アンフェアなのは誰か? ―真実を見極められる自分になること

2011年10月01日 13:05


~ 読者さんからのコメントより ~



下記は、前回の記事「真実を隠蔽する人たち―なぜ真実を語らないのか? なぜ真実を語ってはいけないのか?」に対する読者さんからのコメントです。
今回の内容は、読者の皆さんにも共に考えていただきたい内容だと思いましたので、掲載させていただきました。どうかご了承ください。


事件・事故が起こった時、人はよく「真実を知りたい」と口にします。が真実を知らされただけで問題は解決するのでしょうか?原発事故のように震災直後に「放射能が漏れ日本が汚染されました。将来ガンになります。」と真実を報道すればハニックになるのは当然。要するに事実を突きつけられ、その対処方法が分からず、盲滅法な自己判断している限り、事実を知ったところでどうにもならない人が殆どではないでしょうか?
新型インフルエンザの時も同じ、ただ危険危険と怖がってるだけ。呆れるばかりです。これからの教育はこんな事にしっかり対応できる知識を育むことが必要と思います。この夏何度熱中症に注意と言って温度と湿度の関係を説明しているにも関わらず理解できないバカが多いんでしょ。化学の時間、何やってたんでしょうね。台風進路予測も理解できない、和歌山・奈良で被害にあった人に申し訳ないが、もっと早くに逃げろ。ネットで雨雲レーザーを見てて尋常ではなかったのは一目瞭然。結局受け身で何も対応出来ない我々の現状に気づくべきですね。



光の仕事人: コメントをいただき、ありがとうございました。
国民(特に被災者たち)があまりにも受け身で、自ら進んで知識を得たり、理解したりしようとしない傾向にあることは常々感じていることで、「情報を出しても判断できる能力がない」というご指摘はよくわかります。
ただ、あなたとは少し見解が異なるところがありますので、そこの部分をお話ししたいと思います。

まず「真実を知らされただけで問題は解決するのでしょうか?」というお尋ねに対してですが、問題が解決できるかどうかは人によってそれぞれ異なってくるであろうと思います。
少なくとも真実(真相)を知ることによって、自分が今どうするべきかが明確に見えてきて、何らかの「覚悟」が生まれるのではないかと思います。
(ただし、どんなことに関してでも、正常波動の人たちに対して言えることであって、異常波動の人の反応は考慮に入れておりませんので、ご了解くださいね)

★ここで、わたしのほうからあなたに質問です。
まず真実をも知らないで、どうやって問題を解決するのですか?
正確な対処法を見いだすためには、ありのままの状態・状況を知らなければなりません。
ウソの発表をされて、ウソの情報を基盤として、どうして正しい対処ができるでしょうか? 
まず何を基準にして判断するのかということです。 
誤った情報を基準として判断すれば、誤った方向に行くのは当たり前ですね。

たとえばですが、ある地域が放射能汚染され、不毛の地となっているとします。
その真実を知らされずに「ここは福島第一原子力発電所から30キロ以上も離れているから、土は大丈夫だ」と信じて野菜やコメを作ってしまうことがあるということです。
原子力発電所から30キロ以上も離れているから大丈夫だと思ったのは、政府が20~30キロ圏内を避難地域と定めたからです。(そこに何の根拠があるのか、全然わかりませんが)
だから、「30キロ以上も離れているなら大丈夫」というおそろしい誤解が生まれることになったのです。それで「大丈夫だ」と信じて作ったら、イネから大量のセシウムが出て驚いている農家が出現していますね。
結果を知って、ようやく30キロ圏内という根拠に疑問を持ち、除染がおおいに必要だったことに気づくのです。
もし不毛(得るところがないという意)の土地であることが事前にわかっていたならば、コメ作りを潔くあきらめるということも可能だったはずです。
今どうするべきかの判断が早くできるということですね。


収穫前のイネの一部を刈り取って放射性物質を調べるコメの「予備検査」で、福島県二本松市の旧小浜町のコメから「国の暫定基準値と同じ1キログラム当たり500ベクレルの放射性セシウムが検出された」ことが、最近ニュースなどで報道されました。
福島県は、二本松市を「本検査」での重点区域に指定し、出荷できるかどうかを判断することにしているそうですが。


原発事故のように震災直後に『放射能が漏れ日本が汚染されました。将来ガンになります。』と真実を報道すればハニックになるのは当然。要するに事実を突きつけられ、その対処方法が分からず、盲滅法な自己判断している限り、事実を知ったところでどうにもならない人が殆どではないでしょうか?」ということですが、それはとても否定的な見方のように思われます。
盲滅法な自己判断しかできないのは、ありのままを発表されていないからです。
学者など、専門家によって意見が異なると混乱するかもしれませんが、それでもいろんな事実や知識を得れば、盲滅法な判断はしなくなります。

中には、あなたがおっしゃるように「事実を知ったところでどうにもならない人たち」が数多おられるかもしれません。
しかし、公明正大な学者たちをはじめ、賢明な農家の方々や市民もたくさんいらっしゃるのではないでしょうか?
そういった真実を知りたい人たちが、政府の真実ではない報道の犠牲になるのは大変気の毒です。
特に子どもたちは一番の被害者であり、犠牲者です。

正確な情報が行きわたってさえいれば、あらゆる対処法を考えられるはずです。
わたしたちには真実を知る権利があるのです。
だからこそ、政府や専門家たちは知っている限りの真実を語る必要があるのです。



★ 福島県の復興はきれいにすること ★



二本松市は、武田邦彦教授が5月に講演された地域です。

ある農家の男性の質問に対して、
「今年一年は米の出荷を自主規制してください」、
「作付けしてしまったとしても、やっぱり今年はダメです」、
「もし、今年福島の米の出荷をしたら、福島の米の評判は極めて落ちます」 、
「評判を一旦落としたら、それを回復するのは、なかなか困難です」、
「自主規制する!と宣言すれば、福島のお米の信用は保たれます」
ということを、はっきり言っておられました。
そして、「福島の子どもに福島で獲れた野菜や米を食べさせてはいけない」ことを力説されていましたね。

詳細は、下記講演内容をお聞きください。
2011-05-16武田邦彦氏講演会in二本松 「福島県の復興はきれいにすることだ」
http://www.ustream.tv/recorded/14748587



★福島の子どもたちは被曝量が一杯いっぱいなのに、これ以上摂取したら大変なことになるということは、武田氏の話を聞いた人は理解できたはずです。
けれども、前回取り上げたように、「給食で地産地消のものを食べさせている」という信じられないようなことが起こっています。これは、あきらかに県の判断が誤っているのです。そして、現に9月23日には二本松市の農家が作った米からセシウムが検出されています。

