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「隠れた自己」を解放する

2015年06月07日 14:17


「隠れた自己」を解放する



下記は、5月25日に『「復讐」と「罪悪感」を解放する』に掲載しましたハンドルネーム「つぼみ」さんのレポートです。

復讐」と「罪悪感」を手放した後、「隠れた自己」に取り組まれました。
前回にも書きましたが、彼女の文面はどれをとっても大切なことが散りばめられているので、課題にチャレンジされている人たちにとっては、非常に貴重な体験談となることと思います。

今回は、レポート②と③と「過去生回帰セッション」の後にいただいたレポートを載せさせていただくことにしました。
彼女の菩薩行に心から感謝いたします。長文のため、一部省略させていただきました。ご了承ください。



少女2


◆課題の個人レッスン(過去生)~隠れた自己②~



2015年5月23日 カヴィーシャのコメント
2015年5月23日 つぼみさんのコメント

「隠れた自己」とつながりたいのにつながれないというのはとても苦しくて、悔しいことでした。
なぜできないのだろうと苛立ち、時間ばかり過ぎていくことに焦っていました。
しかし、よくよく振り返ってみますと、私は自分自身であるはずの「隠れた自己」を、どこかで認めたくない、知りたくないといった気持ちがあったのだと思います。

前回のレポートで「浄化をしてあげて、損をするということはありませんから、決していやだとか、ネガティブなほうに考えないようにしてください。」とカヴィーシャ様からアドバイスをいただき、確かにその時はがんばってカルマを解放しようと思いましたが、正直に申し上げて、次第に迷惑この上ないと思うようになっておりました。
「隠れた自己」を見つけ出す試みをしたいのに、ネガティブなエネルギーの影響を受ける度にそれどころではなかったからです。調子がいい時でも、瞑想をすると必ず心臓がバクバクするし、首を触られるような感覚まで出てきて続行できませんでした。

★お気持ちはわかります。皆さん、そのようなプロセスを辿っておられます。

また、私は時々夢を通してメッセージを受けることがあり、その内容を書きとめているのですが、「隠れた自己」は夢を使う方法でもつながることができると、いただいた課題には書いてありました。
それなら私もできるはずだと考えていたのですが、認識の甘さを痛感する結果となりました。
信じられないことに、毎日毎日まったく夢を覚えて目覚められなかったのです。
夢を見ることができないまま朝を迎えるたび、とても惨めで空しい気持ちになりました。
その他、起きている時も意識的に話しかけるようにしましたが、出てきた感情は強い不安感のみで、いつも一方的に話しかけているという状況でした。

このように、堂々巡りを繰り返し、何も成果が得られないことに苛立ち、精神的に追いつめられるような状況になっても、カヴィーシャ様にメールでお伝えしたように、「何かしら成果を得られるまではカヴィーシャ様に頼ってはダメだ」「もっともっとがんばらなければ」と自分を痛めつけていました。

なぜ「隠れた自己」は出てこようとしないのか。
そのすべての原因が、私が「隠れた自己」を受け止める準備ができていなかったことにあると気づかされたのは、私のハートチャクラのプラーナが10%まで低下しているとカヴィーシャ様にお知らせいただいてからでした。


私は自分への承認と愛が足りず、咳喘息を起こすまで魂が悲鳴をあげていました。
カヴィーシャ様の働きかけのおかげで、この咳の苦しみは「私をちゃんと愛してほしい」という魂の苦しみだということに気づかされ、声をあげて泣きました。
その後自分に謝罪をしながら、自分を愛し認める重要性をひしひしと感じるうちに、過去生の「隠れた自己」もそれを望んでいたのではないか、と気がついたのです。

私はいつも「隠れた自己」を否定的にとらえ、恨みをかうような人間だった彼女を心のどこかで責めていました。本当は自分の過去生のネガティブな部分を認めたくなかったのです。 (これを書くと、私のハートがとても痛みます。)

★そこに気づかれて、ほんとうによかったです。
★ありがとうございます。この視点に立つことができて本当によかったと思っております。

だから、彼女は出てきてくれなかったのだと思います。「隠れた自己」はおそらく解放されたがっているものの、出てくる勇気をまだ持てないのです。そしてそれをより頑なにさせてしまっていたのは、他ならない現世の私自身だったのだと思います。

「過去生を受け入れるつもりがない」=「過去生の自分を愛し認められていない」ということです。閉じたハートの持ち主に、受け入れてもらえないと分かり切っている場所に、わざわざその身をさらすはずがありません。
私は過去生の自分に対しても愛情が足りませんでした。だからこそ、愛の不足したネガティブなエネルギーを引き寄せてしまったのだと思います。

