「闘う心」を忘れた日本人―平和ボケからの脱出

2011年09月24日 17:25



前回の記事に対して、つぎのような感想をいただきましたので、ここに掲載させていただきます。
ご自分の子ども時代の「いじめられ体験」を記しておられますが、当時の彼女にはまるでなかったであろう力強さを、今ここに感じました。
「人はほんとうに変わるんだ」ということを実感できたコメントでした。


~ 読者さんからのご感想 ~
 


 いつも深い見識に富む素晴らしい記事を読ませてくださりありがとうございます。
 毎回の記事を読むたび、考えさせられることが山ほどあるのですが、今回はなおいっそう心に響くものがありました。

 今回は『「闘う心」を忘れた日本人―自尊心のために闘う精神を持とう!』のテーマの下、千葉県で起きた福島の被災児童への「いじめ」を巡る問題点を鋭く抉り、根本的なところにある問題が何なのかをきちんと整理して書いてくださったのでとてもわかりやすかったです。
 福島から避難してきた児童に対し、「放射能がうつる」といって逃げ出した子どもたちの行為が「いじめ」に当たるものかどうか、私も疑問に感じていました。確かに思いやりに欠ける行為だったとはいえるでしょうが、放射能に関して無知であるがゆえの、恐怖に駆られた反射的行動だったのではないかと思われたからです。
 もしそうであるならば、私も光の仕事人さまと同じように考えます。いじめられたから逃げるのではなく、子どもも親も社会もきちんと問題に向き合い、話し合いを通してお互いを理解していく方向性を選べば、誰にとっても前向きになれる学びの機会になったのではないかな、と。
 ここで考えますに、今の日本では、この「きちんと問題に向き合う」ことができない人が多くなっているのではないでしょうか。「問題に向き合う」ためには、あいての意見を素直に聞くことはもちろんですが、自分が思うところを率直に語ることも必要です。本音を分かり合えた時点で真の相互理解が生まれるからです。時には話が折り合わず、口論になることだってあるでしょう。でもそれは理解に至る前に超えなければいけない過程に過ぎません。これが議論です。
 しかし、今の日本人の多くはこの議論を好みません。人との摩擦が生じるのを回避したいがために自分の意見を押し殺す人がどれだけいることか。また、そういう「事なかれ主義」が「平和主義」なのだと勘違いしている人がどれだけいることか。そんな世間の風潮が自分の意見すらいえず唯々諾々と「いじめ」を受難している子どもたち、そしてそのまま育ってしまって自己を見失しなった大人を生み出しているのです。
 これは、形だけの平等教育の中で、人に対して怒ったり闘ったりしてはいけないと教え込まれた結果なのかもしれません。
 「いじめる側」と「いじめられる側」。双方の言い分があって起こる「いじめ」の問題については第3者が介入できない魂的理由があるようにも思います。ただ一つだけハッキリといえることは、「いじめられる側」の人々は自分の意見を伝える勇気とスキルに乏しいということ。
 これは、私自身が小学生の頃、二年間に渡って凄まじい「いじめ」にあい、自殺を考えない日はなかった経験があるからこそいえることかもしれません。
 当時の私は心身ともに弱くて何かに立ち向かう勇気もなく、ただただいじめられっぱなしだったと思います。親も教師もそんな私を庇い、慰めてはくれましたが、誰一人として「勇気を持って立ち向かえ」といってくれた人はいなかったのです。「いじめる側」が心を入れ替えてくれれば問題は解決するのだと思い込んでいた私に向かい、誰でもいいから「あなたが変わらないと何も変わらないんだよ」と教えてくれたら、私のあの長く苦しい時間はなかったのではないかと今でもよく思い出します。
 それこそ、「自尊心を守るために闘う精神」が、当時の私にとって何より大切だったのではなかったかと思いますね。そしてまずは弱いと思い込んでいる「自己に克つ」ことが必要だったのではないでしょうか。
 「いじめる側」にとっても、「集団で人をいじめることの恥」を教える人があれば、彼らにとってもいい学びになったと思います。今になって思うと、「いじめる側」にあった彼らは、思えば私にとても大切なことを教えてくれた人たちです。
 今の心境に至れるようになって、彼らに感謝できますし、もっと色んなことを話し合えていたら友人になれたかもしれないな、とも思えてきます。

