アンフェアなのは誰か?―表があれば裏がある

2011年10月22日 15:13



前回の記事で、世界人口が70億になろうとしていることを述べました。

☆世界で一番人口密度の高い国: バングラデシュ(1023人/km²)
☆世界で一番人口の多い国: 中国(13.3億人。10年間で7390万人増)
☆世界で出生率が一番高い国: ナイジェリア(女性一人当たり、7人の子供を出産)
☆今後世界一人口を持つとされる国: インド(現在12.1億人)
☆世界一高齢化国: 日本(少子高齢化で2055年には4割の人口が65歳以上)

これらの資料から、今わたしたち地球人は何をしなければならないないのかが明確に見えてくるのではないかと思います。


★ お金があっても買えない時代がやってくる ★



世界の気温は、今世紀中に約1.8~4.0度上昇すると予測されています。
気温の上昇は、干ばつや洪水、台風などを引き起こし、農林漁業にも大きな影響を与えます。干ばつによる被害や水不足、また、日本では特定の地域が放射線物質に汚染されたため、特に生産地が狭められたり、移動を余儀なくされたりしています。
さらに病害虫の増加や作物の生育障害などさまざまな影響があり、世界的にも穀物の生産量が減少するのではないかと予想されています。
日本においては、高温の影響による米の品質の低下が顕著になってきており、果物の品質低下などの影響も観測されているということです。

近年は小麦粉をはじめ、魚介類や乳製品などがどんどん値上がりしています。異常気象などでパンやパスタ、バター、コーヒーなどの価格が高騰し、需要の割には供給がぐんと減ってきていますね。
乳製品の値上がりの原因は「昨夏の記録的猛暑の影響による乳量、乳脂肪の低下などに加え、東日本大震災による都府県の生乳不足が重なり逼迫の度合いが強まっている」と説明されています。

これまでお金さえ出せば世界中の美食を満喫できた日本ですが、もうお金をいくら出しても買えない時代を迎えようとしていることを知らなければなりません。
福島原発事故の放射能による食料汚染は、今後しだいに全国的に広がっていくでしょう。食べたくても食べられない日が来るかもしれないことを考えると、今から1日2食の小食を心がけることも必要となってくるのではないでしょうか?

世界の食糧難を考えるにあたっては、海外の人たちの人口にも目を向けなければならないと思います。
女性一人当たり、7人の子供を出産というナイジェリアでは、赤ん坊売却のための「出産工場」が摘発された事件(2011・6)がありましたが、一体どんな政治を行い、国民を指導しているのでしょうか?



★ キリスト教が産児制限に反対する理由 ★



マザー・テレサが妊娠中絶に反対したことは有名ですね。
堕胎は平和を殺すものです。堕胎は殺人です。胎児を殺す人がどうして人を生かし、愛することができるでしょうか
そう言って、中絶を認める法律を否定しました。
このテレサの日本での発言が、涙を飲んでやむなくそうせざるを得なかった女性たちの心を傷つけ、大きな反発を招いたという事実がありました。

堕胎は殺人」として、中絶をはじめ、産児制限に反対してきたキリスト教会ですが、これまで神の名のもとに膨大な人たちを殺戮してきたことをすっかり忘れていますね。
また、インドでもアフリカでも、人びとは貧しく、食糧が得られず、ますます飢えはひどくなり、生まれても生きていける可能性がわずかだというにもかかわらず、「子どもの誕生を妨害する避妊という方法は神に背く」といって、俄然反対しています。

生まれてくる子どもたちや人びとが「飢えずに快適に生きられる方法」を見つけることに関しては、ローマ法王もテレサもまったく関心がなかったようです。
ともかくバチカンは、「避妊による家族計画は、発展途上国における食物供給を改善するための1つの手段である」と主張する人たちの貴重な意見を否定しつづけてきたのです。

ところで、ローマ法王が避妊法に反論しつづける一方で、(その裏では)バチカンが経口避妊薬の秘密工場を持っていたことを、果たしてマザー・テレサは知っていたでしょうか?  
驚きましたか? 
「バチカンが経口避妊薬の秘密工場を持っている」という情報は、1987年に発行された小冊子「魂への犯罪―バグワン・シュリ・ラジニーシ 聖職者と政治家を語る」に書かれており、それを知ってからもう24年にもなります。それが真実か否かは個人の想像にお任せしたいと思いますが、キリスト教会の表の顔と裏の顔を知りたい人にとっては、このパラドックスを解明することには大きな意義があるでしょう。

こういう人たちを宗教的と呼ぶのかね?
OSHOはそう語っていましたが、それが真実なら、彼らを「犯罪者」と呼んだほうが適しているかもしれません。
どう考えても、天国へは行けませんよね。 


★ アンフェアなのは誰か? ★
 


聖職者は、外側では上品かつ聖人ぶって神のことばなどを説いていても、内側では下品な欲望の渦の中で泳ぎ回っているかもしれませんから、表と裏を見極める目をしっかりと養っていただきたいと思います。

