神と悪魔の闘い その2 ―人類を絶やそうとした神VS守ろうとした神―

2010年11月27日 17:45


★ ノアを洪水から救ったのは、だれ? ★



今回も、わたしの愛猫メリーとビーに語ってもらいます。


メリー:ねえ、ビーちゃん、「ノアの箱舟」って、知ってる?

ビー:知らないニャン。

メリー:大昔、地球にものすごい洪水が襲ってきたことがあってね、そのときにノアという人が、自分の家族やいろんな動物を乗せて逃げた舟のことよ。
舟に乗った人や地下に逃げた人は助かったけど、逃げ遅れた人間や生き物はみんな死んでしまったのよ。

ビー:ノアさんは、洪水が来ることを知っていたの?

メリー:そう。教えてくれた人がいたみたいよ。だれだと思う?

ビー:ねずみさん?

メリー:ま、まあ、それもあるかもしれないけど。洪水を予測できるなんて、たぶん、神サマみたいな人だと思わない?

ビー:たしかに、そうだニャん。

メリー:でもね、ビーちゃん、ちょっと聞いてよ。
神は洪水が押し寄せてくるのを知っていて、それを使って人間を滅ぼそうとしていたのよ。

ビー:えーっ! ひどいじゃないの。どーして、そんなことするのよ。

(メリー、旧約聖書を読む)

主は人の悪が地にはびこり、すべてその心に思いはかることが、いつも悪い事ばかりであるのを見られた。
主は地の上に人を造ったのを悔いて、心を痛め、『わたしが創造した人を地のおもてからぬぐい去ろう。人も獣も、這うものも、空の鳥までも。わたしは、これらを造ったことを悔いる』と言われた
」 (創世記 6.5~7)

「時に世は神の前に乱れて、暴虐が地に満ちた。
神が地を見られると、それは乱れていた。
すべての人が地に上でその道を乱したからである。

そこで神はノアに言われた。
『わたしは、すべての人を絶やそうと決心した。彼らは地を暴虐で満たしたから、わたしは彼らを地とともに滅ぼそう』
」 (創世記 6.11~13)

メリー:それで、神が「正しい人である」と認めたノアと家族に箱舟を作らせて、さまざまな生き物を乗せて逃げるように命じたのよ。
それで、洪水が起こったとき、ノアとその家族と生き物たちは救われたって、ここに書いてある。でも、これはありえないニャ。

ビー:ありえないって? 

メリー:神が善良なノアじいさんに箱舟を作らせて、逃がしてあげるはずがないってことよ。

ビー:どうして? あたしにもわかるように説明してくださいニャ。

メリー:もう一度「創世記 第6章」を読んでごらん。
神は「すべての人を絶やそうと決心した」のよ。
それだけじゃない。「人も獣も、這うものも、空の鳥までも、わたしは、これらを造ったことを悔いる」って言っているのよね。
それなのに、どうしてノアや他の生き物を箱舟に乗せて逃がす気になれる?

ビー:それは、ノアさんが正しい人だったからでしょう。

メリー:(首をふりながら)神は、もう人間にあきあきしていたのよ。いくら正しく生きているからといっても、特別にだれかを助けたりするようなことはないニャ。断言するわ。

ビー:じゃあ、ノアさんを助けたのは、いったいだれなの?

メリー:それは、別の神だったのよ。
ビーちゃん、覚えている? エデンの園でイヴに善悪を知る『知恵の果実』を食べるようにすすめたものがいたよね。

ビー:あー、ヘビさんね。

メリー:じつは、あのヘビが洪水から人間を救った神だったのよ。

ビー:まさかぁ! そんなこと、あるはずがないでしょう。
第一、ヘビは神でなくて,悪魔でしょ。

メリー:そう言うと思ったわー。
そりぁあね、嫉妬深い神からは、ヘビだの、悪魔だのと、ののしられていたわよ。
それは、嫉妬深い神が勝手にそう言っていただけのことよ。
人間にとっては、ヘビもやっぱり神だったんだから。

ビー:えーっと、どの神サマ? 神サマの区別がつかなくて、わかりにくいわ。

メリー:じゃあ、自分を「唯一の神にしておきたい権威的で嫉妬深い存在」を「父神」と呼ぶことにするね。
父神が好んだのは、〈〉よ。それに対する〈服従〉と〈〉を与えること。
それから、〈嫉妬〉と〈復讐〉と〈子羊の肉〉ね。

ビー:子羊の肉? な、なんだか怪物みたいねぇ。

メリー:父神がどんな〈掟〉を人間に与えたか、どれだけ多くの〈掟〉を守るようにさせたかは、旧約聖書を読むとわかるよ。
そんな「父神」に対して、ヘビとか悪魔って呼ばれていた神を「母神」と呼ぶことにするね。
ヘビ神は、人間に対して、母のようにとても愛情を感じていたんだから。

