忍耐強く「待つ」ということ

2015年02月20日 00:00


★冬来たりなば春遠からじ



立春は過ぎましたが、寒さはやわらぐことなく、雪が舞い、吹く風の冷たさに、春はまだまだ遠い気がする毎日です。
皆さん、お元気でお過ごしでしょうか?


梅


京都では、北野天満宮梅花祭が毎年2月25日に開催されていますが、京都に住んでいた頃は、よく梅を見に行ったものでした。
今はもうつぼみがふくらんで、開花の準備をしているところでしょうか。

冷たい大気のなかで、じっと忍耐強く花ひらく時期を待っているつぼみたち。
「待つ」ということは、ほんとうに大変なことだということを、わたしは今年ほど感じたことはありませんでした。

たとえば、1月から始めた門下生たちの課題のクリアについてです。
滞りがちなので、彼らに何度も発破をかけてみるのですが、なかなかレポートが届かないのです。
理解をすれば、一瞬で意識は変わるものだと伝えても、ほんとうに理解ができないために、意識は変わらずじまいです。
なぜそんなところで立ち止まっているのかと不思議にさえ思い、少しばかり逸る気持ちに駆られ、しきりにパソコンのメールを調べる毎日ですが、こればかりはご本人が気づかないことにはどうしようもありません。

少しずつヒントを差し上げながら、彼らの心に変化が現れるのをじっと待つ毎日ですが、ほんとうにその時間を長く感じます。




ふきのとう


★冬来たりなば春遠からじ



If winter comes, can spring be far behind?


イギリスの詩人シェリーの『西風に寄せる歌』の一節に「冬来たりなば春遠からじ」という句があります。
「つらい時期を耐え抜けば、幸せな時期は必ず来る」というたとえで、長い冬を耐えて春を待つ気持ちの表現とされています。

朝の来ない夜はありません。
そして、夜明け前が一番暗いのです。
そのたとえの如く、暗闇の穴に落ち込んでいても、必ず光の射す方向を見つけ、這い上がり、春の暖かい陽光に包まれるときが来ますよということです。

あなたがたは、小さなつぼみです。
小さくても、大いなる愛と信頼に見守られた可能性を秘めたつぼみなのです。
その個々の花をみごとに咲かせてください。
それぞれ独特の美しさをあらわし、
香りを放ってください。
この地球という名の大地で。

その日を心待ちにしています。


内なる炎に向かう
それは、多くの危険をはらんだ、極めて困難な道だ

暗闇に向かって進むとき、人はつまずく
暗闇に向かって進むとき、人は何かにぶつかる
暗闇に向かって進むとき、人はころび、
そしてまた起き上がらなければならない

そんなとき、変わらぬ勇気と、支えが必要だ
逃げ出し、逃避してしまわないように
誰かの支えが必要になる
それが、師の役割だ

手を取り
「怖れることはない ゴールは近い すぐそこだ」
と励ましつづける

ゴールはすぐそこではない
覚えておきなさい……
しかし、師はいつも、すぐそこだと言う

ゴールはいつか必ず来る
しかし、人はその日を待たなければならない
忍耐が必要だ

~OSHOの言葉~



梅


自己探究を始められた方へ、読んでいただきたい過去記事をいくつか挙げておきます。
よろしければ、繰り返しお読みになってください。


何が気づきの邪魔をしているのか 
★頭を置きなさい

「探求」と「探究」―あなたがしているのはどちら?
★自己を忘れることは すべてのものに悟らされること

存在を信じ、自らをゆだねる勇気を持つこと
★明け渡すとは?





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