下記は、9月25日のニュースです。


~東日本大震災:福島・二本松産米セシウム検出 コメ農家「収穫も出荷もしない」~
 

 福島県二本松市産の新米予備検査で国の暫定規制値と同じ1キロ当たり500ベクレルの放射性セシウムが検出された問題で、生産農家の男性(56)が24日、毎日新聞の取材に応じ、本検査の結果にかかわらず、「周囲に迷惑をかけるから出荷はしない」と話した。「何も悪いことはしてないのに。初めから作らないほうがよかった」と無念さをにじませた。【山田毅】
(中略)
 予備検査の結果を知らされたのは23日夕。県の4月の調査で近くの土壌から1キロ当たり4600ベクレルを超える値が検出されていた。「ある程度高い値が出ることは予想していたが、500という値にはびっくりした」という。
 作付けにあたっては、市から「大丈夫」との連絡をもらっていた。「手間ひまと肥料などの経費は無駄になった」と、今年の収穫も出荷も断念した。

 「本検査で400になっても、消費者は安全と思わない。生産者の責任でうちのコメは絶対出荷しない。ほかの安全な福島県のコメに迷惑をかけるから」。7頭の肉牛も飼育しているが、稲が収穫できなければ、餌の稲わらも用意できない。今後の飼育もあきらめるつもりだ。
 同居する次女夫婦に7月、初孫が誕生した。外の物干しに干された孫の服を指さして「本当は外に干すのも心配。原発から遠いはずなのに、理由は分からないけど線量は高いんだ。でも避難の指示や特別な補償もない地域。いったいどうしろというんだろうか」とつぶやいた。
 生活基盤を奪われようとしている現状に「東電は生きていくための最低限の補償をすみやかにしてほしい」と訴えた。
(毎日新聞 2011年9月25日 東京朝刊)



★米の汚染を検査した県は、公表前に予想外の数値に検査方法の誤りを疑い、検査をやり直す異例の対応を取っていたといいます。それでも数値はほぼ変わらず、「なぜこんなに高いのか!」と衝撃を受けている農業関係者の姿がTVでも放映されていたようですね。(衝撃を受けること自体がおかしいのですが)

二本松市東京電力・福島第一原子力発電所から30キロ以上も離れており、避難地域外のため賠償の対象外となっていること今年春の作付け前の土壌検査では問題なしとされ、今年の米作りが始まったのだということですが、この農家では、5月に二本松市で行なわれた武田邦彦氏講演会での質疑応答(「作付けしてしまったとしても、やっぱり今年はダメです」)を聞いていなかったのでしょうか?

(*武田氏についての批判もあるようですが、その判断は個々人の意識レベルによって異なるということを申し上げておきます)
 参考ブログ: 武田邦彦(中部大学) http://takedanet.com/


二本松市の三保市長は9月23日、毎日新聞の取材に対し、「仮に今後の本検査で規制値を超えれば、市場へは絶対に流さない」と語り、汚染米の流通阻止に全力で取り組む姿勢を強調したということです。
また、市長はその結果について、「厳粛に受け止めるが、具体的な対策は本検査の結果を待って決める。あらゆる検査結果を情報公開し、国民の安全安心を守ることが産地の義務で、風評被害を克服する唯一の道だ」と語ったということですが、ぜひそうあってほしいですね。


★ アンフェアなのは誰か? ★



★最近お仕事で福島に行かれたある読者さんが「農家の婿のブログ 」を紹介してくださいました。
これは福島にある農家の立場から書かれたもので、どんな気持ちで農業に携わっておられるかがわかります。
関心がある人はお読みくださればと思います。
(農家の婿のブログ「ふくしま新発売。笑わせるな」など)

このブログには、農家の婿としての本音が記されています。
彼が最後に言っているような「プライドのない農民たち」については、実際に存在するだけにため息が出ますね。
プライドのない悪質な農家の方々には、罰則を定めることも必要ではないかと思いました。
倫理観がお粗末な政府や農家の方々は、汚染された食べ物を全国に出荷し、汚染をばらまき続けるであろうと予想されるからです。
農家の人たち自身がこうやって風評被害を作っていることに気づいていないんですね。
福島産の米や野菜を避ける消費者を批判するのは、筋違いというものです。


アンフェアなのはいったい誰なのか?


政府か? 東電か? 
あるいは、被災地の農家や畜産農家なのか? 



★何を信じ、どう行動するか、すべてはわたしたち次第であり、すべてひとりひとりの自己責任です。
それは基本的なことであり、いつもひとりひとりの根底にしっかりとあってほしいと思います。
だからこそ、一方的な情報に偏らず、いろんな立場から発せられた真(本音)の情報を知った上で、「では、自分はどうしたいのか」を考えて行動していくことが必要かと思います。

福島の人々をはじめ、日本国民は、正しい情報公開を政府に求めつづけていかなければなりません。
疑問があれば、徹底的に問うことです。
そして、ありのままではないウソの情報に対しては、断固として抗議していかなければなりません。
どこの国でも、真相を知っている人というのははごくわずかです。
国会議員だって、東電の社員だって知らされていないことが数多あるのです。
みんな騙されているんですね。



★「フェア」というのは、「道義的に正しいさま。公明正大なさま」を言います。
そうでないことは、「アンフェア」といいます。(笑)
わたしたちは自分自身が人に対して常に「フェア」に生きているかどうかを顧みる必要があると思います。
人を批判する前に、まず自分自身です。


アンフェアなのは誰か?



今、ちょうど映画「アンフェア」が上映されていますね。
わたしはドラマしか見ていないので、どうなったのかは知りませんが、
罰サイトのパスワードが「」であったことが実に興味深いと思いますね。 


ハート
真実はその人の意識レベルによって異なる。
それがわたしの定説ですが、それぞれ気づいた人たちが自分の意識レベルを上げていただくことで、
地球人の集合意識の意識レベルを上げていく」のが、このブログの目的のひとつなのです。

何が真実で何が真実でないのか、
それを見極めるには、優れた感性と直観力が必要です。

(過去記事「偽りを偽りと見抜き、真実を真実と見定めるために
の最後に書いた「ブッダのことば」を思い出してください)

高い正常波動値を維持しつづけることの大切さは過去記事にも書いており、
そのために何をしたらよいのかも各記事でお伝えしてきております。

よって、このブログを読まれた人が「思いの制限」にとらわれないで、
新しい発想と立体的なものの見方をしていってくださることを願ってやみません。

気づいたら、気づいた人が、その気づいたことを、
まだ気づいていない人に伝えていってください。

この地道な試みが、ひとりひとりの意識を目覚めさせていくことになるのです。

ご賛同くださる方は、ぜひ「気づきの拍手」にクリックを!