 まとまりのない文章になってしまいましたが、自尊心のために闘う精神を持つことはこれからの日本人にとって重要なポイントになってくることだと思いました。これからの日本人には、もっと自分の中の正義をきちんと主張していってもらいたいですものね。
 このたびも深く考えさせる記事を書いてくださり、心より感謝申し上げます。本当にありがとうございました。



☆「自尊心のために闘う精神を持つことはこれからの日本人にとって重要なポイントになってくることだと思いました。これからの日本人には、もっと自分の中の正義をきちんと主張していってもらいたいですものね」と書いてくださっていましたね。
現在の日本人の欠点をよく理解されていて、大変うれしく思いました。
記事内容に力強いご賛同をいただき、誠にありがとうございました。


★ 今どきの子どもたち ★



わたしは前回の記事で、福島の兄弟が受けた「いじめ」について取り上げましたが、「いじめ」のもっとも最悪な事件としては、1994年に起きた大河内清輝君の死について語るのが適切ではないかと思います。
随分前の事件ですが、このようないじめは後を絶たないので、再度思い出していただくためにここに記したいと思います。


94/12/02 東京夕刊 社会面

せびられ、せびられ…100万円 いじめ苦の中2が自殺/愛知・西尾
 

 愛知県西尾市、会社員大河内祥晴さん(49)の二男で同市立東部中二年の清輝君(13)が、同級生らからいじめられたうえ、再三、金をせびられていたとの遺書を残して自殺していたことが、二日わかった。清輝君が渡していた金額は百万円を超えるとみられる。西尾署ではいじめた生徒から近く事情を聞くことにしている。同校によると、いじめていたのは同学年の男子十人近くで、同署ではこのうち金を要求したのは同級生四人とみている。

 調べによると、先月二十七日夜、清輝君の姿が見えないため母親(45)が捜したところ、自宅裏庭のカキの木で首をつって死んでいるのを見つけた。
 遺書は一日の葬儀後、自室の机の引き出しの中で見つかった。リポート用紙四枚にびっしり書かれた遺書には、昨秋から金を要求されるようになり、二年になってからは、休み前になると、三―六万円を度々要求され、出せないと殴られたり、けられたりしたと、記されていた。さらに近くの川に顔を突っ込まれるなどのいじめについても現場の図付きで書かれていた。

 遺書は「お金もぜんぜんないのに、たくさん出せといわれます。おばあちゃんからもらった千円も、トコヤ代も全(すべ)てかれらにとられたのです。とてもつらかった。なぜ、もっと早く死ななかったかというと、家族の人が優しく接してくれたからです。御迷惑をかけて、すみません」など、切々とつづられていた。
 家の金を黙ってとるのに気が引けてか、母親あての「借用書」もあった。「平成六年八月」の日付で、金額は「百十四万二百円」。消しゴムで何度も消しては、書き換えた跡があり、金を要求される度に応じていたらしい。また、「このお金は何年かかるか分からないけど必ず返します」と書かれていた。
 同中では、いじめに加わったと思われる生徒から事情を聞き、いじめがあったことを確認しているという。


★下記は清輝君の遺書のほんの一部分です。

小学校6年生ぐらいからすこしだけいじめられ始めて、中1になったらハードになってお金を取られるようになった。中2になったら、もっとはげしくなって、休みの前にはいつも多いときで6万少ないときでも3万~4万、このごろでも4万。そして17日にも4万ようきゅうされました。だから・・・・・。
でも、僕がことわっていればこんなことには、ならなかったんだよね。スミマせん。
もっと生きたかったけど・・・・。 

(関心のある方は清輝君の遺書の全文をお読みください)http://yabusaka.moo.jp/okouchiisyo.htm


真相を知れば知るほどひどい「いじめ」なのですが、清輝君は「僕がことわっていればこんなことには、ならなかったんだよね」と言っています。
では、「金を盗んでこい」という要求に抵抗できなかったのは、なぜなのでしょうか?