ビー:嫉妬深い父神と、愛情深い母神ね。OKニャン。

メリー:父神にヘビ呼ばわりされていた母神はね、「人間は本来自由なんだよ。自分の好きなことをして生きていいんだよ。だれかに服従する必要なんてないし、どうするかはすべて自分で選ぶことができるんだよ」ってことを、人間たちに教えたかったのよ。
「選べる」ってことは、少なくとも二つ以上の選択肢があるってことね。

人間にも〈自由意志〉があって、それを使うことができるってことを知ることは、人間にとってはすごくハッピーなことだったにちがいニャい。

ビー:どうして?

メリー:ニャ? 
なぜって、〈自由意志〉は、宇宙の始原の〈一〉なる存在が、宇宙のすべての生命体に与えた特権だったからよ。
最初から何を選んでもいいって、許されているのよ。
そして、自分がどこから来たのか、その「神聖な記憶」をよみがえらせるのに、〈自由意志〉っていうのは必要不可欠な要素だったのだから……。


ビー:それじゃあ、悪魔って呼ばれたヘビのほうが、ずっと人間のことを考えていたってことね。
父神はガミガミお説教ばっかし。イヤミは言うし、ケチだし…。
それじゃあ、どこかのおカミさんと変わらないじゃないの? 
ねぇ、メリーたん?

     メリー先生は、お昼寝のもよう…。 メリー:Zzz…。

        ユニコとピャーラ   




★ 光の仕事人からのお話 ★

   ―神が人類を滅ぼそうとした理由― 


神は地上に洪水を起こして、(正しくは地球を襲う洪水を予測して)人類を滅ぼそうとしました。
その理由は、「暴虐が地に満ちたから」だというのです。
その「暴虐」とはいったい何なのでしょうか? 

旧約聖書「第六章」の初めには、このような記述があります。

人が地のおもてにふえ始めて、娘たちが彼らに生まれた時、神の子たちは人の娘たちの美しいのを見て、自分の好む者を妻にめとった。
そこで主は言われた、「わたしの霊はながく人のなかにとどまらない。彼は肉にすぎないのだ。しかし、彼の年は百二十年であろう」。
そのころ、またその後にも、地にネピリムがいた。
これは神の子たちが人の娘たちのところにはいって、娘たちに産ませたものである。彼らは昔の勇士であり、有名な人々であった。 (旧約聖書 「創世記」第六章1~7)

時に世は神の前に乱れて、暴虐が地に満ちた。
神が地を見られると、それは乱れていた。
すべての人が地の上でその道を乱したからである。
そこで神はノアに言われた。
「わたしは、すべての人を絶やそうと決心した。彼らは地を暴虐で満たしたから、私は彼らを地とともに滅ぼそう」 (旧約聖書 「創世記」第六章11~13)



ここで言う「暴虐」とは、若い神々が人間の娘たちと性行為に走り、罪を犯したということです。『堕ちた神の子たち』の行為は目に余るものがあり、その罪は明らかでした。
罪の責任が神々のほうにあるにもかかわらず、人間がその罪を着せられて抹殺されることになったというのが、真相なのです。まったくひどい話ですね。

旧約聖書には、神は、「正しい人であると認めたノアと家族」に箱舟を作らせ、神が創ったさまざまな生き物を乗せて逃げるように命じたので、洪水が起こったとき、ノアとその家族と生き物たちは救われたと、記されています。
でも、ここのところは実際とは随分ちがうのです。

愛猫メリーが言っていましたね。
善良なノアに箱舟を作らせて逃がしてやった神は、人類を絶やそうとした神とは別の神だったのだと。

★だいたいすべての人を絶やそうとしている神が、なぜノアだけ助ける気になれるでしょうか。
神は人間に失望してしまったのです。自分が考えていた理想の姿はすでに消え去っています。
自分たちが造ったものが失敗だったとわかったとき、そのすべてを消滅させたいという気持ちが起こるのは、当然だともいえます。
ただし、「問題があったのは、神の子たち」だったわけですが、この神は「問題があるのは、人間」だと決めつけてしまったのです。

ここでは、ノアがいくら正しく生きているからといっても、神が特別にだれかを助けたりすることは考えにくいです。破壊するときには、すべてを破壊するはずです。
父神(琴座成人)は、ノアを逃がそうなどとは夢にも思っていなかったことでしょう。