アンフェアなのは誰か?―山はだれのもの?

2011年10月15日 20:10


★ 森のクマさんと人間 ★



最近ツキノワグマが増え、日本中のあちこちで山里に出現し、そして殺されるといったニュースが後を絶ちませんね。銃殺されたと聞くたびに、可哀そうにと思うのは、わたしだけではないでしょう。これはあくまでも感情論ですが、「可哀そう」だけではすまされないものが、いろいろと内包されているように思います。

前回の記事で、島根県雲南にある滝を見に行ったとき「ツキノワグマ出没」の看板を見たことを書きました。ツキノワグマは九州では絶滅したようなことが伝えられていますが、現在本州や四国ではけっこう生息しているようです。
作物を荒らしたり、人間に危害を加えたりするということで、人々はクマを危険な「有害動物」とみなしていますが、一方では「保護しなければいけない」ということで、懸命に保護活動を行なっている人たちもいます。

今回は、「森のクマさん」に対する「人間」のさまざまな関わり方と見解の相違を皆さんに知っていただき、人間に殺処分されているクマさんに対して思いめぐらしたことを、それぞれ正直に出してみていただきたいなと思い、取り上げることにしました。


★ 学習放獣~殺処分へ ★



昨年(2010年度)は、全国的にツキノワグマが大量出没した年だったようです。それで、今年「ツキノワグマ保護管理計画」(07年10月~12年3月)を見直す方針を固めたのが鳥取県です。その旨は9月のニュースなどで伝えられ、ご存じの方も多いかと思います。

新聞によりますと、鳥取県内でのクマの生息数は200~450頭を超え、現在は増加傾向にあるということです。現行計画では、有害捕獲で捕らえたクマは学習放獣しているらしいのですが、(10年度は放獣後に再度現れた個体など40頭を殺処分としている)住民から個体数を減らしてほしいという要望が強く、県は計画を変更する判断に踏み切ったというわけです。

「有害鳥獣捕獲」の場合、人への恐怖心を与えてから放つ「学習放獣」は行わず、「原則殺処分」とするということで、今回その方向に転換したわけです。計画途中の見直しは、中国地方では初めてだそうです。
県公園自然課によると、「県内では10年度に延べ134頭が捕獲され、同年8月には鳥取市内の男性がクマに襲われて死亡するなど人身事故も2件発生。果樹園での農作物被害なども報告された」ということです。

計画変更後は、イノシシやシカのわなに誤って掛かった錯誤捕獲のクマは、これまでと同様に学習放獣で対応。しかし、人家近くに出没し、農作物に被害を与えるなどした個体は殺処分するということです。県はクマの生息数を、捕獲頭数が8頭だった09年度のレベルに減らす目標を立てており、今秋にも「個体数調整」が行われる可能性もあるとしています。

★つまり、クマの数が少ない時には保護して山に帰していたけれども、クマの数が増えて、人家近くに出没し、農作物に被害を与えるようになると、殺処分するということなんですね。
これに対して、「日本熊森協会」が鳥取県に意見書を提出しました。
下記はその記事です。


~ツキノワグマ:個体数調整反対 日本熊森協会が県に意見書提出/鳥取~ 


毎日新聞 9月29日(木)15時52分配信

 自然保護団体のNPO法人「日本熊森協会」(森山まり子会長、本部・兵庫県)は28日、県に対し「ツキノワグマ個体数調整導入の撤回」を求める意見書を提出した。県は「ツキノワグマ保護管理計画」を変更し、20日付で告示。捕らえた熊を原則殺処分としたほか個体数調整を行うことも盛り込んでいる。
 県は昨年度、ツキノワグマが人里に大量に出没したことなどから生息推定数を調査。約250~400頭と増加傾向にあると判断し、計画を変更した。
 同会は「出没数が増えたのは、山の実りが少なかったから。個体数が増えたわけではない」と主張。「熊の食料を確保するためにも奥山の自然の再生に力を注ぐべきだ」としている。



★この「日本熊野森協会」は、「開発・拡大造林・地球温暖化・酸性雨などにより猛スピードで劣化していく我が国の奥山を、全生物と人間のために保全・復元しようと、森の最大獣であるクマをシンボルに活動を続けている完全民間の実践自然保護団体」であると謳っています。


下記は「日本熊野森協会」側から発信されたニュースです。

~大量に捕殺されていく北海道のヒグマ 
6日恵庭市で殺されたのは、胃の中空っぽ~


2011-10-07 (金) くまもりNEWS | クマ保全 | 野生動物保全

推定2000頭の北海道のヒグマですが、3年前から大量に殺されています。この原因の一つは、3年前にヒグマの駆除許可権限が、道庁から市町村に降ろされたことだという指摘があります。とにかく、行政担当者がクマのことはよくわからないので、人間に何事も起こらないうちに殺しておこうと、捕殺一辺倒になっているというのです。国立公園内に罠をかけていた町もあったそうです。

2009年・・・・601頭
2010年・・・・540頭
2011年・・・・約500頭???(10月7日現在??)

北海道の今年のミズナラの実りは道庁発表では大凶作です。しかし、北海道で調査されている研究者に聞くと、結構ミズナラはなっているということです。場所によって違うのでしょうか。

10月6日、恵庭市で殺されたヒグマの場合は、胃の中も腸の中も空っぽだったそうです。各市町村で、太い鉄格子の捕獲檻(1m×1、2m×2、77m)をしかけ、中にはハチミツ、コマイ(干し魚)、ビート(てんさい)チップが誘引剤として入れられているそうです。ほとんどのヒグマは、暗くなってからそっと人里に出て来て、明け方に山に帰っていくそうで、人を恐れているのがありありとわかるという事です。電気柵とか使って守りたいところを防除するならともかく、お金や力は使わずに罠をかけて次々と捕まえて殺してしまえばいいというのが、北海道の大勢だそうで、道民の中から、あまりの残酷さに胸のつぶれる思いだ、野蛮すぎるという声も入っています。

「ヒグマ凶暴」というテレビのテロップや、冬ごもり前の食い込み用食料がなくてひもじい思いをしているヒグマの心がわからずに、味しめ説・人なめ説など唱え、一方的にクマを悪者にしている専門家が、「ヒグマなんか殺してしまえ」という世論を形成していっているということです。殺すことが当たり前になるなんて、恐ろしい話です。つかまえてもいいが、えさのありそうな山に運んで放獣してやってくださいという声を、みんなで市町村行政に届けましょう。

