神と悪魔の闘い その1 ―神がアダムに禁じたこと―

2010年11月26日 08:25


★最近のブログの内容が深刻になってきたため、ちょっと趣向を変えてみることにしました。
エホバ」については、このシリーズを読み進めていかれるうちに、徐々にわかるようになるでしょう。
伝えたいことが多くありすぎて、気がついたら毎日更新していました。
このブログは、不特定多数の読者に、気づきを得ていただきたいために書いていますが、同時に自分自身のさらなる気づきを促すためでもあるのです。
ですから、書くことに時間を費やすことは苦ではなく、その瞬間瞬間を楽しんでいるのです。

毎回訪れてくださる方々の心の琴線に触れることができるなら、この上ない幸せです。
愛のこもったコメントは、ありがたいと感謝の気持ちでいっぱいになります。
だから、また書きたくなるんですね。応援ありがとうございます。

★今回は、うちの愛猫たちに登場してもらうことにしました。
彼女たちのおしゃべりを気楽に聞いていただきたいと思います。


     ユニコとピャーラ
     (上にいるのがメリーで、下にいるのがビーです)


メリー:ビーちゃん。あなた、最初に生まれた人間が「男女両性具有」だって、知ってた?

ビー:えーっ、そうなの? 知らなかったわ―。でも、今、人間って、完璧に男と女に分かれてるわよ。ネコもオスとメスしかいないし…。

メリー:神は最初、男女両性具有の人間をつくったんだけどね、その人間がどんなふうにして子孫をつくったらいいのか、どーしても、わからなかったらしいのよ。

ビー:へーっ! 神サマでも、わからないことってあるんだ!

メリー:まだ知らなかった人は、過去記事「人が地球に生まれた理由 その1 原初のアダムは男女両性具有だった (11/21)」を読んでね。


★ 神がアダムに禁じたこと ★



メリー:アダムはエデンの園に連れて行かれてね、そこを耕し、守るように言われたのよ。そのとき、神がアダムに禁じたことがあったのよね。

ビー:どんなこと?

メリー:神はね、「あなたは園のどの木からでも心のままに取って食べてもよろしい。だけど、『善悪を知る木』からは取って食べてはならない」って言ったのよ。

ビー:また、どうして?

メリー:「それを取って食べると、きっと死ぬだろう」っていうわけよ。

ビー:ウッソ―! きっとその木に生ってる実がおいしかったからよ。だから、神はアダムに食べさせたくなかったんだわ。

メリー:ビーちゃん、神の気持ちがわかるなんて、スゴイじゃない! 
でも、アダムはまじめに神の言いつけを守っていたのよ。
そのうち、神は人がひとりでいるのは良くないからって、アダムを深く眠らせて、あばら骨の一つを取って女の人をつくったの。それがイヴ。

それからアダムとイヴは、そのエデンの園で仲良く暮らしていたんだけど、結局この神の怒りを買ってエデンの園から追放されちゃうのよね。 
その話はあなたも知っているでしょう。あまりにも有名だもの。

ビー:……???

メリー:ニャ、ニャに? 知らない?(ビー、こっくりうなずく)
ぜひ聞かせてだって?
わかった、まだ知らないあなたのために話をするわ。

ビー:ありがとう!

メリー:あなた、さっき神がアダムに命じたこと、覚えてます?

ビー:えーっと、『善悪を知る木』からは取って食べてはならないってこと?

メリー:そう。ところが、あるとき、ヘビがイヴにささやいたの。
あなたがたはけっして死ぬことはないでしょう。それを食べると、あなたがたの目が開け、神のように善悪を知る者となることを神は知っておられるのです」ってね。

それでイヴはその実を取って食べ、いっしょにいたアダムにも与えたの。
すると、ふたりの目が開けてね、自分たちが裸ん坊であることがわかったの。それで、はずかしくなってイチジクの葉をつづり合わせて腰に巻いたらしいのよ…。

ビー:へーっ、そうなんだ! それで、神サマはどうしたの?

メリー:そりゃー、カンカンよ。
アダムはイヴがくれたからだと言い訳をするし、イヴはヘビがだましたからだと言い訳をするしね。
神はモーレツに怒って、「野のすべての獣のうちで、最も呪われるだろう」と、ヘビにうらみつらみを言うのよね。
それからイヴには「産みの苦しみをおおいに増す」と言い、アダムには「一生苦しんで地から食べ物をとる」とおどし、「あなたはちりからつくったから、ちりに帰る」なーんて、さんざんイヤミを言って、とうとうエデンの園から追っ払っちゃったのよ。

神は禁じていたにもかかわらず、人間たちがそれを守らずに『善悪を知る木』を食べたことが、とってもショックだったのよ。

ビー:人間に裏切られたって、思ったのかしら?

