「原初のアダム」に出会う旅

2010年11月22日 22:00



アダム」を語ると言っても、奥が深すぎて、何から話そうかと、この数日間思案していました。

アダムを語るためには、宇宙創世期から、つまり万物を生み出した「宇宙創造意識の意図」から説明しなければならないし、最初のアダムである「天上の霊的なアダム」から「肉体をもったアダム」へと光を落としていったプロセスを語らなければならなくなるからです。
それは「とてつもなくややこしい」ということばで表現できます。
そして、それを語るには、膨大な紙面が必要となるでしょう。
ですから、ここでは「人間アダム」に限定して書きたいと思います。

★まず「人間アダム」が正式に登場したのは、紀元前1万2000年頃のことで、アトランティス最後の崩壊以前のことでした。
これは、わたしの守護神のひとりに確認したことであり、エドガー・ケイシー氏がアカシックレコードから得た情報でもあります。

「アダム」という名の人類の祖先は、一人だけではありませんでした。
このプロジェクトは世界の各地でおこなわれており、「アダム」とつけられた人間は、大量生産されていたのです。


彼らが創造されたとき、神は彼らを祝福して、その名をアダムと名づけられた
という文面から、アダムという名前が個人的なものではなく、地球上にたくさん存在していた原型の総称であったことがうかがえます。
そのとき、イヴはまだ誕生していませんでした。

★最初の人間につけられたアダムという名は、ヘブライ語のアダマに由来する「大地から造られし者」を意味することばです。
また、古代シュメール語では「人の雛形」を意味するアダパと呼ばれていたようです。
アダムは赤、つまり赤色人種の原型であることを表しているのです。


★ イヴがアダムの中にあったとき、死は無かった ★



地球にやってきた異星人たちは、自分たちに似た人間を造りました。
ただし、最初彼らは「男にして女」、つまり「男女両性具有の人間」を造り、それらを「アダム」と呼んだのです。   

《創世記第1章―27》や《第5章―2》には、「神は自分のかたちに人を創造された。すなわち、神のかたちに創造し、男と女とに創造された」また、「神が人を創造されたとき、神にかたどって造り、彼らを男と女とに創造された」とあります。

これは、同時に男女を創造したというふうにとれますが、それでは《創世記第2章―18~23》の内容、神は「人がひとりでいるのは良くない。彼のために、ふさわしい助け手を造ろう」とアダムのあばら骨から女性なるものを造ったという文面とに矛盾が生じてしまいます。

★この「男と女とに」というのは、アダムが男女(おめ)であったことを語っていると、わたしは考えます。
最初、アダムのなかには女性性なる〈イヴ〉が存在しており、イヴはまだ創造されてはいませんでした。
イヴをアダムから分離し、引き出したことで、未分化だったアダムは初めて男性の片割れとなったのです。
そして、アダムに死が訪れたのです。

イヴがアダムの中にあったとき、死は無かった。彼女が〔彼から〕離れたとき、死が生じた」という『フィリポによる福音書』に記されたことばが、そのことを語っています。(旧約聖書には、アダムは930歳で死んだと書かれています。イヴと分離しなければ、アダムは永遠に生きたのかもしれません。)
(*荒井献訳「ナグ・ハマディ文書Ⅱ 福音書『フィリポによる福音書』」参照)

アダムのなかにイヴが存在していたとき、つまり男女両性具有の原人だったときは「正のアダム」であり、このアダムは「男と女が統合された単独者の原型」だったということです。


これは蛇足ですが、1945年、エジプトで見つかった「ナグ・ハマディ文書」と呼ばれる写本のなかに、『トマスによる福音書』があります。
そこに残されているイエスが語った『単独者』という表現。
これは、「トマスの福音書」のキーワードのひとつにもなっている重要なことばです。
「単独者」つまり、「一人で立つ者」、「自立者」に成ることはわたしたち人間がいつか成し遂げなければならないことなので、また別の機会に書きたいと思います。


★ 異星人が最初に男女両性具有を創った理由 ★



★では、異星人たちは、なぜ最初に「男女両性具有の人間」を造ったのでしょうか? 

それは、彼ら(異星人たち)が、もともと男女両性を具有しない生命体であり、「両性具有が彼らの理想」であったからです。
彼らが誕生した星は、相反するもの同士が争う二極性の世界でした。
それが苦悩の種だったのです。

長い年月、陰陽両極の分裂に悩まされてきた彼らは、地球を両極の分裂のない惑星にしたいという願望を抱いていました。
肉体を持っていながら「分裂されていない意識」、すなわち「統合された意識」をつくりたい。というのが、目的だったのです。

全く別の惑星で、彼らは新たに生まれ変わろうとしていたわけですね。
だからこそ、彼らは自分たちがやがて転生するための、より進化した理想的な種族の肉体を創成することに長い年月を費やしたのです。

ところが、両性を具有した人間はいくら長生きしたとしても一代限りで終わる運命にあります。
子はクローンでしか造れないし、どうやって生殖して子孫を造るのか、彼ら(異星人たち)にもわからなかったのです。
というわけで、別に子宮を持つ女性なるものを造らなければならなくなったのです。
それがイヴの誕生の理由です。


★アダムたちは地球環境に適応するかどうかを調べるために各地に送られ、適応したことを確認すると召集されました。
後世イヴと呼ばれるようになった女性のプロトタイプ(原型)も、クローン技術と遺伝子工学によって造られました。
そして、アダムと共に自然環境に戻され、入念に観察されたのです。

当時の地球では、さまざまな遺伝子実験が同時進行的に行われており、その地域は主にアフリカとアジアだったようです。
そこでは白人、黒人、アメリカインディアンのような赤い人種が造られていたようですが、アジア人はまだ誕生してはいませんでした。
彼らが日本人を含むアジア人種の創造に踏み切ったのには、それなりのわけがあったのです。

★では、なぜまた新たな人種が造られることになったのでしょうか?
これはわたしたち日本人にとっては大変重要なことであると思われます。
アジア人種を造ったわけは、次回で取り上げたいと思います。(つづく)




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