上記のことに気がついて、私は過去生の自分自身に謝罪しました。
また、今まではどこか「過去生の自分」と「現在の自分」を別ものとして捉えていましたが、過去生の私も間違いなく「私自身」なのだという認識に変わりました。 

そしてそれをしっかりと受け止め、抱きしめてあげられるのも、自分しかいないと思っています。
だから過去生も含めた自分自身をすべて受け入れ、認め、愛すると決めました。
時間がかかりましたが、ようやく覚悟が決まりました。


★よかったです。素晴らしい変容です。
★カヴィーシャ様からのメッセージがあったからこそ上記のことに気づかされ、意識を変えることができました。あの時のメッセージがなければ、私はあのままの思考から抜け出せなかったでしょう。
ほんとうにありがとうございました。


私はまだ彼女については何も分かっておりません。ですが、どんな過去生であったとしても、それを自分として受け止め、時間がかかってもカルマを刈り取っていこうと思います。

カヴィーシャ様、ご迷惑をおかけしてしまいますが、何卒これからもサポートとアドバイスをよろしくお願いいたします。

★迷惑とは思っていませんよ。あなたがどんどん気づかれていくのがとても楽しみです。
今のところ、「隠れた自己」はまだ出てこようとはしていません。彼女は愛されたいのに愛されなかった幼児なのです。
ですから、「隠れた自己」に対するとき、幼児と話すときのようにわかりやすい言葉を使って話しかけてみてください。
個人セッションに出てきてくれるよう、少しずつ働きかけてください。あなたが幼児であったら、どうしたら、素直に出てきてくれるかを考えてみるのです。あなたが書いておられたように、彼女を認めて、愛して、抱きしめてあげることですね。だったら、大丈夫です。きっと出てきてくれますよ。


★とても大切なアドバイスをありがとうございます。
セッションまでの一週間、精一杯彼女を愛し、抱きしめようと思います。
彼女は幼児だとお知らせいただき、とても納得がいきました。魂は理解しているのでしょうね。
彼女と向き合いはじめてから不安感を感じることが多かったのですが、今日はだいぶ和らいでいることに気がつきました。
少しずつではありますが変化を感じられて嬉しいです。

まだ沢山のネガティブエネルギーがやってきて影響も受けてしまいますが、その時の変な感覚も以前より認識できるようになったような気がします。
セミナーで対処法をしっかりと覚え、これからも来るであろう霊たちを解放していきたいです。
それでは、セッションとセミナーを心から楽しみに、一日一日を大切に精進して参ります。よろしくお願いいたします。


その後、つぼみさんからレポート③が届きました。


   少女とタンポポ


◆課題の個人レッスン(過去生)~隠れた自己③~



2015年5月28日 カヴィーシャのコメント
2015年5月29日 つぼみさんのコメント

「隠れた自己」である彼女が幼児だと教えていただいた時、とても納得したと前回のレポートでも書きました。それは、私が思春期以降に患った病は、幼児期の親との関係にその根源があると言われているからです。私が自分と向き合おうと思ったのも、そもそもはこの病がきっかけです。やはりすべてはつながっていて、導かれてきたのだと確信しました。

「隠れた自己」がどういった経緯で今もなお恨みを抱かれているのかはまだ分かりませんが、彼女は表に出てくるのをとても怖がっているのが感じられたので、まずはその気持ちを認め、まるごと受け止めることにしました。
また、少しでも彼女の不安を解消するために、出てきてくれるのをただ待つのではなく、私が彼女のそばまで迎えに行こうと思いました。そして、どんな彼女でもしっかりと抱きしめよう、大好きだって伝えて、手をつないで光のもとへ出てこようと思いました。
最初はやはり不安を感じることが多かったので、その都度「大丈夫だよ」「大好きだよ」と話しかけ続けていたところ、少しずつハートの不安はなくなっていき、あたたかい気持ちが広がってくるようになりました。

★よかったですね。すばらしい試みです。
★ありがとうございます。私の子供がまだ小さかった頃、子供にむかってそう言いながら自分のインナーチャイルドも一緒に抱きしめるイメージをよくしていました。今回はその練習が役立ったのかもしれません。

