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相反した神の性質

2010年12月12日 08:00


★過去記事11/24「男性優越思想はどこから来た?」で、地球に「男性優越の思想がはびこった原因」をお話ししました。
その記事の中で、わたしが子どもの頃から旧約聖書に登場する『エホバ』をどうしても好きになれなかった理由を述べましたね。(まだ読まれていない人は、読んでくださいネ)
今回は、そのつづきを、忘れないうちに記しておこうと思います。

エホバ』については、リサ・ロイヤルさんがチャネリングされているお馴染みのジャーメインによって、大変興味深い真実が述べられています。


★ エホバの性格 ★



★ジャーメインは、『エホバ』という存在が、シュメール文明と深い関わりを持っていたこと、彼が支配権を与えられて、「暴走」してしまった宇宙人の一人だということ、二面性をもっていたことなどを、つぎのように語っています。


私たちの視点では、エホバは琴座の王家とシリウスの王家を統一する試みの中で生まれました。
彼の父はエンリルで、母はエンキの親類でした。
エホバの誕生には、二つの王家の関係を安定させる試みが反映されています。
彼は統治する土地と人を与えられました。
これについては、皆さんすでにご存知でしょう。

しかし、二つの王家を統一するためにエホバを擁立したことは、誤りだったという認識が生まれました。
その振る舞いによって、エホバは両王家にとって不名誉な存在と見なされるようになり、孤立無援となりました。
古代文献に見られるエホバは、まるで精神病を患っているかのように常軌を逸した行動をとりました。
ときに人民に慈悲深い態度で接したかと思うと、(この場合、「ヤーウェ」と呼ばれます)別の場面では、怒り狂って暴力的に振舞う存在として描かれています。
彼の性格には、明らかに二面性が見られます。

「エホバ」と呼ばれた存在のエネルギーは、地球上のさまざまな時代に表れてきました。
肉体を持って生まれた最初のエホバは、いわゆる「多重人格症」でした。
ときには慈愛に満ちあふれ、ときには烈火のごとく怒り狂うといった態度には、彼の二面性が表れています。
エホバはエネルギー的には、シリウス王家とつながっていましたが、血統的にはシリウスと琴座の王家のハーフでした。
「ヤーウェ」と呼ばれたエネルギーは、主にエホバの子孫を通して表れました。
最初のエホバと比べると、そのエネルギーは温厚でした。
「ヤーウェ」は、エホバが慈愛に満ちているときの呼び名でもありました


(ネオデルフィ・星名一美編訳 リサ・ロイヤル・チャネリング・セッション冊子「隠された神々」に記載)


このことから、幼いながらもわたしが感じていたことが、満更まちがってはいなかったということがわかり、「やっぱりね」と納得できたのです。


★ 相反した神の性質 ★



神々といっても、「ネガティブ指向」の神も存在するし、「ポジティブ指向」の神も存在します。

ネガティブ指向の神たち」は、自己中心的な目的を持ち、人間を無知な状態に留めて、コントロールすることを望んできました。
でも、「ポジティブ指向の神たち」は、人間に知恵を与え、神に依存したり、隷属したりするのではなく、自ら自立していくことを望んできたのです。

人間は「怒る神」「罰を与える神」を怖れ、「愛深い神」「願いを聞き届けてくれる神」にすがってきました。

恐い神やさしい神…。

この「相反した神の性質」は、「エホバの二面性」ととらえることもできますが、「ネガティブ指向」と「ポジティブ指向」の神たちの性質が、そのまま人間たちの心に刻み込まれ、伝えられていったのだろうとわたしは思うのです。


地球人に「ネガティブ指向の人」と「ポジティブ指向の人」がいて、「善人」や「悪人」が存在しているように、異星人だっていろんなタイプが存在するのです。
たとえ「同じ星の種族」であっても、性質はさまざまだということですね。
「神」にも、二極性が存在するということです。

わたしたちは「ポジティブとネガティブ」、「肯定的と否定的」というような相反する性質を考えるとき、「ポジティブ」や「肯定的」のほうが、「ネガティブ」や「否定的」よりも「よい」と思いがちです。

でも、電池に「プラス」と「マイナス」があるように、両方にはそれぞれの性質があって、どちらがよくて、どちらが悪いと判断することはできないものだと思うのです。

「陰と陽」や「光と陰」も同様です。
光のなかに陰があり、陰のなかに光があるわけで、両方とも、相手がなければ存在することができません。

このふたつがお互いに反目すると、不快感が生まれるのです。
ですから、神々も分裂して敵対するのではなく、統合していく必要があるということです。

なぜなら、そんな神々の両極性は、彼らを創造した創造主、〈大いなる意識&意志エネルギー〉の側面なのですから。




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