わたしたちの生の目的は両極を学び、体験し、統合すること 

2011年05月07日 10:45


★ わたしたちはなぜ両極を体験しているのか? ★ 



同じブログの内容を読んで、それを肯定的にとる人と否定的にとる人がいますね。
また、同じ人であっても、その日の気分で肯定的に感じたり、否定的に感じたりします。
内容がどうであろうと、読み手の意識状態によって異なってくるのです。
ですから、相手の受け取り方で、その人の中心軸がどこにあるかがわかります。

わたしたちは、なぜポジティブ(肯定的)とネガティブ(否定的)というふたつの極、すなわちポラリティ(ふたつの対立した特性または傾向の関係)を体験しているのでしょうか? 
今回はそのことについてお話ししたいと思います。



★まずポラリティをつくった張本人は、だれでしょうか?
このブログを初めから読んでこられた人ならもうお解りですね。

そうです。宇宙の創造主です。
宇宙の創造主というのは、あらゆる意識が統合された存在です。
すべてを知っている統一された状態です。
形にたとえてみれば、まんまるの円ですね。
この統一された存在が、「分裂(分離)してみたらどうなるだろう?」と思い、実際に分裂し、分離を試みた結果、この物理的な宇宙が生まれたわけですね。


銀河系宇宙
           わたしたちの銀河系

欧州宇宙機関(European Space Agency、ESA)が公開した宇宙望遠鏡「プランク(Planck)」の銀河系全天画像

(ESA http://www.esa.int/esaCP/SEMF2FRZ5BG_index_1.html )


創造主は、物理的な現実に入ったとき(分裂したとき)に、どんなふうにしたいかという青写真とテンプレート(型)をつくりました。
つまり、分裂したことによって経験される現実の枠組みをつくったわけですね。
それが肯定的と否定的、あるいはプラスとマイナスというような「対立した特性」だったのです。
(過去記事「宇宙創造主のもくろみ その1」参照)

この「肯定的」というのが必ずしも「よい」とか「望ましい」という意味ではありませんし、「否定的」というのが必ずしも「悪い」とか「望ましくない」という意味ではありません。
電池のプラスとマイナス、あるいは男性(オス)と女姓(メス)と同様、どちらが良いとか悪いとかは基本的にはないということです。
それは、それぞれの特性を表わしているのにすぎないからです。

ここで、創造主はあることを意図しました。
それは、「分裂した現実」にいると、とても「速い成長を遂げられる」ということです。
わたしたちのように両極化した領域で生きている者たちが、もとの統一した状態(根源)に戻ろうとするとき、非常に大きなチャレンジを経験しますが、チャレンジすることがとても大きな成長を生み出すのだということです。

創造主は、分裂したものが再び統合(統一)していくときに、さらなる成長を遂げられるようにと、こっそり仕組んでおいたということですね。
わたしたちは分裂した物理次元の現実で、それを学び、体験している最中であるのです。




★ オリオン文明に起きた葛藤のドラマ ★



わたしたちの銀河系宇宙の中には、肯定的なポラリティを選んでいる文明も、否定的なポラリティを選んでいる文明もあります。
遠い過去のオリオン星座は、その両極の葛藤を嫌というほど経験した文明でした。

過去のオリオンには非常に専制的で支配的な帝国が存在していた歴史があり、そこには「支配する者」と「支配される者」との二極の構図が見られました。

支配する側は、自分たちのために従属する者たちが必要であったし、従属する者たちは自分たちが存在するために支配者が必要だったのです。
お互いに依存し合っていて、見かけは調和がとれているようでしたが、実際は最悪の状態でした。

帝国側は、「自分自身を存続させること」や「自分たちの存在自体が拡大していくこと」を望んでいました。「自らの成長は、他者を支配することによって適う」と信じていたのです。
しかし、これは外側に拡大していく考え方ではなく、内側に凝縮していく考え方でした。
従属する民たちの価値や重要性を否定し、自分へのサービスのみを重視した実に利己的な考えだったのです。
こういう人たちを「自己奉仕者」と呼んでもよいでしょう。

もう一方の従属的な人たちは、自分へのサービスは一切考えず、他者へのサービスを重視する考え方を信奉していました。彼らは自分の意志をもつことさえ自分自身に許してはいなかったのです。
この他者への奉仕は、自分自身を犠牲にして行なわれていたものだったのです。
まさに暴君(コントロールする側)と犠牲者(コントロールされる側)の構図ですね。