セッションとセミナーを週末に控え、その準備に追われつつも、ネガティブエネルギーは頻繁にやってきていたので、来ていると思うたびに浄化して過ごしていました。とても忙しかったのですが、ふいに、「生きている」と強く思いました。心から喜びが湧いてきたのです。大変だけれど、その大変さを感じられることが嬉しかったのです。

そしてカヴィーシャ様のセッションを心から楽しみに感じ、とてもワクワクしていました。
その時、さらに強く湧きあがる気持ちが出てきたのです。弾けそうなほどの、ふるえるほどの感情です。
もしかしたら「隠れた自己」も一緒にワクワクしてくれているのかもしれないと思いました。
そこで、「セッションで出てきてくれるの?」と聞いてみたところ、直感でそうしてくれるのだと分かりました。
私はとても感激して、涙があふれてきました。

★うれしいですね。働きかけた甲斐がありましたね。
★はい、とても嬉しかったです。そして彼女の子供らしい素直さもありがたかったです。

その次の日、夢に「隠れた自己」らしき女の子が現れました。
外見に関してはよく覚えていないのですが、その子の腕は傷だらけでした。
どうやら自分で自分の腕を噛んで、傷つけていたようです。
大人の男性に怒られているところで目が覚めてしまったので、目覚めてすぐに「隠れた自己」に話しかけ、「あなたがどんなあなたでも、私はあなたが大好きだよ」と言って抱きしめました。
          少女1

★その夢は真実をあらわしていると思います。過去生回帰でもっと掘り下げていきましょう。
★彼女に会えたのですね…。出てきてくれたのですね。「隠れた自己」へ改めて感謝の気持ちを伝えました。お知らせくださって、ありがとうございます。

ただ、正直に申し上げますと、私はこの時少し動揺していました。
全く想像していなかった姿が、意図していない時に突然現れたからです。
「すべて迷いなく受け止める」なんて意気揚々と言っておきながら、実際には少し驚いてしまった自分がいました。私はそんな自分に正直ガッカリしましたし、夢の中で彼女を抱きしめることができなかったのも、とても残念に思いました。
「隠れた自己」は、当たり前ですが私の動揺に気がついていたので、私はこれを素直に認め、謝罪しました。

それから3日目となった今日までは、起きている時に話しかける方法を続けています。
彼女は、どうやら自分が解放された後どうなるのか心配しているように感じました。
私はなるべく分かりやすい言葉で、苦しみなど魂の重いところに光をあてて、高みへとあげていくという事や、解放されても消滅されるわけではない事、光の存在として(?)統合されて、私と(?)ひとつになっていく事などを話してみたのですが、話していて実際のところはどうなのか、少し疑問に思いました。
もし私の認識で間違っているところがありましたら、ご指摘いただけましたらありがたいです。

★あなたがわくわくするような、明るい楽しい世界に行くんだよと言ってあげてください。
★ありがとうございます。このことを伝えたら、とてもわくわくする気持ちになって、湧き上がる気持ちに思わず笑ってしまいました。ちゃんと彼女に届いていると思います。

彼女がどんなに傷ついていたか、孤独だったか、あの夢の中の姿を思い出す度に涙が出ます。私は、両親に愛されなかった彼女の悲しみが理解できます。私も同じような悲しみを抱えてきたからです。また、方法は違うものの、自分を傷つけていた姿も私とよく似ていると思いました。

★そうですね。そっくりです。
★こんな風に、前世で成しえなかった課題が今生で表出してくるのですね。初めて実感できました。

だからこそ、私はやっぱり彼女の話を聞いて、暗闇に光をともし、解放していきたいです。
数日前にカヴィーシャ様へメッセージを送った時は、解放したいとまでは思うに至りませんでした。解放を考えるよりも前に、まずは彼女とつながって、話を聞いて悲しみを受け止めたいと思っていたからです。
でも、今は気持ちが一歩前に進みました。
彼女を解放し、笑顔で送り出したいと心から思っています。
そして、彼女も間違いなく私のメッセージを聞いてくれていると確信しています。

セッションまであっという間ですが、それまで出来る限りのことをして、カヴィーシャ様が照らしてくださる光のもとへと連れだして参ります。
精一杯がんばります。全力で臨ませていただきます。
カヴィーシャ様、何卒お力添えをよろしくお願いいたします。

★大丈夫ですよ、彼女は出てきてくれます。いろんなお話をしてくれるといいですね。
では、セッションでお会いしましょう。
あなたと、あなたの中の小さな女の子と。


★カヴィーシャ様の確信に満ちたお言葉に、心から安心いたしました。
「隠れた自己」は、とても純粋な気がします。私の試みにも素直に反応してくれました。彼女と自分を信じ、境港へお伺いさせていただきます。

