水を飲む、美しい光景。
自然に対する尊敬、そして水の存在に感謝し、水を作った神に感謝し、水を飲むということに全意識を集中し、 その中(自分)から溢れ出る思いによって
美しい所作が生まれ、ありがたく水をいただく。
なんだか私もトムとともに、その光景を見ていた気分になってきました。
(うふふ、とても今、暖かい気持ちで満たされています)


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この読者さんは、以前に「ヴィジョン」の感想をくださった方なのですが、「アバター」を観て、「ヴィジョン」を思い出してくださったことを、本当にうれしく思いました。
ただ「まったく環境問題、人間の傍若無人ぶりに、焦点があたり論評された様子はなさそうです。映画を作った監督やスタッフ、出演者は環境問題に目覚めたのかしら?」とありましたが、それは大きな誤解ではないかと思います。

ジェームズ・キャメロン監督は、あるインタビューで「人類の歴史は侵略の歴史でもある。植民地時代では、列強が北米や南米を侵略していた。“現地人から欲しいものを勝手に取る”というのが侵略。映画では、侵略される側はどういう気持ちになるかという“被害を受ける人”の側から描いている」と語っています。

襲われた側がどういう気持ちになるかを自問させたいんです。この今の地球を見なさい、政治家たちがやっていることを見なさい、目を開きなさい、ということをこの映画は明確なメッセージとして教えてくれています」と。
(「驚愕映像『アバター』あの“重要シーン”の裏側を読む」より一部抜粋)

上記のような気持ちがキャメロン監督にあったからこそ、豊かな大自然のなかに未知なる動植物が生息し、背丈が3メートルほどもある青い皮膚をした知的生命体ナヴィが住む「パンドラ」という惑星に、地球からやって来た軍隊が容赦なく踏み込んでいく、という構想になったのではないでしょうか?

Amazon.co.jp: アバター エクステンデッド・エディション」 に下記のような項目がありましたので、記載しておきますので参考になさってください。 
  ↓
■パンドラからのメッセージ

ジェームズ・キャメロン監督が映画の公開後、ブラジルで水力発電のダム工事計画に反対するメッセージを伝える映像。高校生の時、油まみれの鳥を見てから、環境問題に関心を持ったキャメロン監督は、授業で「絶滅症候群」という戯曲まで書いたことを語る。ブラジルのマナウスで行われた環境保全会議で講演する様子や、現地を訪問し、部族の人々と交流する様子まで収められている。
環境破壊に反対するキャメロン監督からの強いメッセージを受け止めてほしい。


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この映画は「地球の環境問題」を元に制作されているわけですが、今カナダで、オイルサンド採掘による環境破壊、現地の人々の健康と暮らしへの悪影響、先住民族の権利侵害が問題となっていることとも大いに関係がありそうです。

「資源採掘が引き起こす環境破壊」と「住民の強制移住の問題」などは、そのまま現実で行なわれていることです。
映画「アバター」では、地球から来た軍隊が、ナヴィ族が生活の拠点としている神聖な巨木「ホームツリー」を倒し、彼らを立ち退かせます。情け容赦のない攻撃によって。
ホームツリーの地下には「アンオブタニウム」という貴重な鉱石が大量に埋まっていて、これを使うと地球のエネルギー問題の解決ができ、採掘すれば大金儲けができるという設定でした。

よって、この作品は、世界の発展途上国で起きているさまざまなリアリティに基づいたフィクションであると言ってもよいのではないでしょうか?
「アバター エクステンデッド・エディション」のDVDを観れば、さらに監督の深い意図がわかるのではないかと思います。わたしもぜひ観たいと思いました。

★『ジェームズ・キャメロン監督が「ヴィジョン」を読んだのか、それとも世の現実を知っているのか、と思いました』と書いておられた読者さん、ジェームズ・キャメロン監督は「ヴィジョン」も読まれていると思うし、しっかりと「世の現実を知っている」人だと思いますよ。
少しは誤解が晴れましたでしょうか?


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★ アバターに観るアニミズムの世界 ★



パンドラに登場する「ナヴィ族」は、巨人型の有尾人種で、青い縞模様の肌と、細い手足と腰がとても印象的でした。彼らは大きな目と動く耳、そして、ネコを思わせる鼻と鋭い犬歯、そして、「フィーラー」と呼ばれる尾を持っていました。
フィーラーは、後頭部から伸びたしっぽのようなもので、その長い巻き毛部分の先端を動物につなげることによって、心を通わせて呼びよせたり乗ったりできるわけです。アバターとなった主人公のジェイク・サリーは鳥にも繋げていましたね。

さまざまな不思議な存在のなかに「エイワ 」というのがありました。ナヴィ族にとっては、神のような存在です。
エイワ 」というのは、ウィキぺディアによりますと、「惑星全体に張り巡らされた植物による神経線維ネットワークの総称」らしいのですが、ナヴィたちは自らのフィーラーを繋げることで、この「偉大なる魂の木」にアクセスできるのです。生体電流による情報交感能力を持っているということなんですね。アバターとなったジェイクが、その巻き毛部分の先端を「偉大なる魂の木」と繋げて祈っているシーンがありました。