自分たちを犠牲にして帝国に奉仕していた彼らの心のなかに、果たして怒りや復讐心、憎悪や非難がなかったかというと、それは大いに疑問です。
結局、従属的な人たちのなかで、この関係が不健全だと気づいた人たちが「自由と解放」を求めて帝国に闘いを挑んだのです。
この二つの葛藤、闘いは何千年もつづいたと伝えられています。

オリオンの人々は、「支配者(迫害者)側」と「従属者(被害者)側」の役割を、転生するごとに交代し、そのゲームを何度も繰り返してきたのでしょう。
くたくたになるまで、嫌というほど綱引きゲームをやってきたということですね。
そうやって、お互いにお互いを理解し、愛せるようになるまで成長していったのではないかと思います。

その後、オリオンに奇跡をもたらす魂が現れます。
この存在は「否定的な行動を通して肯定的な状況を生み出すことはできない」ことを人々に知らせたのです。
真に自由と平和を求めるなら、「闘う」という行為自体を捨てなければいけないということですね。
帝国に闘いを挑むことそのものが、憎悪を生みだし、平和の実現を遠のかせていたことに人々は気づいたのです。

オリオン文明がたどった歴史については、ポラリティのもっとも顕著な例として、よくジャーメイン(リサ・ロイヤル氏がチャネリングする)によって語られている内容なので、ご存じの方も多くおられたかと思います。


オリオン星座 オリオン星座


★かつてのオリオン人は、新たなドラマの舞台として地球を選び、そこに多く生まれるようになりました。
地球に生じている二極間の葛藤の多くは、オリオン文明からもたらされたものです。

妙にオリオン星座が好きだったり、気になる人は、かつての故郷かもしれません。

わたしは今生で、オリオンから来た魂ともよく出会いますし、身近にもいます。
過去のオリオンはすでに変容を遂げ、今は平和な領域となっているようですが、まだまだその頃のネガティブな思考が染みついているようにも思えます。
自己中心的(自己奉仕型)で支配的な(他者を苦しめる)人に限って、オリオンからやってきた魂が非常に多いからです。
そういう人たちは転生後、犠牲者としての苦難を体験し、他者を思いやる心を学んでいくこととなります。
地球に来て、過去のカルマを開放するために努力している人も、すっかり忘れてしまって同じ過ちを繰り返している人もいるようですが、クセ(魂の傾向)というのは、なかなか変えられないようですね。


★ ポジティブを選んだ種族に起こった災い ★



銀河系には、ポジティブ系異星人が存在する領域とネガティブ系異星人が存在する領域があります。
たとえば、肯定的なことだけを選ぶことにした種族にプレアデスの人たちがいます。

プレアデスというのは、またの名をスバルともいい、冬の空におうし座の首のあたりで淡い光を放っている6~7個の星団ですね。
そこには地球人類の姿とほとんど変わらない人間型生命体が住んでいます。
彼らは地球人創造の際に関わっていた異星人でした。
(詳細は過去記事「宇宙創造主のもくろみ 人類を創成した神の正体」に記載)

これからお話しするのは、今から20年ほど前にリサ・ロイヤルさんがチャネリングされた内容で、わたしの記憶のなかに久しくしまわれていたプレアデスについての大切な情報です。


プレアデス星団 プレアデス星団


★過去のプレアデス人たちはネガティブ指向から逃避する傾向にあったようです。
常に否定性に直面するのを避け、直面せざるをえなくなると、その領域から逃げるというパターンをつづけていました。

彼らは自分の中にも当然あるはずの否定的な部分、自分が嫌悪する悪の部分を見つめようとはせず、それが自分の心の中にあることを、ずっと否定しつづけてきたのです。
否定的なもの、嫌な部分、悪の部分は、内側ではなく、外側にばかり見いだそうとしてきたわけです。


プレアデス文明が数千年の間発展した後、彼らはとても不快な症状を感じ始めたといいます。
不思議な伝染病が蔓延(まんえん)しはじめたのです。
この伝染病は免疫機能に影響を与える恐ろしい(エイズのような)病気でした。
医師たちが研究しても治す方法が見つけられず、人々は生命を維持するための力がなくなり、次々と死んでいく一方でした。

どの宇宙種族であっても、医師というのは人の心の中を診るのではなく、いつも心の外側ばかりを診て解決策を見いだそうとする存在のようです。
それで、もうお手上げ状態となり、最後に「精神的な治療が必要だ」という結論に至りました。
そこで彼らは精神を癒す人たち(シャーマン的存在)に助けを求めました。
そして、シャーマン的存在たちはなぜそんな伝染病が起こったのかを彼らに教えたのでした。

伝染病の原因は、いったい何だったと思いますか?