それでは、明日のセッションを心から楽しみに、意識的に過ごして参ります。
カヴィーシャ様、何卒よろしくお願いいたします。



          ライン
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そして、5月30日の個人セッションで、つぼみさんのなかにいた小さな女の子を解放することができました。
下記は、セッション後にいただいたレポートです。


◆課題の個人レッスン~隠れた自己④~
 


カヴィーシャさま、この度はセッションをありがとうございました。
以下最終レポートとして、ご報告させていただきます。

境港へお伺いする前に、カヴィーシャさまが「大丈夫ですよ。彼女は出てきてくれます」「大丈夫、すべてうまくいくと信じてください」と仰って下さったことで、私も自分自身に「大丈夫、きっと彼女は出てきてくれる」と言い聞かせ、「隠れた自己」へも「私はすべてを受け止めるからね」と話しかけながらセッションの日を迎えました。

カヴィーシャさまの誘導のもと次々と進んでいく内容に、不安になっている暇もなくあっという間に引き込まれていきました。
セミナーとセッションに参加するうちに自覚したのですが、私がイメージで見える映像は、少しぼんやりとしているようです。そしてそこに感覚的に情報が補完されます。例えば過去生回帰で最初の方に出てきた草原も、葉っぱの一枚一枚まで見えるわけではないけれど、そこが草原で風が吹いているという事がわかるし、履いていたズボンははっきりと見えないけれど、カーキ色だとわかるという感じです。

はじめに足をちゃんと確認できたのは、「隠れた自己」ではなく、彼女のお兄ちゃんでした。
そしてまずはそのお兄ちゃんの視点から「隠れた自己」である自分の過去生に会うこととなりました。 


           男の子と女の子


私の過去生である「隠れた自己」は、他の子供達にあまり好かれておらず、特にガキ大将の男の子からは疎まれ、子供達の遊び場でもいつも仲間はずれにされていました。
みんなに構ってほしかったのに、一緒に遊んで欲しかったのに、お兄ちゃん以外の子には遊んでもらえなくて、好かれなくて、それが悔しくて、お兄ちゃんを他の子に取られてしまう気がしてさみしくて、遊び場なんてなくなってしまえばいいと、みんなの遊び場だった家に火を放ってしまった彼女。
私の過去生は、この時「復讐」をしています。
火を放った彼女に激昂した父親によって、彼女は後遺症が残るほどの怪我を負うはめになりました。子供達にも恨まれました。そして、彼女自身も「罪悪感」を抱き、自分の腕を噛んで傷だらけにしていたのです。
ここでも、私が前回向き合った「罪悪感」というキーワードが出てきます。
これに気づいた時、本当はこの時も「復讐」と「罪悪感」が魂の課題としてあったのかもしれないと感じました。
しかしこの時は解放できないまま亡くなってしまったのですね。
亡くなった彼女のところに行って「散々な人生だった」という言葉を聞いた時、それでは今の私の足を引っ張るはずだわと思いました。

過去生の私に激昂し怪我を負わせた父親とは、職場の同僚という形で再会していると知りました。その同僚とは初めて会った時から違和感があり、態度のひとつひとつが腹立たしいと感じ、それこそ彼のいいところなどまったく認められなかったのです。
ここまで嫌いという事は何らかの繋がりがあったのだろうとずっと感じていたので、カヴィーシャさまから「知人」とお伺いした時はすぐに分かりました。
彼とは、ここ一年ほどはそこそこ穏やかな関係を築けるようになってきました。自分の見方を少しだけ変えて、彼のいい部分を認める試みをしてみたのです。
そういえば、カヴィーシャさまに波動修正をしていただいた直後、彼からある相談を受けたのですが、私に相談するなんてめずらしいと驚いた事を思い出しました。そしてその話の中で、私も彼も程度の差こそあれ似たような家族の問題を抱えていた事がわかったのです。その時は波動修正の効果かな?と思っておりましたが、今にして思えばここにも大きなヒントが隠されていたのだと思います。

