あなたはどこからやってきた?  

2010年11月17日 00:45


★ 自分がどこからやって来たのかを知りたがる子供は、
    人間となる第一歩を踏み出している ★




            われら何処より来たるや?
             われら何者なるや?
              われら何処へ行くや? 

 

これは、フランスの画家ポール・ゴーギャンの作品(下記の絵の左上方)に書かれた画題です。
彼は病苦と生活苦と孤独の絶望状態でその絵を描き上げ、署名した後大量のヒ素を飲みました。
結局自殺未遂に終わりましたが、そのとき決死の思いで描いた傑作のテーマが、
われわれは何処から来たのか、われわれは何者か、われわれは何処に行くのか」だったのです。


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自分の生がどこから来て、どこへ帰っていくのか、自分とは一体何なのだという彼の問いかけは、地球人類全体の問いでもあります。
ゴーギャンほどに切羽詰まっていないにしても、その問いは深遠なる普遍性を持ち、だれの心にも響いてくるものがあります。

まさにシェルドン・S・ヘンドラーのことばのごとく、「自分がどこからやって来たのかを知りたがる子供は、人間となる第一歩を踏み出している」といえるでしょう。


★ あなたはなぜ地球に生まれたの? ★



さて、あなたは毎朝目覚めたときに、今日も一日無事過ごすことができるようにと祈ったり、夜眠りにつくときに、無事に過ごせたことを感謝したりすることがあるでしょうか? 
そういう気持ちを持っている人は、何か目に見えない高次元の存在によって、自分は生かされているのだという自覚があるからだと思います。

自分が何のために生まれてきて、何のために生きているのかと、これまでに一度も考えたことのない人はいないのではないでしょうか。
なぜなら、ここにこうして生きている意味がほんとうにわかっている人間など、稀だからです。皆、わけがわからず生きていると言っても過言ではありません。

★あなたはどうでしょうか?


あなたはなぜ地球に生まれたのですか?

あなたは何をしにここに生まれてきたのですか?

あなたはいったい何者ですか?

あなたはどこから来たのですか?


今一度じっくりと考えてみてください。


ほとんどの人は、朝目覚めたら顔を洗い、ご飯を食べ、仕事や学校に出かけ、夕方家に帰ってきて、またご飯を食べ、お風呂に入って寝るという繰り返しです。
もちろん昼間にその人なりの有意義な出来事を体験して、人生を楽しんでいる人もいるでしょう。
でも、起きて、寝て、食べて、働いて……というパターンは、どこの国の人もさほど変わりはないはずです。

★人は生きるために毎回食べ物を食し、その食べ物を買う貨幣を得るために働かなければなりません。

貨幣制度の導入は、人類に多大な不幸をもたらしました。
地球には、すべての人が生きるために必要な食べ物や資源が豊富にあるにもかかわらず、全く行き届いていないのが実情です。
ポール・ゴーギャンのように、今日食べる物がなく、明日に希望を持つことができないほどの飢餓に直面している人々は、現在も世界中に数多存在するのです。

けれども、それとは逆に、驚くほどの広大な土地と多くの労働者を所有する富める人々がいます。
彼らはだれの許しを得て、大地を独り占めしたのでしょうか? 
いったい地球はだれのものなのでしょうか? 
真の所有者はだれなのか…。 

だれの許可もなく手に入れた大地なら、土地を持たない人々に無償で分け与えるべきですが、彼らは高い代価を要求して私腹を肥やすことに専念しています。
お金を増やすためなら、他の人々の不利益など一切考えない。自分以外の人間を動物としてしか見ていない支配階級も、存在するのです。

何者かによって意図的につくられた世界経済の仕組みは、完全に「分離の考え方」に基づいています。国々の現状を見ればわかりますね。
支配する側とされる側。貧富の差は歴然としています。

貧しい多くの人々は、貨幣の奴隷となって一生を終えます。
昔からそのようにしてきたからなのか、先人の敷いたレールに乗って、ひたすら走りつづけているのです。
目指す真の目的地もわからないままに、毎日同じことを何十年と繰り返し、やがては死んでいきます。

死ぬ前に、「私の人生って、いったい何だったのだろう? 今までやってきたことが、果たして私の一番やりたかったことだったのだろうか?」と振り返ったとき、たいていは「?」なのではないでしょうか。
「ああ、わたしにとっては、何もかもが思い通りになったすばらしい人生だった! 思い残すことなんて何もない!」と思える人は、ほんとうに幸せ者ですね。