メリー:そうかもね。(メリー、旧約聖書を読む)
見よ、ひとは〈われわれ〉のひとりのようになり、善悪を知るものとなった。彼は手をのべ、『命の木』からも取って食べ、永久に生きるかもしれない

ビー:「善悪を知るものとなった」ってことは、最初は善悪を知らなかったってこと?

メリー:そういうことね。
「善悪を知る」ってことは、ひとつのものを、何でもふたつに分けて対立させる考え方に、目覚めたってことね。
つまり、二極性を知ったってこと。
神は二極に分裂することを、ひどく嫌っていたのよ。
とにかく人間が、また自分たちのように相争うようになることを望んでいなかったから。

ビー:むずかしいニャー。

メリー:神はね、今度は『命の木』の果実も食べて、永久に生きるかもしれないって、とても不安になったのよ。人が神と同じようになったら、困るからね。


★ 人が『命の木』の実を食べると神が困るわけ ★



ビー:ねぇ、メリーたん、『命の木』の実を食べると、どうして神が不安になったり、困ったりするの?

メリー:知りたい?

ビー:もっちろん!

メリー:この『命の木』の実を食べるとね、ホントは人間も〈われわれ〉と言っている神たちと同じ神聖な起源、つまり、宇宙の始原の〈一〉から来たのだということを思い出すことができたらしいのよ。
だけど、彼らは、人類がホントはどこから来たのか、その起源を知ってほしくなかったのよ。
ビー:へーっ、さすがメリーさん、よく知ってらっしゃるわねー。
でも、そんなことなら、最初から食べてはいけない木の実なんて、教えなきゃよかったのにねー。

メリー:そうよねぇ。エデンの園には、食べきれないほどのありとあらゆる果実があったらしいのよ。
それなのに、わざわざご丁寧に「これ!」って指さしたものだから、アダムもイヴもしっかりと覚えてしまったのよ。

ビー:「だめ!」って言われりゃ言われるほど、食べてみたくなるよね。
ニャンコだって、おいしそうなカツオブシの袋が置いてあったら、ダメって言われても、すなおに飛びつきたくなるもんね。そんな心理を、この神サマはご存じなかったのかしら?
それとも、人間を試してみたのかしら? 
どれだけ人間が神サマに従順でいられるかってことを?

メリー:それは、われわれニャンコにも、わからニャいねぇ…。



★ 光の仕事人からの感想 ★



アダムもイヴも、結局神の言いつけを守らなかったわけですね。
やりましたねぇ! わたしはここのところ、アダムとイヴが神に逆らったところが、とても好きです。だって、彼らは「あやつり人形」じゃなかったのですから。
神の顔色ばっかり見て、言われるがままに従っているドレイなんかではなかったのですから。

人間に『知恵の果実』を食べられてしまったということは、神にとっては致命的なことでした。
神は人間を二極性(ふたつに分裂した考え方)を知らない状態、無知のままの状態にしておきたかったわけですが、もうひとつ理由があったように思うのです。
それは、自分たちの言うことを忠実に守る「神のしもべ」にしておきたかったからです。
もし、無知でなくなったら、人間は自分の思いのままに生きたがって、けっして神に服従などしなくなるからです。

でも、アダムとイヴは突如知性をもつ人間へと変容しました。
その手助けをしたのが、ヘビだったのです。

ヘビは邪悪なものの代表で、聖書では「悪魔」ということになっていますが、この「悪魔」というのはたいしたものです。人間を知に目覚めさせたのですから。

数ある地球文明はE.Tたちが残したものではありますが、彼らが去ってからも文明は開花しつづけました。
もし、アダムとイヴが神の言いつけ通りにしていたら、未だにエデンの園で裸ん坊のまま、木の実だけを食べて生きている存在だったかもしれません。
それは、この悪魔と呼ばれるヘビの貢献によるものだったと言ってもよいのかもしれません。

このヘビと呼ばれるものの正体は何でしょうか?
神とヘビとの闘いは、これからもつづきます。
次回をお楽しみに。



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