どこの市町村がどういう対応をしているのか、調べてみようと思います。とてもこんな状態では、ヒグマとの共存などできそうにありませんね。最近の日本人の、他生物の命への軽視、蔑視には恐ろしいものがあります。人間としての温かさを取り戻しましょう。

(上記は「日本熊野森協会」クマ保護活動 http://kumamori.org/activity1/bear/ より掲載させていただきました)


☆一方では、
NPO日本熊森協会は、ツキノワグマの捕殺に反対し、山間にドングリを散布を行っている団体で、専門家から厳しい批判にあっている団体だ。ドングリの配布でクマの保全は行えない一方で、散布するドングリに虫や菌が入り込んでおり、それらを拡散する可能性があり、野生のクマの行動を変化させる可能性があるため、活動が批判されている
として、
ツキノワグマは絶滅危惧種だから保護しなければいけない」「絶滅危惧種を殺すなど言語道断」と主張して、日本中から集めたドングリをヘリコプターで山中に撒いたり、逆にクマの生態系を乱したりしている団体だと批判的に見ている人たちもいます。


★「絶滅寸前のクマを 保護できない本当の理由」と題して、こんなニュースもありました。

~絶滅寸前のクマ 保護できない本当の理由~

2006/8/30 11:00   J-CASTニュースより

クマの被害が全国各地で相次いでいる。青森県では目撃件数、「食害」とも2005年の5倍で、人的被害も既に昨年を2件上回る6件だ。クマはその場で銃殺されるか、捕まっても結局、殺される場合が多い。動物保護団体などはこれに反発、「クマを絶滅から救え」というキャンペーンをしている。クマを山に帰したり、動物園などで保護できればいいのだが、それもできない理由が行政や受け入れ側にあった。

クマの出没は各地に広がっている。青森県では06年1月1日から8月24日までの目撃情報が昨年同期の5倍にあたる204件。トウモロコシやプラムなどが食い荒らされる食害が同5倍の32件。襲われたのが6人になっている。岩手県では人身被害が10人になり「ツキノワグマの出没に関する注意報」が06年6月に発令された。捕獲頭数は昨年の53頭に対し、現在ですでに40頭になっている。群馬県では人身被害が昨年1人に対し06年はもう2人。長野県では8月24日までに捕獲が17頭で昨年1年間の7頭を大きく上回った。飯田市、松川町、阿智村、下条村、喬木村など広範囲にわたり、山林に限らない出没になっているという。

~帰したとしてもまた人里に下りてくる ~

クマ被害の原因について青森県庁では、「子連れで出没するケースが増えている。昨年、ブナの実やドングリなどが豊作で、例年以上に繁殖し個体数が増加したためではないか」 とJ-CASTニュースに答えた。岩手県庁では、「今年はブナが育たないサイクルにあたるため、子連れクマが出没する可能性が高いという予測をしていた」と話した。


クマを山に帰すのは難しい
クマを山に帰すのは難しい   J-CASTニュース提供


クマの銃殺や捕殺に、動物保護団体などは異議を唱えている。ツキノワグマは絶滅の恐れがある地域個体群として環境省に指定されていて、「ツキノワグマの推定個体数が約1万頭、ヒグマが約2,000頭と少ないのに、狩猟と有害駆除は年間合わせ1千数百頭が殺されるのは多すぎる」などが理由になっている。

クマが人里で暴れたり、捕獲したというニュースが流れると、県庁の自然環境課などに、「かわいそうだからクマを殺さないで」という電話が入ってくるという。捕獲した熊を生活している山に帰せればいいのだが、行政側にもそれができない事情があるようだ。

ある県庁の職員は、帰せない理由を経費の問題、労力の問題や、帰したとしてもまた人里に下りてくる可能性の高さをあげたうえで、「山の所有者にクマを返すと申し出ても、承諾が得られないのが普通なんです」と答えた。
かといって、動物園かクマ牧場などへの引取りも難しいのだ。
群馬県沼田市では今年、小熊を1頭「沼田公園」に引き取ってもらった。しかし、これは稀なケースで多くの行政関係者は「していない」と答えた。理由は「近くに動物園など飼育できる施設がない」というものだが、ある県庁職員は「引き取ってもらっても、批判が出る可能性があるし…」と話した。

~クマ牧場も「野生のクマは引き取りません」~

05年8月19日に世界動物園水族館協会のエドワード・マカリスター会長が東京都内で会見し、日本国内の「クマ牧場」について「先進国の日本で、まだこんな劣悪な環境でクマの飼育が行われているとは驚いた」と厳しく批判した。「なぜあんな施設に渡したんだ」といった批判が出るのを気にして、引取りに消極的になっているのだ。

そこで、「クマ牧場」側にも聞いてみた。あるクマ牧場は「野生のクマは引き取りません」と答えた。「病気を持っていたりすると、全滅の危険も出てくる」という理由だった。仮に引き受けても、群れの一員になりにくいため、収容施設を新設しなければならない、という。その費用も問題だ。昨年まで野生のクマを引き取っていたという、あるクマ牧場も今年は引き取る予定はないという。
熊と人間の共存は難しい。


★「熊と人間の共存は難しい」とありましたが、「いったいだれが難しくしているの?」と思いませんか?


★ 放射線はすべての生物に害を与えている ★



~日光のツキノワグマ 基準超えるセシウム 栃木~

産経新聞 10月13日(木)7時55分配信

 日光地域でツキノワグマの生態調査を行っている茨城県自然博物館(茨城県坂東市)と東京農工大は12日、日光市足尾町内で捕獲されたクマから基準値(1キロ当たり500ベクレル)を超える677ベクレルの放射性セシウムを検出したと発表した。博物館動物研究室の山崎晃司首席学芸員は「ツキノワグマから基準値を超える放射性物質が検出されたのは初めてでは」と話している。

 検査したクマは、8月23日に有害鳥獣として捕獲された成獣。日光市から博物館に連絡があった。複数のツキノワグマの追跡調査から、クマの行動範囲は400平方キロに及び、日光市と群馬県の片品村、沼田市などを行動していた可能性が高い。植物の新葉や花、果実、アリやハチなどの食べ物から放射性物質を体内に取り込んだとみられる。

 これまで、秋田、岩手両県などでツキノワグマの放射性物質が調べられたことはあるが、基準値を超えたのは今回が初めてという。


★クマさんも、放射性物質の大きな被害者なんですよね。
放射性物質は日光にまでやってきているんです。
何も知らないで植物を食べているクマさんたち。
植物も少動物も昆虫も、みんな被害者です。

人間は彼らに対して申し訳ないと思わないのでしょうか?
何か悲惨で、涙が出てきませんか?