かつて日本の精神科医、精神分析家で東京大学名誉教授、聖路加国際病院診療顧問であった(故)土居 健郎(どい たけお)氏が、清輝君に関してつぎのように語っておられる文面がありましたので、つぎに記しておきます。

一つには、「言うことを聞かない」という抵抗、あるいは「盗むという悪事を働かない」と言って戦う選択肢を、清輝君が持っていなかったのではないか、と思われる節があります。
清輝君は善悪の観念は持っていましたが、「悪に抵抗しなくてはいけない」「悪とは戦わなければならない」という強い信念まではなかったのではないでしょうか。多分、誰もそれを教えてくれなかったのでしょう。(中略)
悪いことをしているという意識が、彼には確かにありました。しかし、自分の力でその悪から脱出できず、そういう事態に身を置いたときに、自分の口から「助けてくれ」と誰かに言うことが彼にはできませんでした。抵抗するよりも易しいはずの「助けを求める」ことも、彼はしなかったのです。
そこにはいろいろな問題が絡んでいますが、一つには現代の自立を重んじる教育がもたらす影響が大きいのではないでしょうか。自立を人間の基本と考えていて、自分で解決できないことを人に頼むわけにはいかない、と子どもながらに思っていたのかもしれません。


これに対して、土居氏の対談相手の渡部昇一氏は、
清輝君のことを見ていると戦後の日本の姿がオーバーラップして浮かんできます。平和主義で非武装中立、絶対に抵抗してはいけない。世界からいじめられたら、それでもけっこう、すべて私が悪いんですと言って、謝罪するだけ。それで国民からはいくらでも税金を持ち出すとなると、まったく(清輝君と)同じであるように思います
と語っておられます。

★渡部氏のお話は、的をついていると思いますね。
土居氏も言っておられましたが、清輝君は戦後の日本人の代表的な子どもだと言えます。
戦後の教育と道徳が、彼のような子どもをたくさんつくったのです。
おとなの男性たちもアメリカの3S政策なんかにまんまとひっかかって、情けないくらい骨なし人間にされてしまいましたね。今や精神も肉体も軟弱極まりないです。
要するに日本は「平和ボケ」にするための他国の政策に、自ら乗ったと言えるでしょう。

(*3S政策とは、大衆の関心を政治に向けさせないように取る愚民政策のひとつ。3Sとは、Screen(スクリーン)、Sport(スポーツ)、Sex(セックス)の頭文字を取ったとされる)

尖閣諸島中国漁船衝突事件などを筆頭に、中国にいろんな嫌がらせや苛めを受けても、日本の政治家はそれを阻止することができません。
漁船衝突事件の場合、アメリカのある一言で、中国が日本への嫌がらせを止めたそうですが、やはりアメリカの方が断然「力」があるからですね。
日本は「戦争放棄」をしたと言っても、「寄らば斬るぞ」の強い自衛の構えがなければ、簡単に乗っ取られてしまいます。
スイスは永世中立国ですが、強大な軍事力を保有していますね。それがなければ、どんなにカッコイイことを言っていても、すぐに侵略されてしまいます。

(*永世中立国とは、将来もし他国間で戦争が起こってもその戦争の圏外に立つことを意味するものであり、自国は中立の立場である事を宣言し、他国がその中立を保障・承認している国家のこと)