そう簡単に自分の思い通りにはならないのが、この三次元の世界です。(自分勝手な制限を設けているからなのですが…)
物が欲しくても、お金がないと手には入らないし、鳥さながらに空を飛びたいと思っても飛べない。病気になりたくなくてもなることはあるし、死にたくなくてもいつかは死ななければならない。(人間は生まれたら死ぬと思い込んでいるから、死ぬわけですね)

究極的には、自分の現実は自分で創っているのですが、自分の思い通りにならないと思っている現実があるわけです。
さまざまなものを創り出してきたわたしたちでも、不可能だと思えることは山ほどあります。(これも制限しているのです)
「わたしたちは決して万能の神ではない。よって、人間がその万能の神に何か理由があって生かされている存在だ」と考えるのは、自然な発想なのかもしれません。(現在の地球人の集合意識がそうなのであって、集合意識を変えることが現在の課題です

もし、目的もなく地上に自然発生した動物であるとするのなら、なぜこれほどまでに自然界から遠のいてしまったのでしょうか。いまや他の動物たちと同様に、自然のなかで、自然と共に生きていくことなど、とうていできない状態となってしまっています。

人間が他の動物と異なっているのは火を使うことですが、さらに違う点は金銭を使うことですね。
お金を欲しがり、物質欲があるのは、人間だけです。
その物質欲が、貨幣を生み出し、その貨幣の奴隷となって一生を終えるような、つまらない人生のレールを作ったのです。


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二千年という長きにわたって多くの人々が信じ、敬ってきたイエス・キリストは、当時の人々に次のように語っていました。


あなたがたは、神と富とに兼ね仕えることはできない。
それだから、あなたがたに言っておく。
何を食べようか、何を飲もうかと、自分の命のことで思いわずらい、何を着ようかと自分のからだのことで思いわずらうな。
命は食物にまさり、からだは着物にまさるではないか。

空の鳥を見るがよい。
蒔くことも、刈ることもせず、倉に取り入れることもしない。
それだのに、あなたがたの天の父は彼らを養っていてくださる。
あなたがたは彼らよりも、はるかにすぐれた者ではないか。

あなたがたのうち、だれが思いわずらったからとて、自分の寿命をわずかでも延ばすことができようか。
また、なぜ、着物のことで思いわずらうのか。
野の花がどうして育っているか、考えてみるがよい。
働きもせず、紡ぎもしない。

しかし、あなたがたに言うが、栄華をきわめたときのソロモンでさえ、この花の一つほどにも着飾ってはいなかった。
きょうは生えていて、あすは炉に投げ入れられる野の草でさえ、神はこのように装ってくださるのなら、あなたがたに、それ以上よくしてくださらないはずがあろうか。  

ああ、信仰の薄い者たちよ。
だから、何を食べようか、何を飲もうか、あるいは何を着ようかと言って思いわずらうな。
これらのものはみな、異邦人が切に求めているものである。
あなたがたの天の父は、これらのものが、ことごとくあなたがたに必要であることをご存知である。

まず神の国と神の義とを求めなさい。
そうすれば、これらのものは、すべて添えて与えられるであろう。
だから、明日のことを思いわずらうな。
あすのことは、あす自身が思いわずらうであろう
一日の苦労は、その日一日だけで十分である。
 
(新約聖書 マタイによる福音書 6章24―34)
 


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金銭は「この世」でしか通用しないものです。
多くの人間が追い求めている金銭は、「あの世」や「アセンション後の地球」には必要ないものです。

「豊かさ」は必要です。
わたしたちが欲しているその「豊かさ」が、「物質的な豊かさ」なのか、「精神的な豊かさ」なのか、そこが分かれ道となるのです。
だからこそ、イエスはこう言っていたのです。


「あなたがたは自分のために、虫が食い、さびがつき、また、盗人らが押し入って盗み出すような地上に宝をたくわえてはならない。
むしろ、自分のため、虫も食わず、さびもつかず、また、盗人らが、押し入って、盗み出すこともない天に、宝をたくわえなさい。
あなたの宝のある所には、心もあるからである」と。
(マタイによる福音書 第6章19-21)

 


ハート
先祖から受け継がれてきた、金銭による金銭のための生活。
果たして、それは「人間の魂の成長と進化に必要なもの」だったのでしょうか?

あなたは、いかがですか? 
これからも、やはり金銭を含め、物質を追い求めていきたいでしょうか?
ここに生きている理由を、今一度考えてみてほしいと思います。






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