カルマの「断捨離」を実行しよう!

2011年05月21日 09:35


★ 堪忍袋の緒が切れるとは? ★



日本には、「堪忍袋の緒が切れる」ということわざがありますね。
堪忍(かんにん)」というのは、読んで字のごとく「堪(こら)え忍ぶ」ということです。
「耐え忍ぶ」、つまり「我慢する」ということですね。

「とても我慢できそうもない、苦しいことを我慢するのが、本当の堪忍である」ということを、「ならぬ堪忍するが堪忍」と言います。
堪忍のできる堪忍は誰でもする。とても堪忍できないようなことを耐え忍ぶことこそが、真の堪忍だ」ということです。

「堪忍袋」は、その「堪え忍ぶ度量」を「袋」にたとえた言葉です。
緒(お)」というのは、袋についている「ひも」のことですね。

若い人で「堪忍袋」がわかりにくければ、「ガマン袋」と解してもらえばよいかと思います。
その緒(ひも)が切れるということですから、ガマン袋にガマンが入りすぎて、パンパンになって、「もうこれ以上ガマンができなくなって怒りが爆発する」という意味です。

キレる(切れる)という俗語がありますが、この「堪忍袋の緒が切れる」が、語源のひとつとなっているのではないかと思います。


★この「堪忍袋」ですが、人によってその袋の大きさはまちまちです。
Aさん、Bさん、Cさん、みんなちがいますね。
その袋が小さければ小さいほど、ガマンがすぐに溜まってしまうので、しょっちゅう緒が切れて、小爆発を起こします。
袋が大きければ大きいほど、たくさんのガマンが入るので、なかなか爆発は起こりませんが、起こったときは凄(すさ)まじいことになるのが予想されます。

そして、その容量が大きければ大きいほど、怒りや憎しみ、悲しみなどのネガティブエネルギーが充満し、重くて持ちこたえられなくなって、ついには病気になってしまうのです。
小出しに出しているほうが、大事に至らなくてよい場合もあるのです。
そうすると、「堪忍袋は大きければいいってものでもない」ということになりましょうか。

ケガも小さなケガのうちなら、治りも早いですが、大きなケガをすると致命傷となります。
小さなケガやちょっとした病気が生じたときに、早くそのサイン(自分に何かマチガイがあるよということ)に気がつけば、早く対処できて、死ぬほどの痛みを味わわなくてすむということです。

気づき、心を入れ替える、意識を変えることによって、カルマがつくり出す大難を小難ですませることができるということですね。


この堪忍袋は、小さいから大きくしようと思っても、大きいから小さくしようとしても、人それぞれもって生まれてきた器というものがあるので、そう簡単に容量は変えられないと思われます。
よって、大きさにこだわるよりも、その中に入れる「諸々のネガティブエネルギーを何とかすること」にこだわったほうが賢明です。

世の中には「ガマンしなければならないこと」というのは、たくさんあります。
職場などの人間関係で、「ここで怒ったら、おしまいよ」と、ぐっと言いたいことを飲み込まなければならないことが、毎日のように起きている人たちもおられるでしょう。そんなときは緒をしっかりと結んでおくことも必要でしょう。

怒り、憎悪などを皆その袋に入れてしまって、ひとまず収めることはよいのですが、そのあと、必ずそのガマンの数々を袋から解き放つことが必要です。



★ 堪忍袋を空にする ★ 



★パソコンのデスクトップに「ゴミ箱」というアイコンがありますね。
ファイルを削除すると、一時的に保存される特殊なフォルダです。
削除したいファイルはどんどん「ゴミ箱」にためられるわけですが、また必要となったときには引っ張り出すことができます。
真に消去がされていないからですね。
すべてを消去してしまうには、「ゴミ箱を空にする」という操作をしなくてはなりません。
(この操作をして完全に削除されたファイルは、もう元に戻すことはできません)

わたしたちの「堪忍袋」も同様で、そのつど「袋を空にする」作業をしておく必要があります。
そうでないと、ひとつイヤなことを思い出すと、芋づる式にどんどん思い起こされ、忘れていた過去の怒りが倍増したりすることもあるからです。
溜まりっぱなしで放置しておくと、毒素が発生して、やがては爆発して、木っ端みじんになって、死に至ります。
ですから、常に「袋を空にする」作業を怠ってはいけないということです。

★「袋を空にする」という作業は、もう皆さんおわかりですね。
浄化をする」ということです。

あなたの堪忍袋の中をいつも点検し、ネガティブをポジティブで中和し、きれいなエネルギーにしてから、自ら緒をほどいて解放するということです。
周囲に迷惑がかからないよう、決して汚いままでは出さないことです。
浄化をしていない段階で緒が切れてしまったりすると、自分も、周りの人も、えらいことになりますから。
この作業を毎日おこなっていれば、病気になったり、ケガをしたり、何か怪しいものを引きつけたりすることはなくなります。



★地球さんの「堪忍袋」も、随分大きかったのでしょう。
気が遠くなるくらい長期間ガマンしつづけてきたために、ものすごい量の浄化をしなければいけなくなったわけですから。ほんとうに今大変です。
現在、地上での人類の悪想念が肥大すればするほど、地球さんの浄化の量も比例していくのです。
わたしたちひとりひとりが、自分自身の発するネガティブな波動、溜め込んでいるネガティブエネルギーを浄化していくなら、地球さんはかなり楽になるはずです。

切れた「堪忍袋の緒」が再生できるものかどうか、わたしにはわかりません。
ですから、「緒」が切れないよう、どうかご自分でうまく調整してくださいね。



★ 「断捨離」を実行しよう! ★



★「断捨離(だんしゃり)」という言葉が10年ほど前からはやっていたそうですね。
ヨガの「断業・捨行・離行」という考え方を応用したもので、「入ってくる不要なモノを断つ」、「要らないモノを捨てる」、「モノへの執着から離れる」ことで、身軽な生き方をしようという名案です。


わたしはこの言葉を長女から聞いて初めて知ったのですが、部屋の整理整頓や物を減らしてスッキリさせる方法として、主婦(やましたひでこさん)が提唱されたのだそうです。
モノがなかなか捨てられなかった長女は、いろんな本を読んで「断捨離」を実行してきたようですが、それでも捨てきれないモノが、まだまだたくさんあると言います。

使わなくても、それがあるだけで何か安心ができるモノというのは、捨てがたいですね。
何年経っても、使用しないモノ、タンスの肥やしになっているだけのモノは、処分するか、リサイクル、リメイクして、新たに使えるようにすることです。

わたしは母の形見の着物や帯を、マフラーやバッグにリメイクして使用しています。
二度と着用することがないだろうと思われた着物や帯が、高級感のある素敵なカバンに変容することで、それらの命がよみがえったわけです。

★「モノを救済する」ということは、大事にしまっておくのではなく、それを「喜んで使用してあげること」なのです。

不快なモノは「捨てる」こと、古くなったモノは「感謝して手放す」ことですね。

ネガティブな想念や執着を断ち、捨て、意識を変えてそれから離れるという「精神的な断捨離」を実行していれば、堪忍袋もいずれ不要になるかもしれませんね。
名づけて「カルマの断捨離」です。



風船の中には、何がつまっていますか?
何かガラクタがいっぱいつまっていたら、風船は重くて飛んでいくことができませんね。
天に向かってどんどん上昇していけるように、空っぽで軽やかになりましょう。





最新記事