みんなが大好きだった場所に火をつけた彼女に恨みを持ち、私のもとへ人霊となってやってきていた子供たちに謝ることを渋った彼女。カヴィーシャさまが「もう自分の腕を噛むのではなく、みんなにきちんと謝って、自分を責めるのも終わりにしよう」とやさしく諭して下さったことで、ようやく前向きに謝罪しようと思ってくれました。
子供たちはもうほとんど恨みの気持ちを持っていませんでしたが、きちんと謝ることができて本当によかったと思います。
光の世界に行ったら走れるようになるかと質問した彼女に、「もちろんよ。肉体はないし、健康体そのものよ」とカヴィーシャさまが伝えてくださり、心おきなく「明るく楽しい世界」へと旅立っていってくれました。
あっけない程スルスルと私の中から出ていき、あっという間に燃えてしまったロープが、彼女のワクワクした気持ちをよく表現していると感じました。

          子どもたち

彼女を解放後、試しに彼女を呼んでみました。
解放前に感じていた、話しかける度に出てくるワクワクする感覚はもうありません。本当に解放できたのだ、と感慨深い気持ちでいます。
そして、元々彼女を探すきっかけとなった「強烈な不安感」や「どうせできない」という思いを手放せている事にも気がつきました。
まだ解放できて数日ですが、今までよりも自分を信じることができるようになったと感じています。
これもすべて、カヴィーシャさまが支え、力を貸してくださったからこそ成し遂げられた事です。
実際に過去生の映像が出てくることにも正直驚きましたし、目には見えないけれど、別の次元が存在しているのだ、と今回ほど実感できた事はありません。
うまくお伝えできているかわかりませんが、当然あるとは知っていたけれど、なかなか感じられない「目に見えない世界」を、心から実感できたのです。
「隠れた自己」を解放できたのはもちろん、私にとってはこの事も大きな収穫となりました。

カヴィーシャさま、素晴らしい機会を、そして力強いサポートを本当にありがとうございました。

心からの感謝をこめて。
2015年6月3日 つぼみ


★カヴィーシャのコメント: このセッションの最後のほうで、実際に過去生のお兄ちゃんが来てくれましたね。そして、妹に向かって「ありがとう。大好きだったよ」と言ってくれました。
あのときは感動しました。お兄ちゃんの気持ちが伝わって、ほんとうに素敵な瞬間でした。
過去生回帰では、時折、光の世界から分霊たちが励ましにやってきてくれることがあります。それがまたうれしいですね。
自分は決して独りではないんだという安心感と喜びを感じることができますね。
あのときの素晴らしい出会いを、どうか忘れないでいてください。



     
雨に濡れたバラ


◆過去生回帰で「隠れた自己」を解放することの意義



心理療法のひとつに退行催眠というのがありますね。
その人の子ども時代にまでさかのぼって、そのときに傷ついた出来事を癒したり、ネガティブな体験をポジティブな内容に書き換えたりする方法です。

なぜ退行催眠を行なうのかと言いますと、子どもの頃に受けたトラウマ(精神的外傷)が、おとなになったその人の行動に大きな影響を与えているからなのです。
幼い頃に受けた深い心の傷はずっと残っているので、いつかまたそれが起こるのではないかという怖れを生み出します。その怖れが、いつかその通りにまた現実化してしまうのです。

過去生回帰はその退行催眠をさらに進める方法です。
その人に起こっている現在の問題が、どんな過去生が原因となって生じているのか、実際にどんな影響を及ぼしているのかを探り、突きとめていくわけです。

「隠れた自己」というのは、自分が知りたくない、抑え込んでいた否定的な自分であるということがわかります。この否定的な自分を認め、解放してやらなければ、それは自分のなかの影として、自分自身をコントロールし始め、何かをしようとしても足を引っ張ります。自分の人生を滅茶苦茶にされてしまいそうな存在だと言えるでしょう。

ですから、その否定的な影の部分を、認め、愛し、受け容れて、抱きしめてあげることが必要です。

幸いなことに、今回レポートを書いてくださったつぼみさんのように、罪悪感のために自分の腕を噛んでいた可哀想な小さな女の子を抱きしめてあげ、やさしく話しかけてあげたことで、その子はセッションの場に出てきてくれて、素直に光の世界へと解放されていったのです。
この事実がある以上、やはり過去生回帰は貴重な癒しの方法であると思います。

過去の体験から生まれた恐れや罪悪感や復讐の思いは、それを認めて手放してしまえば、もうその苦痛を再び体験する必要はなくなるのです。もうその課題からは自由になることができるわけです。

皆さんも、せっかく自分自身を全うするために今回生まれてきたのですから、自分の内にネガティブな存在がいるなら、自分のためにも過去生の分霊たちのためにも、解放してしまいましょう。

2015年6月7日 カヴィーシャ・光の仕事人




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