今回はニュース記事ばかりでしたが、そのままをお伝えした方がよいと考え、
いろんな見解を掲載させていただきました。
皆さまからのご意見やご感想をいただけるとうれしいです。
いただきましたコメントは、皆さんに考えていただく材料として掲載させていただくことがありますので、どうかご了承ください。



ハート
この問題はクマだけに限ったことではないのです。
現在は、いつ天変地異が来るかわからない時代です。
絶滅危惧種というなら、人間だってそのなかに入ります。

人間はともに地球に暮らしている動物に対する愛に欠けています。
自分たちに有害なものと思えば、すべて殺します。
そして、有益だと思ったものも殺して、食べ物や衣服の材料にしてしまいます。
人間は人体に必要な菌でさえ、殺すのです。

地球の生態系を殺しているのは、まちがいなく人間です。
こんな人間が地球で悪性ガンのように蔓延って、どんどん増えていっているのです。
地球上で必要以上に増えているのは人間のほうなのです。
その人間たちが被害に遭うからと言って、勝手にクマを「有害動物」と定め、何も被害を及ぼしていない先からどんどん殺してしまいます。

クマさんだって、一生懸命に生きているのです。
子どもを育てるために、食べ物を探して、人里近くに来ることだってあります。
そんな母グマと子グマを、人間はその姿を見つけたという理由だけで撃ち殺しているのです。

アンフェアなのは誰か?

あなたの家の近くにクマが現れたら、どうしますか?

大切なのは、この問題をあなたがどう受け止め、どう対処するかです。
自分で考えること。すぐに役所や人任せにしないで自分で考え、判断すること。
それが個人個人の成長に影響を与えます。

共に考えていきましょう。
あなたのコメントをお待ちしております。





アンフェアなのは誰か? ―増えすぎたのは人間!

2011年10月19日 01:17


★ 読者さんからの声 ★



前回の「アンフェアなのは誰か?―山はだれのもの?」に対するご感想やご意見を募っておりましたが、早々と三人の方からコメントをいただきましたので、ここに掲載させていただきます。ありがとうございました。


   ~クマに思いやりや感謝を~  女性の読者さんより


ブログを楽しみにしています。たまにでもいいですから、お願いします。
この記事を読んで、過去記事の 悪性のパラサイトとなっている人類・・・が思い浮かびました。地球に寄生しているのが人類だとすると 熊たち自然界のものは、逆に 良性パラサイトですよね・・・地球にとって海や空気を汚染しつづけてきた人類は救いようがないです。大雨が降ると、地球の浄化なのかな・・と思ったりします。感謝すれば肉を食べてもいいんだとか・・人間がどれだけ偉いんでしょう・・どこまで解らないでいるのか。
ペットや熊もひとつの命です。 思いやりや深い考えもなく人の都合で、殺したりするのは酷いです。熊が出たら山に帰して、また人里に下りてきたら、また帰せばいいではないですか  地球が変わろうとしている今、みんなのひとつの思いやりや感謝が、集合意識となって、人類が歴代積み重ねてきた、この世界を変えるかもしれないじゃないですか・・・と思います。

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光の仕事人: このブログを「たまにでもいいですから、お願いします」と言ってくださって、ありがとうございます。記事を心待ちにしていてくださる方々がおられると思うと、ほんとうにうれしいですね。また、書こうかなという元気が出てきます。(笑)

「熊が出たら山に帰して、また人里に下りてきたら、また帰せばいいではないですか 地球が変わろうとしている今、みんなのひとつの思いやりや感謝が、集合意識となって、人類が歴代積み重ねてきた、この世界を変えるかもしれないじゃないですか」と書いておられましたね。
おっしゃる通りだと思います。どうかあなたのそのお気持ちを、周りの人たちにもどんどん波及させていってください。どうかよろしくお願い致します。



   ~いろいろ考えます~  女性の読者さんより


記事とは少しずれるかもしれませんが、熊に限らず、多くの野生動物や家畜動物、また昆虫や植物(自然)までもが人間や人間社会に都合良く扱われている現実を見聞きする度、人間という種がもつ身勝手さや残虐性に気分が悪くなります。

(感謝さえすることなく当たり前のように)レジャーや食用、また医学研究用として動物たちを殺傷し、資源や住居地などを求めて自然を破壊し、様々な目的で作られる薬品、乗り物などで環境汚染をする。

人間によってしか行われなかった様々なことを考えると、よく言われる「地球にとって人間はがん細胞」という言葉に反論など出来ません。残念ながら、そのような一面が私たちにあるのは事実ですから・・・。

でも、がん細胞も最初からがん細胞なのではありません。いま、私たち一人一人が人間社会至上主義ともいえるこの考え方や行動を見直し「私は知らない」「直接手を下さないから無実」では済まないと気づく必要があると感じます。

そのためにも、地球上のいたる場所で日常茶飯事に行われてる大小の人間の行動が、どれほど他に大変な影響を及ぼし続けているのかをもっと「知る」必要があると感じます。

多かれ少なかれ、皆がその恩恵(人間にとって都合が良いという意味であえて「恩恵」とします)を受けているため、現代文明社会で生きる人間ならば、この問題に無関係な人間など1人もいません。

物理面・精神面に関わらず、普段の生活レベル、個人レベルで改善できることも沢山あるはずです。私も問題に関わる1人として、自分の考えや生活面において、さらに改善していける点を考え、変えていかないといけませんね。私は宿主(地球)を苦しめるがん細胞になりたくて生まれたわけではないでしょうから!(笑)

記事を読んで、また色々と考えるキッカケを頂きました。ありがとうございます。

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光の仕事人: 「熊に限らず、多くの野生動物や家畜動物、また昆虫や植物(自然)までもが人間や人間社会に都合良く扱われている現実を見聞きする度、人間という種がもつ身勝手さや残虐性に気分が悪くなります」という文面に共感します。
この世の中の動物は、人間の食べ物として神が造ったと説いている宗教がありますが、それが人間の「間違い」の根源なのではないでしょうか? 
「神さまのつぎに偉いのは人間だ」と思っているわけですから、その人間にとって有害であるものは、すべて殺してもよいとすっかり思い込んでいるんですね。
神がまちがったことを教えたのか、あるいはまちがって解釈してしまったのか、人間は自分たちも絶滅寸前にならないと、生命の有り難さがわからないのかもしれません。



   ~ブログを読んで~  女性の読者さんより


光の仕事人さま
こんにちは(_ _)
遅ればせながらブログを読みました。

昨日か一昨日にも、子ども連れの熊さんに襲われた人のニュースがありました。子どもがいれば、母熊は神経もピリピリしているし、普段以上に殺気立っていた事だろうと思いました。襲われた方もお気の毒ですが、母熊はもっと怖かったのではなかったかと思います。

