アンフェアなのは誰か? ―真実を見極められる自分になること

2011年10月01日 13:05


~ 読者さんからのコメントより ~



下記は、前回の記事「真実を隠蔽する人たち―なぜ真実を語らないのか? なぜ真実を語ってはいけないのか?」に対する読者さんからのコメントです。
今回の内容は、読者の皆さんにも共に考えていただきたい内容だと思いましたので、掲載させていただきました。どうかご了承ください。


事件・事故が起こった時、人はよく「真実を知りたい」と口にします。が真実を知らされただけで問題は解決するのでしょうか?原発事故のように震災直後に「放射能が漏れ日本が汚染されました。将来ガンになります。」と真実を報道すればハニックになるのは当然。要するに事実を突きつけられ、その対処方法が分からず、盲滅法な自己判断している限り、事実を知ったところでどうにもならない人が殆どではないでしょうか?
新型インフルエンザの時も同じ、ただ危険危険と怖がってるだけ。呆れるばかりです。これからの教育はこんな事にしっかり対応できる知識を育むことが必要と思います。この夏何度熱中症に注意と言って温度と湿度の関係を説明しているにも関わらず理解できないバカが多いんでしょ。化学の時間、何やってたんでしょうね。台風進路予測も理解できない、和歌山・奈良で被害にあった人に申し訳ないが、もっと早くに逃げろ。ネットで雨雲レーザーを見てて尋常ではなかったのは一目瞭然。結局受け身で何も対応出来ない我々の現状に気づくべきですね。



光の仕事人: コメントをいただき、ありがとうございました。
国民(特に被災者たち)があまりにも受け身で、自ら進んで知識を得たり、理解したりしようとしない傾向にあることは常々感じていることで、「情報を出しても判断できる能力がない」というご指摘はよくわかります。
ただ、あなたとは少し見解が異なるところがありますので、そこの部分をお話ししたいと思います。

まず「真実を知らされただけで問題は解決するのでしょうか?」というお尋ねに対してですが、問題が解決できるかどうかは人によってそれぞれ異なってくるであろうと思います。
少なくとも真実(真相)を知ることによって、自分が今どうするべきかが明確に見えてきて、何らかの「覚悟」が生まれるのではないかと思います。
(ただし、どんなことに関してでも、正常波動の人たちに対して言えることであって、異常波動の人の反応は考慮に入れておりませんので、ご了解くださいね)

★ここで、わたしのほうからあなたに質問です。
まず真実をも知らないで、どうやって問題を解決するのですか?
正確な対処法を見いだすためには、ありのままの状態・状況を知らなければなりません。
ウソの発表をされて、ウソの情報を基盤として、どうして正しい対処ができるでしょうか? 
まず何を基準にして判断するのかということです。 
誤った情報を基準として判断すれば、誤った方向に行くのは当たり前ですね。

たとえばですが、ある地域が放射能汚染され、不毛の地となっているとします。
その真実を知らされずに「ここは福島第一原子力発電所から30キロ以上も離れているから、土は大丈夫だ」と信じて野菜やコメを作ってしまうことがあるということです。
原子力発電所から30キロ以上も離れているから大丈夫だと思ったのは、政府が20~30キロ圏内を避難地域と定めたからです。(そこに何の根拠があるのか、全然わかりませんが)
だから、「30キロ以上も離れているなら大丈夫」というおそろしい誤解が生まれることになったのです。それで「大丈夫だ」と信じて作ったら、イネから大量のセシウムが出て驚いている農家が出現していますね。
結果を知って、ようやく30キロ圏内という根拠に疑問を持ち、除染がおおいに必要だったことに気づくのです。
もし不毛(得るところがないという意)の土地であることが事前にわかっていたならば、コメ作りを潔くあきらめるということも可能だったはずです。
今どうするべきかの判断が早くできるということですね。


収穫前のイネの一部を刈り取って放射性物質を調べるコメの「予備検査」で、福島県二本松市の旧小浜町のコメから「国の暫定基準値と同じ1キログラム当たり500ベクレルの放射性セシウムが検出された」ことが、最近ニュースなどで報道されました。
福島県は、二本松市を「本検査」での重点区域に指定し、出荷できるかどうかを判断することにしているそうですが。