プレアデス人が、自分の内面にある否定性をあまりにも長い間拒否、あるいは抑圧してきたというのが、その理由です。
それが積もり積もって肉体に症状となって表れたのです。

つまり「自分の内側に宿っている暗黒、悪の部分に向き合い、ちゃんとそれらを認めれば治りますよ」ということだったのです。
それで、プレアデスの人たちは自分の内面を見つめ、心の中を点検するという作業を各自やり始めました。
自分たちの心の中にあるネガティブな部分に勇気を持って直面しようとしたわけですね。

病気はすぐには治りませんでした。
しかし、彼らが真剣に自分の中の問題に気づいて、「ポジティブな面」と「ネガティブな面」を統合し始めると、だんだんと病気はよくなってきて、病気になる人が減少してきたのです。そして、やがて伝染病にかかる人はいなくなってしまいました。

この現象でプレアデス人たちが学んだことが何だったのか、あなたにはもうお解りですね。
常に自分の心の中にある〈暗黒〉の部分と〈光〉の部分、すなわち内面の〈陰と陽のバランスをとる〉ということです。


★ プレアデスの教訓を生かそう ★



★地球の人たちも、やはり明るいポジティブな面にばかり意識を集中して、暗いネガティブな面を見ないようにするという傾向がありますね。
「臭いものにはふたをしろ」という感じです。
それをやりすぎてしまうと、プレアデス人が体験したような恐い病気にかかる可能性が大だということです。
何かから逃げていても、いつかは必ず直面しなければならないということを、彼らから学ぶことができます。

地球人はこのプレアデス人の教訓を心に留め、「自分の〈影〉の部分をしっかりと認める作業が必要」だということを、今ここで声を大にしてお伝えしておきたいと思います。

ネガティブな要素が存在するにもかかわらず、それを抑圧して出さないようにしているのでは、真のポジティブ指向ではありませんね。
ポジティブ指向でプラス思考ばかりする人が、必ずしも優れているとはいえないということが、これでよくお解りになることと思います。

根っから性格が明るい「ネアカ」さんも、根っから性格が暗い「ネクラ」さんも、一通り経験することは大切です。
ネガティブを知ってこそ、ポジティブが生かされるのです。

あなたがもしだれかを陥れるような悪いことをして死んだとしましょう。
そして、その後転生して、あなたがだれかに陥れられるような悪いことをされたとしましょう。
それはあなたが過去生でおこなったことに対して、宇宙がそれに応じたものを返しただけのことなのです。
播いた種は必ず刈り取る」という〈ルール〉に基づいて現れた結果です。
それは悪いことをしたことへの罰というよりは、あなたに「気づきをもたらすチャンス」として与えられたと考えたほうがよいでしょう。
偏りに対して、バランスがとられるということです。

生まれてから死ぬまで一貫して善人や悪人だという人はいないはずです。
みんな善いことをしたり、悪いことをしたりします。
一生涯の内に、それらを交互に繰り返しているのです。
両方体験した人でなければ、きっと「悟り」を得ることはできないでしょう。


わたしたちは光なくしても存在できないし、闇なくしても存在できません。
光は闇とともにあり、闇は光とともにあります。
光が強ければ、そこにできる影はさらに濃く深くなり、弱ければ薄くなります。
光と影の綾なす世界はこの上なく美しく、それはみごとに調和しています。
分離しているように見えても、それらは同じ創造主からきた特性です。 

わたしたちは肯定的なほうにフォーカスすることを選ぶこともできます。
また、否定的なほうにフォーカスすることを選ぶこともできます。
そして、両方の統合に向かって取り組んでいくことを選ぶこともできます。
選択はどれでも自由です。
ただし、ここで大切なことを皆さんにお伝えしておきましょう。


肯定的な傾向か、否定的な傾向か、どちらかだけを見ていけばよいという観念は〈幻想〉だということです。
なぜなら、〈幻想〉を作りだした張本人は創造主であり、この存在以外はすべて〈幻想の産物〉だからです。わかりますか?


純粋な陰極点があり、純粋な陽極点があるとしたら、それらがをお互いへと向かう統合点があります。

陰 → 統合点 ← 陽

銀河系に花開いたさまざまな文明は、究極的にはこの統合点を目指して成長していくのです。
地球も同様です。
ふたつのポラリティの統合を目指すこと。
それが、創造主の元へ戻る道なのです。





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