ブログを読んでいても、とても悲しくなりました。
射殺された熊さんの胃や、腸にまで何もなかったなんて、余りに酷い話です。
熊さんが人里に下りてくるのは、山に十分な食べ物がないから。何故、食べ物がないかと言えば、人間が木を伐採して、人間に都合の良いように山を作り替えてしまったからですよね。

どんぐりを空中散布する事については、対症療法な感じに思え、根本的な解決策ではないと思いましたが、何もしていない私や、ましてや、熊さんを悪者にして射殺してしまえと言う人間に比べれば、遥かに素晴らしいと思います。
虫や病気が…という人もいるようですが、何処にでも虫は居るし、病気もあると思います。どんぐりや熊さんで病気や虫が広がるなら、人間はもっともっと病気を撒き散らしているハズです。
残念な事に、病気を治す薬を開発しても、新種の病原菌・ウイルスが発見されたり、薬に耐性を持った病原菌・ウイルスなどに進化してしまう事もありますし…。

山に動物達の食べ物となる木を植え、人里に下りて来なくても生活ができる環境を作れば、熊さんをはじめ他の動物達だって農作物を荒らしたり、わざわざ人里に下りてまで、怖い思いをしなくても済むのにと思います。
まぁ、動物達が人里に下りて来なくても、山を切り開いて道路を作り、家を建てたり観光スポットにしたりと、人間が動物達の領域を侵犯しているのですから、そのことを考えれば襲われても致し方ないのではないかと思ってしまいます。

今の人間は、どこでもフリーパスで行けると思いがちですが、私たちのご先祖様達は動物達と上手く距離をとり、お互いの領域をむやみに侵さない事や山に入る時には鈴を鳴らしたり声を出したりして、人間がいる事をアピールし、お互いに出会わないよう気をつけたりして、人間も自然の一部として生きてきたのではないでしょうか。
もちろん、全く動物に襲われなかった訳ではないでしょうが、現代のように胃や腸が空っぽで人里に下りてくる動物は殆どいなかったのではないでしょうか。
動物達だって、むやみやたらに襲う訳ではなく、そこには理由があり、動物達にとっても人間は怖い存在なのだと思います。(私にとってゴキブリが怖い存在であるように…ちょっと違いますか?笑)

地球に共に生きている存在であることを人間は思い出し、自然や動物達との共存を考えていかなければ、最終的に人間は生きていけない世界になってしまうのではないかと思います。

人は人の力だけで生きている訳ではなくて、沢山の命に支えられているのであり、その支えを自ら壊してしまったら自滅するしかありませんよね…。

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光の仕事人: 今年は山の幸が豊富な地域と少ない地域が極端に出てきているようですね。ですから、クマの出没が少ない地域と多い地域が分かれているのです。当然のことながら、クマが人里にまで下りてくるのは、その山には食べ物がないということですから、人間もその原因を調べ、対策をしっかりとらなければならないと思いますね。
「動物達だって、むやみやたらに襲う訳ではなく、そこには理由があり、動物達にとっても人間は怖い存在なのだと思います」とありましたが、その通りだと思いますね。動物を馬鹿にしてはいけません。本来クマは温厚で臆病な性質で、学習能力も高い動物だといわれています。
彼らだって人間に出会いたくないので、人の気配がするとたいていは自ら逃げていくのです。攻撃するのは、よほどの事情があるからでしょう。そこのところを人間はあまり理解できないようなんですね。

あなたのように「人は人の力だけで生きている訳ではなくて、沢山の命に支えられているのであり、その支えを自ら壊してしまったら自滅するしかありませんよね…」と思う人たちばかりだったら、きっと地球は幸せな気持ちになっていることでしょう。
人間ひとりひとりがそこに気づき、その自覚を忘れずに、日々を過ごしてほしいものだとつくづく思いました。

★「被害がないうちに早くクマを殺して!」と要請する人たちに対して、ここに感想を掲載させていただいた人たちは、さすがに意識レベルがちがうなと思いました。
また、異なった視点からのご意見があれば、ぜひお寄せください。


★ クマを凶暴にしてしまう原因とは? ★



先ほど、クマは温厚で臆病な性質で、学習能力も高い動物だと言いましたが、その温厚なはずのクマがなぜ凶暴になるのか、あなたは知っておられますか?

それは軽井沢のクマの実態を知らせているHPを読んでわかったことなのですが、彼らを凶暴にする原因は、「人間が捨てるゴミや食糧にある」ということなのです。
そこでは、ゴミの味を覚えたクマは「ゴミ熊」と呼ばれているのだそうです。
ゴミを食べたクマは頻繁にゴミ箱に現われるようになります。学習能力が高く、執着性があるので、味をしめると毎回ゴミを漁りにやってくるようになるのです。
そのため、昼間に町中に現われたり、家屋に侵入したり、最悪の場合、ゴミ袋を持っている人を襲ったりするようなことが起こるのです。
クマを誘引している代表的なものが、家庭から出る「生ゴミ」なのです。味のついた袋や洗浄していないジュース缶やペットボトル、化粧水のような香りのあるものも誘引するそうです。これが、クマの姿を大きく狂わすもとであるというわけです。
このゴミを捨てているのは人間ですから、結局は人間がクマを呼び寄せているということになりますね。

クマは臭覚が非常に優れているので、においを嗅ぎつけられないよう、ゴミ袋からにおいが漏れないようにしっかりと保管し、決められた日と場所をきちんと守って捨てるようにすることが不可欠です。

★ ある日クマさんに出会ってしまったら ★



それから、人間がクマと出会わないように配慮、注意をすることが肝心です。
クマが出没するような夜間に行動しないようにするとか、先ほどの読者さんの文面にもあったように、鈴やラジオなどの鳴りものを携帯して歩くとか、人間がいることをクマにあらかじめ教えるようにすることが大切です。
それでもクマに出会ってしまったら、「自分はクマさんと出会うことを選択したんだ」と覚悟することですね。(笑)
とにかくけっしてあせらず、騒がず、走って逃げたりしない(逃げると追っかけるらしいですから)で、クマに向かって「ここにいるよ~」と声をかけながら、自分がいることを知らせ、ゆっくりとその場から立ち去るようにすることです。
当たり前のことなのですが、子グマに接近するのはどう考えても危険ですね。可愛いからと写真撮影などは厳禁です。子グマの近くには母グマが必ずいます。そして、子グマを守ろうと人間に向かってくる可能性は大です。
猫だって子猫を守るためには爪を出し、死に物狂いでひっかいてきますからね。クマさんだって、負けるくらいです。(笑)