原発事故のように震災直後に『放射能が漏れ日本が汚染されました。将来ガンになります。』と真実を報道すればハニックになるのは当然。要するに事実を突きつけられ、その対処方法が分からず、盲滅法な自己判断している限り、事実を知ったところでどうにもならない人が殆どではないでしょうか?」ということですが、それはとても否定的な見方のように思われます。
盲滅法な自己判断しかできないのは、ありのままを発表されていないからです。
学者など、専門家によって意見が異なると混乱するかもしれませんが、それでもいろんな事実や知識を得れば、盲滅法な判断はしなくなります。

中には、あなたがおっしゃるように「事実を知ったところでどうにもならない人たち」が数多おられるかもしれません。
しかし、公明正大な学者たちをはじめ、賢明な農家の方々や市民もたくさんいらっしゃるのではないでしょうか?
そういった真実を知りたい人たちが、政府の真実ではない報道の犠牲になるのは大変気の毒です。
特に子どもたちは一番の被害者であり、犠牲者です。

正確な情報が行きわたってさえいれば、あらゆる対処法を考えられるはずです。
わたしたちには真実を知る権利があるのです。
だからこそ、政府や専門家たちは知っている限りの真実を語る必要があるのです。



★ 福島県の復興はきれいにすること ★



二本松市は、武田邦彦教授が5月に講演された地域です。

ある農家の男性の質問に対して、
「今年一年は米の出荷を自主規制してください」、
「作付けしてしまったとしても、やっぱり今年はダメです」、
「もし、今年福島の米の出荷をしたら、福島の米の評判は極めて落ちます」 、
「評判を一旦落としたら、それを回復するのは、なかなか困難です」、
「自主規制する!と宣言すれば、福島のお米の信用は保たれます」
ということを、はっきり言っておられました。
そして、「福島の子どもに福島で獲れた野菜や米を食べさせてはいけない」ことを力説されていましたね。

詳細は、下記講演内容をお聞きください。
2011-05-16武田邦彦氏講演会in二本松 「福島県の復興はきれいにすることだ」
http://www.ustream.tv/recorded/14748587



★福島の子どもたちは被曝量が一杯いっぱいなのに、これ以上摂取したら大変なことになるということは、武田氏の話を聞いた人は理解できたはずです。
けれども、前回取り上げたように、「給食で地産地消のものを食べさせている」という信じられないようなことが起こっています。これは、あきらかに県の判断が誤っているのです。そして、現に9月23日には二本松市の農家が作った米からセシウムが検出されています。

下記は、9月25日のニュースです。


~東日本大震災:福島・二本松産米セシウム検出 コメ農家「収穫も出荷もしない」~
 

 福島県二本松市産の新米予備検査で国の暫定規制値と同じ1キロ当たり500ベクレルの放射性セシウムが検出された問題で、生産農家の男性(56)が24日、毎日新聞の取材に応じ、本検査の結果にかかわらず、「周囲に迷惑をかけるから出荷はしない」と話した。「何も悪いことはしてないのに。初めから作らないほうがよかった」と無念さをにじませた。【山田毅】
(中略)
 予備検査の結果を知らされたのは23日夕。県の4月の調査で近くの土壌から1キロ当たり4600ベクレルを超える値が検出されていた。「ある程度高い値が出ることは予想していたが、500という値にはびっくりした」という。
 作付けにあたっては、市から「大丈夫」との連絡をもらっていた。「手間ひまと肥料などの経費は無駄になった」と、今年の収穫も出荷も断念した。

 「本検査で400になっても、消費者は安全と思わない。生産者の責任でうちのコメは絶対出荷しない。ほかの安全な福島県のコメに迷惑をかけるから」。7頭の肉牛も飼育しているが、稲が収穫できなければ、餌の稲わらも用意できない。今後の飼育もあきらめるつもりだ。
 同居する次女夫婦に7月、初孫が誕生した。外の物干しに干された孫の服を指さして「本当は外に干すのも心配。原発から遠いはずなのに、理由は分からないけど線量は高いんだ。でも避難の指示や特別な補償もない地域。いったいどうしろというんだろうか」とつぶやいた。
 生活基盤を奪われようとしている現状に「東電は生きていくための最低限の補償をすみやかにしてほしい」と訴えた。
(毎日新聞 2011年9月25日 東京朝刊)



★米の汚染を検査した県は、公表前に予想外の数値に検査方法の誤りを疑い、検査をやり直す異例の対応を取っていたといいます。それでも数値はほぼ変わらず、「なぜこんなに高いのか!」と衝撃を受けている農業関係者の姿がTVでも放映されていたようですね。(衝撃を受けること自体がおかしいのですが)

二本松市東京電力・福島第一原子力発電所から30キロ以上も離れており、避難地域外のため賠償の対象外となっていること今年春の作付け前の土壌検査では問題なしとされ、今年の米作りが始まったのだということですが、この農家では、5月に二本松市で行なわれた武田邦彦氏講演会での質疑応答(「作付けしてしまったとしても、やっぱり今年はダメです」)を聞いていなかったのでしょうか?