クラゲさながらのとても美しい精霊のような存在が飛びまわっていましたが、ナヴィではこの木の精霊の出現が、エイワからの「サイン」だと信じられていたようです。
聖なる木の精」や「エイワ」を観て思ったのですが、樹木に宿る精霊を、日本では木霊(こだま)と呼んでいますね。また、それが宿った樹木を「木霊」と呼ぶこともあるようです。実際に木霊が写真に写ることもあるようです。
下の写真は、わたしが過去に知人からもらった木霊の姿です。写っている木霊さんたちが公表することを許してくれたので、ここに載せたいと思います。
(木霊さんたち、とても貴重なものをありがとう。感謝します)


     木霊
          屋久島の木霊さん


日本では太古の昔からアニミズム、すなわち万物に精霊、あるいは神が宿っているという考え方がありましたが、キリスト教などの一神教を信じる国々では、受け容れにくいことかもしれません。
この「自然の中に神が宿る」というナヴィ族の信仰に対して、保守派コラムニストのロス・ドーサットは、ニューヨーク・タイムズ紙で、「映画は、神と世界が同一という汎神論的な考えに共鳴するキャメロン監督の長い弁明」と指摘しており、「カトリック教会の一部からも汎神論の思想が広まることへの懸念の声が出ている」と「ウィキぺディア」には書かれていました。
何と心の狭い人たちでしょうか。

肌の白い人(白色人種)たちは、DNAに「平和」というものが欠落していると言った人がいます。彼女は肌の黒い人でしたが、わたしは彼女の言うことに大きな同感を覚えた記憶があります。
特にインディアンたちを大虐殺してきた白人たちは、「侵略をすること」に対する罪悪感などはまるでなく、「自分たちの平和は武力で得なければならない」と思い込んでいるようですし、常に「武力には武力で対抗する」、「平和は武力で勝ち取る」という発想であり、「無暴力こそが平和の源」という基本的な理念が理解できていないように思われます。

この映画は、いろんな意味で刺激的だったと思います。
今回再度映画を観た感想ですが、3Dにばかりに気をとられていないで、この作品が意図していることをもっと感じ、深めてほしいと思いました。
すべての生命が宇宙の源に繋がっていることに気づけば、一神教などという狭い見識は外れていくであろうと思います。
そういうことを、もっともっと映画を通して、全世界の人に伝えていってほしいと、つよく感じたしだいです。

この映画をすでに観られた人は、再度意識して観賞してみてくださればと思います。
そして、感想などをお寄せ下さるとうれしいです。
読者の皆さまが、ご自分のハートで受け止められた内容を、お待ちしております。



★ 最近感じること ★



人類を選別したくはないのですが、地球のアセンションを目の前にして、天国行きと地獄行きが以前よりも増してはっきりとしてきたことを感じている今日この頃です。
人間はだれでも、善なる部分も悪なる部分も持ち合わせている存在ですが、他者に対する愛を全くもたない自己奉仕型の人たちや、闇の部分に支配されていて光の部分がほとんどない人たちというのは、自滅していくのが自然なのだろうなと思うようになりました。
因果応報です。
(関連記事 光の花束〈不滅の詩〉★善を為すなら急げ!
一つひとつの行為を大切にしよう!を参照してください)

そういう人たちが身内にいる場合はとても心が痛みますが、言っても耳を傾けない人、理解ができない人は、どうしようもありません。
人類の意識を上昇させるには、わからない人たちを必死で説得するよりも、直観で聞いてわかる人たちをどんどん増やすことのほうが簡単で、手っ取り早いのです。だからこそ、わたしは世界に向けて自分の思いを発信し、光のネットワークづくりに専念しているのです。

この仕事に「エゴ」の欲望は不必要です。ただ世界人類のため、地球のために光を放射し、伝播していくことが必要です。
日々の生活の中には、さまざまな多くの葛藤があるでしょう。わたしも毎日、そのなかで暮らしているひとりです。ただ、皆さんと少し異なるのは、自分が何のために地球に来たのかを知っているということでしょうか。
きっと読者さんのなかにも、自分の使命や、決めてきたことを思い出した人もいらっしゃるかと思います。
今はその自分で決めてきた仕事をクリアするのみです。

2012年12月にアセンションは起こるでしょうが、それがわかる人にはわかり、わからない人にはわからないという現象が生じるのではないかと思っています。
「何だ? 何も変わってはいないじゃないか」というのであれば、きっとアセンションができなかったのだと思います。

今日は2012年の5月5日です。もう7カ月余りです。
この期間に、どうぞ光の源泉となって自分のワークを完成してください。

                               ~光の仕事人より~





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