クマだって、猫だって、犬だって、みんな動物はその人(相手)の波動を読みとっているんです。動物に好かれる人と嫌われる人がいるのは、ちゃんと彼らが見極めているからです。動物はとても正直なんです。
だから、クマに襲われたら、襲われるだけの理由が自分にあったことを認めることですね。(現世で理由が見つからなければ、過去生でクマをたくさん殺害していたのかもしれませんよ)
ですから、クマさんを心から愛して、クマさんにけっして襲われない選択をしておくことです。


★ 増えすぎたのは人間! ★



皆さん、「今週世界の人口が 70億人を突破」というニュースを聞かれましたか?
「何と人間は多いんでしょう!」と驚きましたね。
国連が10月下旬のこの数日間に世界の人口が70億人の大台に乗ると発表したそうです。

1999年に世界の人口が 60億人を突破し、それから12年目に70億に達したということですが、12年間に10億人も増えているんですよ。
1800年頃の世界人口は10億人だったのです。20世紀(1930年) に入って、ようやく20億人にまで増えたというのです。でも、わずか44年後(1974年)には40億人になりました。そして、それから25年後(1999年)には60億人になったのです。そして今70億人です。
このままで行くと、公式の予想では、2025年には80億人を突破し、21世紀の終わりには、世界の人口は100億人を突破していると見られているようです。それまで、地球はこのままで存在するでしょうか?


★ 飢餓と貧困―地球はどうなるの? ★



現在、人口増による飢餓、貧困、医療の問題ははっきりと現れていますね。
米国ハーバード大学経済学部のデイビッド・ブルーム教授(実態的人口統計学専門)は、つぎのように語っています。

多くの発展途上国では、加速度的に増加する人口の中で、健康、治安がおかされています。現状のままの場合、かなりの数の途上国の人々が、食糧、水、住宅といった生活のための基本的な要素においても、かなりの困難に直面することになると思われます。

人口増に対しての挑戦は不可能ではないはずです。しかし、私たちが、それぞれの各国と直接仕事をするということができるわけではありません。

世界中の何億もの女性が直面している望まない妊娠に対して避妊の必要性。そして、この世に生まれた子どもたちがより多く生き残ることのできる環境を作るために、私たちは取り組まなければなりません。統計学が示す危険性を承知で傍観することは無責任なことです。傍観している時間はもはやありません。



ハート
森のクマさんが増えすぎたと言って殺処分する前に、
自分たち人間が増えすぎていることを思い起こすことが今もっとも必要かと思います。
地球の資源を考えることもなく、短期間に人間をこんなに増やす必要があるのでしょうか? 

日本は少子化だと言って、世界の人口増加を考えずに子どもを増やそうとしているようですが、子どもを産めばいいってものではありません。
もっと大きな視野に立ち、未来を厳しい眼で見据えて、慎重に考えるべきです。
子どもたちに残せるものが、この地球上から消えていっている現在、
安易な気持ちで子どもを産んでいただきたくないと思うしだいです。
特に増えつづけている国の人々への対策を望みます。




アンフェアなのは誰か?―表があれば裏がある

2011年10月22日 15:13



前回の記事で、世界人口が70億になろうとしていることを述べました。

☆世界で一番人口密度の高い国: バングラデシュ(1023人/km²)
☆世界で一番人口の多い国: 中国(13.3億人。10年間で7390万人増)
☆世界で出生率が一番高い国: ナイジェリア(女性一人当たり、7人の子供を出産)
☆今後世界一人口を持つとされる国: インド(現在12.1億人)
☆世界一高齢化国: 日本(少子高齢化で2055年には4割の人口が65歳以上)

これらの資料から、今わたしたち地球人は何をしなければならないないのかが明確に見えてくるのではないかと思います。


★ お金があっても買えない時代がやってくる ★



世界の気温は、今世紀中に約1.8~4.0度上昇すると予測されています。
気温の上昇は、干ばつや洪水、台風などを引き起こし、農林漁業にも大きな影響を与えます。干ばつによる被害や水不足、また、日本では特定の地域が放射線物質に汚染されたため、特に生産地が狭められたり、移動を余儀なくされたりしています。
さらに病害虫の増加や作物の生育障害などさまざまな影響があり、世界的にも穀物の生産量が減少するのではないかと予想されています。
日本においては、高温の影響による米の品質の低下が顕著になってきており、果物の品質低下などの影響も観測されているということです。

近年は小麦粉をはじめ、魚介類や乳製品などがどんどん値上がりしています。異常気象などでパンやパスタ、バター、コーヒーなどの価格が高騰し、需要の割には供給がぐんと減ってきていますね。
乳製品の値上がりの原因は「昨夏の記録的猛暑の影響による乳量、乳脂肪の低下などに加え、東日本大震災による都府県の生乳不足が重なり逼迫の度合いが強まっている」と説明されています。

これまでお金さえ出せば世界中の美食を満喫できた日本ですが、もうお金をいくら出しても買えない時代を迎えようとしていることを知らなければなりません。
福島原発事故の放射能による食料汚染は、今後しだいに全国的に広がっていくでしょう。食べたくても食べられない日が来るかもしれないことを考えると、今から1日2食の小食を心がけることも必要となってくるのではないでしょうか?

世界の食糧難を考えるにあたっては、海外の人たちの人口にも目を向けなければならないと思います。
女性一人当たり、7人の子供を出産というナイジェリアでは、赤ん坊売却のための「出産工場」が摘発された事件(2011・6)がありましたが、一体どんな政治を行い、国民を指導しているのでしょうか?



★ キリスト教が産児制限に反対する理由 ★



マザー・テレサが妊娠中絶に反対したことは有名ですね。
堕胎は平和を殺すものです。堕胎は殺人です。胎児を殺す人がどうして人を生かし、愛することができるでしょうか
そう言って、中絶を認める法律を否定しました。
このテレサの日本での発言が、涙を飲んでやむなくそうせざるを得なかった女性たちの心を傷つけ、大きな反発を招いたという事実がありました。

堕胎は殺人」として、中絶をはじめ、産児制限に反対してきたキリスト教会ですが、これまで神の名のもとに膨大な人たちを殺戮してきたことをすっかり忘れていますね。
また、インドでもアフリカでも、人びとは貧しく、食糧が得られず、ますます飢えはひどくなり、生まれても生きていける可能性がわずかだというにもかかわらず、「子どもの誕生を妨害する避妊という方法は神に背く」といって、俄然反対しています。

生まれてくる子どもたちや人びとが「飢えずに快適に生きられる方法」を見つけることに関しては、ローマ法王もテレサもまったく関心がなかったようです。
ともかくバチカンは、「避妊による家族計画は、発展途上国における食物供給を改善するための1つの手段である」と主張する人たちの貴重な意見を否定しつづけてきたのです。