(*武田氏についての批判もあるようですが、その判断は個々人の意識レベルによって異なるということを申し上げておきます)
 参考ブログ: 武田邦彦(中部大学) http://takedanet.com/


二本松市の三保市長は9月23日、毎日新聞の取材に対し、「仮に今後の本検査で規制値を超えれば、市場へは絶対に流さない」と語り、汚染米の流通阻止に全力で取り組む姿勢を強調したということです。
また、市長はその結果について、「厳粛に受け止めるが、具体的な対策は本検査の結果を待って決める。あらゆる検査結果を情報公開し、国民の安全安心を守ることが産地の義務で、風評被害を克服する唯一の道だ」と語ったということですが、ぜひそうあってほしいですね。


★ アンフェアなのは誰か? ★



★最近お仕事で福島に行かれたある読者さんが「農家の婿のブログ 」を紹介してくださいました。
これは福島にある農家の立場から書かれたもので、どんな気持ちで農業に携わっておられるかがわかります。
関心がある人はお読みくださればと思います。
(農家の婿のブログ「ふくしま新発売。笑わせるな」など)

このブログには、農家の婿としての本音が記されています。
彼が最後に言っているような「プライドのない農民たち」については、実際に存在するだけにため息が出ますね。
プライドのない悪質な農家の方々には、罰則を定めることも必要ではないかと思いました。
倫理観がお粗末な政府や農家の方々は、汚染された食べ物を全国に出荷し、汚染をばらまき続けるであろうと予想されるからです。
農家の人たち自身がこうやって風評被害を作っていることに気づいていないんですね。
福島産の米や野菜を避ける消費者を批判するのは、筋違いというものです。


アンフェアなのはいったい誰なのか?


政府か? 東電か? 
あるいは、被災地の農家や畜産農家なのか? 



★何を信じ、どう行動するか、すべてはわたしたち次第であり、すべてひとりひとりの自己責任です。
それは基本的なことであり、いつもひとりひとりの根底にしっかりとあってほしいと思います。
だからこそ、一方的な情報に偏らず、いろんな立場から発せられた真(本音)の情報を知った上で、「では、自分はどうしたいのか」を考えて行動していくことが必要かと思います。

福島の人々をはじめ、日本国民は、正しい情報公開を政府に求めつづけていかなければなりません。
疑問があれば、徹底的に問うことです。
そして、ありのままではないウソの情報に対しては、断固として抗議していかなければなりません。
どこの国でも、真相を知っている人というのははごくわずかです。
国会議員だって、東電の社員だって知らされていないことが数多あるのです。
みんな騙されているんですね。



★「フェア」というのは、「道義的に正しいさま。公明正大なさま」を言います。
そうでないことは、「アンフェア」といいます。(笑)
わたしたちは自分自身が人に対して常に「フェア」に生きているかどうかを顧みる必要があると思います。
人を批判する前に、まず自分自身です。


アンフェアなのは誰か?



今、ちょうど映画「アンフェア」が上映されていますね。
わたしはドラマしか見ていないので、どうなったのかは知りませんが、
罰サイトのパスワードが「」であったことが実に興味深いと思いますね。 


ハート
真実はその人の意識レベルによって異なる。
それがわたしの定説ですが、それぞれ気づいた人たちが自分の意識レベルを上げていただくことで、
地球人の集合意識の意識レベルを上げていく」のが、このブログの目的のひとつなのです。

何が真実で何が真実でないのか、
それを見極めるには、優れた感性と直観力が必要です。

(過去記事「偽りを偽りと見抜き、真実を真実と見定めるために
の最後に書いた「ブッダのことば」を思い出してください)

高い正常波動値を維持しつづけることの大切さは過去記事にも書いており、
そのために何をしたらよいのかも各記事でお伝えしてきております。

よって、このブログを読まれた人が「思いの制限」にとらわれないで、
新しい発想と立体的なものの見方をしていってくださることを願ってやみません。

気づいたら、気づいた人が、その気づいたことを、
まだ気づいていない人に伝えていってください。

この地道な試みが、ひとりひとりの意識を目覚めさせていくことになるのです。

ご賛同くださる方は、ぜひ「気づきの拍手」にクリックを!






最新記事