★ 備えあれば、憂いなし ★



★「備えあれば、憂いなし」ということです。
この地球上で平和を保つためには、ものすごい努力が必要だということなんです。
「ぼくは暴力反対です。平和主義おおいにけっこうです」なんて言っているような男性は、目の前で家族が殺されかかっていても、何もせずに黙って見ているか、あるいは自分だけさっさと逃げるのがオチですね。

清輝君に見られるような一見「平和主義者」であるかのような子どもたちは、結局精神的にも肉体的にも傷つき、地獄のような毎日を送って、ついには死んでいったわけですから、非常に可哀そうです。
まちがった「形ばかりの平和主義」の被害者と言ってもよいでしょう。

だいたい「二元性の世界」で生きているわたしたちに真の「平和」というものはありっこないのです。
二元性の世界」というのは、他の星にもあって、どちらに偏っても失敗するということを、過去記事で繰り返しお話ししていますね。
ポジティブに偏ってもネガティブに偏っても、問題は生じるということ。
バランスが大切なのだということです。

今は人類の意識がネガティブに偏りすぎているので、できるだけポジティブを強調しているわけですが、だからと言って、プレアデスの教訓のように、ポジティブ志向ばかりがよいのではありません。その点をきちんと深く理解してくださいネ。

(参考過去記事 わたしたちの生の目的は両極を学び、体験し、統合すること ―プレアデスの教訓を生かそう)

この地球は、「善も悪も同じコインの裏表であり、ひとつなんだ」ということが理解できていない世界です。
理解ができていたなら、もっと早くにアセンションが完了していますよ。(笑)

わたしたちはこの両極の世界の中で、「支配者(迫害者)側」と「従属者(被害者)側」の役割を演じながら、その体験からいろんなことを学んでいるのです。オリオンのように。



OSHOはつぎのように言っています。

服従は奴隷の世界では最高の価値がある。
どの教育システムも、どの社会、文化も、
服従を価値あることとして主張してきた。

そして、あなたがたに言うが、
全人類を不幸にしてしまったのはこの服従なのだ。
この危機の全体は服従ゆえのものだ。
人々は何に服従し、何に服従しないかを選ぶことができるように、
知性的でいる用意ができているべきだ。




ハート
あなたは両親の言うことを聞き、学校の先生の言うことを聞き、
あるいは信仰する聖職者の言うことを聞くように教えられてきました。

しかし、あなたは一度も「自らのハートに耳を傾けなさい」と
教えられたことがなかったのではないでしょうか?

教育は大切です。
あなたの大切な子どもたちに、まず「自らのハートに耳を傾けること」を
教えてあげてください。
そして、自らの尊厳のために、魂を他に売り渡すことなく、
力強く立ちあがる勇気を、
ぜひ教えてあげてほしいと思います。



真実を隠蔽する人たち―なぜ真実を語らないのか? なぜ真実を語ってはいけないのか?  

2011年09月26日 18:20


★ 福島の子どもたちがかわいそう ★



皆さんは、作家の室井佑月さんが、NHK朝の情報番組『あさイチ』の生放送(5月26日)で、「子供たちに福島の野菜を給食で食べさせるなんてかわいそう」と発言し、世間の論議を引き起こしたという出来事をご存じのことと思います。

記事には、「福島県内の放射能について『政府、東京電力の発表よりも危険な状態のはず』と信じる視聴者は室井さんの発言に賛同し、風評被害に苦しむ県内の農家を案じる人々は、室井発言に真っ向から反発した」ということが書かれています。その室井さんの動画はNHKの著作権侵害の申し立てにより、今や見られなくなってしまいました。
下記は、J-CASTにあった記事です。


~室井佑月、武田邦彦、孫正義の疑問 「福島県産を給食に使うべきでない」~
2011/5/28 14:35

福島県内の小中学校が、地産地消として県産の牛乳などを給食に使い続けていることに対し、著名人から異論が相次いでいる。これに対し、地元自治体では、ごく微量の放射性物質検出のものに留めており、弁当を持参することも認めている、などと理解を求めている。