★ ヘビはシリウス星人のシンボルマークだった ★



★じつのところは、その計画を知ったシリウス星人が、密かに人類救出を試みたのです。〈ヘビ〉というのは、シリウス星人のことだったのです。

シリウス星人たちは〈ヘビ〉によって象徴されていて、彼らが常に〈ヘビ〉をシンボルマークにしていた」という情報を得たのは、リサ・ロイヤル氏がチャネルする「ジャーメイン」からでした。

この内容とちょうど重なる情報を、わたしはゼカリア・シッチン氏の著書「人類を創成した宇宙人」と「神々との遭遇」の中からも見出しました。

シッチン氏は、「人類を洪水から救ったのは、シュメールの神々のうちのひとり、水の神・エンキだった」と語っていたのです。

★彼の著書には、エンキの兄エンリルが大洪水で人間を滅亡させ、一掃してしまおうとしたことや、エンリルが洪水以前からペストのような疫病で人々を滅ぼそうとしたことが記載されており、エンキがその計画を実行しないようエンリルに訴えている箇所が載せられています。
そのエンキという神がヘビの形で象徴されていたというのは、単なる偶然ではないでしょう。

当時シュメール人は人間の守り神をヘビの姿として描いたようです。
その守り主であるエンキ=エアという名の神は、海水の主であり、知恵の神としても知られていました。また、彼のシンボルとして、ヘビが使われていたといいます。

エンキには、異母兄弟のエンリル(空中の支配者)と、同じく異母妹のニンフルサグがいました。
シッチン氏によりますと、エンキは地球に来て、ニンフルサグ=ニンマフ(母なる女神と呼ばれ、のちにマムウと呼ばれた)と共に地球人種を造った代表者なのだそうです。

遺伝子操作を駆使したエンキは、二重螺旋DNAが絡まった形をヘビに見立て、そのあだ名がつけられたといいます。

★エンキのあだ名が「ヘビ」であったことについて、シッチン氏は次のように述べています。 

創世記での「蛇」を示すヘブライ語はナハシュである。
この言葉には二つの意味があった。「秘密を知っている、あるいは秘密を解決する彼」という意味と、「銅の彼」という意味であった。
この二つの意味は、エンキのシュメール語のあだ名ブズルに由来しているようだ。
ブズルとは「秘密を解決する彼」と「金属鉱山の彼」の両方を意味した。
実際に、エンキを表すのにしばしばつかわれたシュメールのシンボルは蛇であった。
(ゼカリア・シッチン著「神々との遭遇 上」より)



シッチン氏によると、最初エンキは、ニビルと呼ばれるアヌンナキの母星から地球に来て、地球の支配者となりましたが、その後父のアヌが、自分の正式な長男であったエンリルを地球に送ったため、エンキはアブズでの金鉱石採掘の監督に左遷させられたといいます。
エンキが地球の支配権をエンリルに奪われたため、両者のあいだに敵対関係が生まれたというのです。
とにかく仲の悪い兄弟神だったんですね。

後に洪水が起こることを利用して地球人種を滅亡させようと計画したエンリルに対して、その方法をよく思わなかったエンキは、人間にそれを知らせて船を造るように促しました。
そのことを描写したシュメールの円筒印章がありますが、そこにはヘビの神エンキが、洪水の極秘情報を漏らしている様子が描かれています。(神々との遭遇 上 P135)
このようにエンキは、常にエンリルに逆らっていたのです。

旧約聖書はシュメールの原典を基にしているので、そこに登場するヘビは、父神=ヤハウエ=エンリルに対抗する「ヘビの神エンキ」だったと見てよいでしょう。
(★ただし、エンキがニビルと呼ばれるアヌンナキの母星から地球に来たというゼカリア・シッチンの説は、真実とは異なっているように思います)

この異母兄弟エンキとエンリルの関係が、シリウス星人と琴座星人の関係とそっくりであることは、もうあなたにもお解りのことと思います。

(ジャーメインは、「エンキはシリウス系グループを表している」と述べています。
リサ・ロイヤル&キ-ス・プリースト共著 「プリズム・オブ・リラ」 星名一美編訳 少冊子「隠された神々」参照)

ともかく、シュメールの兄弟同士の争いにしても、異星人同士の争いにしても、人間の存続を願ったのは、正統とされた神のほうではなく、二次的存在であったヘビ神のほうであったことには、まちがいはなさそうですね。

このように、人類とヘビとは切っても切れない縁があります。
ヘビはそれほど多大な愛情と貢献を人々に与えてきたのです。
しかし、真実を知らなければ、悪魔として嫌悪される否定的な存在となります。

ヘビ(シリウス星人)が人類を救い、そして知に目覚めさせたのです。
両極性(二極性)があること。選択の自由があること。
そして、何ものにも支配されない自由があるということを。



最新記事