ところで、ローマ法王が避妊法に反論しつづける一方で、(その裏では)バチカンが経口避妊薬の秘密工場を持っていたことを、果たしてマザー・テレサは知っていたでしょうか?  
驚きましたか? 
「バチカンが経口避妊薬の秘密工場を持っている」という情報は、1987年に発行された小冊子「魂への犯罪―バグワン・シュリ・ラジニーシ 聖職者と政治家を語る」に書かれており、それを知ってからもう24年にもなります。それが真実か否かは個人の想像にお任せしたいと思いますが、キリスト教会の表の顔と裏の顔を知りたい人にとっては、このパラドックスを解明することには大きな意義があるでしょう。

こういう人たちを宗教的と呼ぶのかね?
OSHOはそう語っていましたが、それが真実なら、彼らを「犯罪者」と呼んだほうが適しているかもしれません。
どう考えても、天国へは行けませんよね。 


★ アンフェアなのは誰か? ★
 


聖職者は、外側では上品かつ聖人ぶって神のことばなどを説いていても、内側では下品な欲望の渦の中で泳ぎ回っているかもしれませんから、表と裏を見極める目をしっかりと養っていただきたいと思います。

バチカンは貧しい人たちに産児制限の必要性を説かず、貧困家庭の女性に子どもたちをどんどん産ませておきながら、「ゴミ山に捨てられた赤ん坊」や「可哀そうなストリート・チルドレン」を増やしつづけ、何も知らない心やさしい修道女たちに世話をさせてきたのです。マザー・テレサもそのひとりだったわけですね。
彼女のことは過去記事で連載しましたが、教会というものの裏を知らず、疑うことを知らなかった純粋な人だったのではないかと思います。まちがった方向へ導かれた犠牲者だったのかもしれません。

もう耳触りのよい神のことばなどに惑わされず、しっかりとバチカンの裏を知って、真実に目覚めましょう。そのときはすでにやってきているのです。

もし、全世界が幸せになったなら、もはや宗教は存在しないだろうと、私は保証できる」 

バートランド・ラッセルはこのように言っていますが、その通りだとわたしは思います。
もし、人びとが貧しくなくなったら、病気でなくなったら、みじめでなくなったら、全世界が幸せになったら、彼らキリスト教信仰者たちは、唯一の慈善行為である「奉仕」ができなくなってしまいます。そうなると、彼ら彼女らの生きがいがなくなってしまうのです。

彼らキリスト教信仰者たちには、自分たちよりも弱く、自分たちの支えが必要で、自分たちの慈悲を必要としている貧しく憐れな人たちが常に必要なのです。
ですから、そのひどい状態を改善するためには「根本的な政策や産児制限が必要不可欠である」ということなどには、まるで関心がないのです。
人口過剰の上に、毎日膨大な数の子どもたちが飢えで死んでいるというにもかかわらず、まったくそこに気づかないんですね。ただ頑強に信じ切っているのです。「堕胎は平和を殺すもの」だと。

「ゴミ山に捨てられた赤ん坊」や「可哀そうなストリート・チルドレン」を増やしつづけることが、平和だと信じているのでしょうか? 思い込みが激しすぎるとしかいいようがありませんね。
彼らはただ、目の前にいる瀕死の人たちを世話するのみです。
あなたたちがここにいるから、わたしたちはただお世話をさせてもらっているだけよ。すべてはイエスのために」と。
それではいつまで経っても、世界は貧困と飢えの状態のままです。

では、キリスト教会の象徴となってしまった当のイエス・キリストは、「産児制限」を禁止しているのでしょうか? 

イエスよ、答えてください。
産児制限をすることは、イエスですか? ノーですか?

さて、イエスなら、どう答えるでしょうか?
ノ―コメントでしょうか? (笑)


過去記事に書いた内容を思い出していただくために、再度ここに記載したいと思います。

★わたしたちは、いつも自分の思考を現実化している創造者です。

わたしたちが災難に遭った人たちを、不運な人、可哀そうな人と思えば、彼らは不運な人、可哀そうな人たちになってしまいます。
わたしたちが自己満足のためや、だれかに認めてもらうために援助をするのであれば、援助を必要とし、それに依存するような不幸な人たちをどんどん創造していくことになります。

不幸な人を援助することで、さらに相手を不幸にしているのだとは、だれも思わないでしょう。
でも、そういう「逆の現実を創っている」という事実も、おおいにあるということなのです。
わたしたちはそういうことに気づいている必要があるということです。

どうか「相手の力を弱めてしまわない支援」をお願いしたいと思う次第です。

過去記事: 「支援する人、される人―その2 相手の力を弱めてしまわない支援を考える」 参照




★ クマのぬいぐるみはまだ必要? ★



あなたの神とはいったいなにかね? 
慰めだ。
なぜなら、群衆のなかにいてさえ、あなたはひとりだと感じるからだ。
あなたは空にクマのぬいぐるみを必要とする、
いつでも、あなたとともにいるであろう、永遠なるクマのぬいぐるみを。

生はそれ自体で十分だ。
それは非常に美しい。
歌と花々と、はばたく鳥たちで満ちている―
それは成長し、自分自身であるための完全な自由だ。
それは、あなたがどうあるべきかについて大騒ぎをしたりはしない。
生きているものすべてに対するその愛と敬意は無条件のものだ。

なんのために、あなたは自分の神が必要なのかね?
なぜなら、あなたが惨めだからだ。

だから、これが策略だ。
……人びとを幸せにしてはいけない。
さもないと、宗教は消え失せてしまうだろう。

                    OSHO 「魂への犯罪」より抜粋




ハート
このブログは、長い年月のあいだに地球人類に植えつけられた
さまざまな「思いの制限」から開放され、
新しい自分自身の発想を生み出すためのお手伝いをするために書いております。

神の言うことを聞かなければ恐ろしいことになるとか、
神にすがって生きなさいという教えは、
自分だけが唯一の神として地球に君臨したいと考えた異星人が広めたものです。
神と呼ばれる異星人は、数えきれないほどいたというのに、
たった一人を神としてしまったのは、そういうわけがあったからです。

わたしたちは神々の遺伝子をもらい、
それぞれの分けみ霊をもらって生まれてきましたから、
元々は皆神の子どもです。
そして、わたしたちはいつまでも「子ども」なのではありません。
もう「おとな」なのです。

空高くにまします永遠なるクマのぬいぐるみ…。
クマのぬいぐるみを手放し、卒業しなければ、人類はおとなにはなれません。
あなたには、まだそれが必要でしょうか?





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