バチカンは貧しい人たちに産児制限の必要性を説かず、貧困家庭の女性に子どもたちをどんどん産ませておきながら、「ゴミ山に捨てられた赤ん坊」や「可哀そうなストリート・チルドレン」を増やしつづけ、何も知らない心やさしい修道女たちに世話をさせてきたのです。マザー・テレサもそのひとりだったわけですね。
彼女のことは過去記事で連載しましたが、教会というものの裏を知らず、疑うことを知らなかった純粋な人だったのではないかと思います。まちがった方向へ導かれた犠牲者だったのかもしれません。

もう耳触りのよい神のことばなどに惑わされず、しっかりとバチカンの裏を知って、真実に目覚めましょう。そのときはすでにやってきているのです。

もし、全世界が幸せになったなら、もはや宗教は存在しないだろうと、私は保証できる」 

バートランド・ラッセルはこのように言っていますが、その通りだとわたしは思います。
もし、人びとが貧しくなくなったら、病気でなくなったら、みじめでなくなったら、全世界が幸せになったら、彼らキリスト教信仰者たちは、唯一の慈善行為である「奉仕」ができなくなってしまいます。そうなると、彼ら彼女らの生きがいがなくなってしまうのです。

彼らキリスト教信仰者たちには、自分たちよりも弱く、自分たちの支えが必要で、自分たちの慈悲を必要としている貧しく憐れな人たちが常に必要なのです。
ですから、そのひどい状態を改善するためには「根本的な政策や産児制限が必要不可欠である」ということなどには、まるで関心がないのです。
人口過剰の上に、毎日膨大な数の子どもたちが飢えで死んでいるというにもかかわらず、まったくそこに気づかないんですね。ただ頑強に信じ切っているのです。「堕胎は平和を殺すもの」だと。

「ゴミ山に捨てられた赤ん坊」や「可哀そうなストリート・チルドレン」を増やしつづけることが、平和だと信じているのでしょうか? 思い込みが激しすぎるとしかいいようがありませんね。
彼らはただ、目の前にいる瀕死の人たちを世話するのみです。
あなたたちがここにいるから、わたしたちはただお世話をさせてもらっているだけよ。すべてはイエスのために」と。
それではいつまで経っても、世界は貧困と飢えの状態のままです。

では、キリスト教会の象徴となってしまった当のイエス・キリストは、「産児制限」を禁止しているのでしょうか? 

イエスよ、答えてください。
産児制限をすることは、イエスですか? ノーですか?

さて、イエスなら、どう答えるでしょうか?
ノ―コメントでしょうか? (笑)


過去記事に書いた内容を思い出していただくために、再度ここに記載したいと思います。

★わたしたちは、いつも自分の思考を現実化している創造者です。

わたしたちが災難に遭った人たちを、不運な人、可哀そうな人と思えば、彼らは不運な人、可哀そうな人たちになってしまいます。
わたしたちが自己満足のためや、だれかに認めてもらうために援助をするのであれば、援助を必要とし、それに依存するような不幸な人たちをどんどん創造していくことになります。

不幸な人を援助することで、さらに相手を不幸にしているのだとは、だれも思わないでしょう。
でも、そういう「逆の現実を創っている」という事実も、おおいにあるということなのです。
わたしたちはそういうことに気づいている必要があるということです。

どうか「相手の力を弱めてしまわない支援」をお願いしたいと思う次第です。

過去記事: 「支援する人、される人―その2 相手の力を弱めてしまわない支援を考える」 参照




★ クマのぬいぐるみはまだ必要? ★



あなたの神とはいったいなにかね? 
慰めだ。
なぜなら、群衆のなかにいてさえ、あなたはひとりだと感じるからだ。
あなたは空にクマのぬいぐるみを必要とする、
いつでも、あなたとともにいるであろう、永遠なるクマのぬいぐるみを。

生はそれ自体で十分だ。
それは非常に美しい。
歌と花々と、はばたく鳥たちで満ちている―
それは成長し、自分自身であるための完全な自由だ。
それは、あなたがどうあるべきかについて大騒ぎをしたりはしない。
生きているものすべてに対するその愛と敬意は無条件のものだ。

なんのために、あなたは自分の神が必要なのかね?
なぜなら、あなたが惨めだからだ。

だから、これが策略だ。
……人びとを幸せにしてはいけない。
さもないと、宗教は消え失せてしまうだろう。

                    OSHO 「魂への犯罪」より抜粋




ハート
このブログは、長い年月のあいだに地球人類に植えつけられた
さまざまな「思いの制限」から開放され、
新しい自分自身の発想を生み出すためのお手伝いをするために書いております。

神の言うことを聞かなければ恐ろしいことになるとか、
神にすがって生きなさいという教えは、
自分だけが唯一の神として地球に君臨したいと考えた異星人が広めたものです。
神と呼ばれる異星人は、数えきれないほどいたというのに、
たった一人を神としてしまったのは、そういうわけがあったからです。

わたしたちは神々の遺伝子をもらい、
それぞれの分けみ霊をもらって生まれてきましたから、
元々は皆神の子どもです。
そして、わたしたちはいつまでも「子ども」なのではありません。
もう「おとな」なのです。

空高くにまします永遠なるクマのぬいぐるみ…。
クマのぬいぐるみを手放し、卒業しなければ、人類はおとなにはなれません。
あなたには、まだそれが必要でしょうか?





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