(*地産地消(ちさん ちしょう)は、費の略語で、地域で生産された様々な生産物や資源(主に農産物や水産物)をその地域で消費すること)

福島の学校ってね、給食で地産地消って福島のものを子どもたちに食べさせるって言っているの

作家の室井佑月さん(41)が、いきなりこう切り出した。NHKで2011年5月26日に生放送された情報番組「あさイチ」での発言だ。室井さんはさらに、周りの様子を伺いながら、「おかしいと思わない?」と強い疑問を投げかけた。

福島県などでは、県産が風評被害を受けているとして、その防止を訴えている。それだけに、この発言は、ネット上でも論議になっている。
室井さんが、どこからの情報を元に発言したのかははっきりしない。とはいえ、ネット上ではこれまで、著名人らから学校給食に福島県産などを使うことへの異論が次々に出ていた。

テレビ出演でも知られる武田邦彦中部大教授は、4月にブログで、福島を中心にした学校が地産地消の食材を使っていることを批判。食品安全などに使われる国の暫定規制値の100分の1の考え方に基づき、福島県産などはそれ以上の食材が多いとして、給食に出すべきではないと主張している。
そして、孫正義ソフトバンク社長は、ツイッターで5月18日、武田教授の発言を元に、「給食か弁当の選択の自由を提供していないとすれば大問題」と断じた。福島県産などに出荷制限要請が出ている食材が多く、放射能に敏感な子どもたちに無害だとは証明できないのではないかというのだ。孫氏は、放射性物質について、体内に入ると内部被曝になるため、数値が低いγ線ばかりでなく、α、β線も測定すべきだともしている。
福島県の小中学校では、どのぐらい地産地消の食材を使っているのか。

放射性物質不検出の食材を優先、弁当も可

いわき市では現在、給食の牛乳に県産の原乳を使っており、2011年6月からは地元の野菜などを使った給食を始めることを明らかにした。
市教委が4月に県産原乳を使うことを父母に説明したとき、一部からかなり強い反対が出た。その後、武田邦彦教授のブログ発言があり、その影響も出たとして、市教委では、対応に苦慮している様子だ。
それでも、県産原乳を使い続ける理由について、保健体育課では、県が週に1回公表しているサンプリング調査の結果で、これまでに放射性物質が「不検出」であったことを挙げる。また、県が製造業者と供給契約をしており、原乳の調達ルートを変えられないことや、出荷停止地域のものは使っていないことも理由にしている。
地元野菜など使用については、放射性物質が不検出のものを調達してほしいと学校給食センターに依頼しているという。ただ、父母には十分説明したうえで、ごく微量検出された野菜なども使いたいとしている。
県産を拒否する父母もいるが、給食の牛乳は飲まずに、家から持参することも認めていると明かした。給食は強制するものではなく、弁当持参についても認めるとしている。
福島県教委の学校生活健康課によると、事故の混乱でまだ調査していないものの、県内のほとんどの給食施設では何らかの形で地場産を使っているのではないかという。牛乳については、ほとんどが県産原乳だとしている。不安を訴える父母がいるのは事実としながらも、「流通している食材は安全だと説明している」と言っている。


★ なぜ真実を語ってはいけないのか? ★



あるブログに「真実を語ってはいけない、美談と笑顔でトモダチ 善人面の悪人が跋扈する」と題した文章が載せられておりました。
(前)経済産業大臣鉢呂氏が辞任に追い込まれたことに対し、ブログ管理人はつぎのように語っています。

 「死のまち」発言の何処が悪いのか、筆者には見当がつかない。住んでいる人が追い出され、野犬化したペットや牛馬すら居なくなった「まち」は正にゴーストタウンさながらだったに違いない。彼は事実を事実のまま言葉にしたに過ぎない。誰がそんな町や村を出現させたかが問題であり、視察の大臣が本当のことを発言して非難されるのは、お門違いと云うことだ。心ない発言と云うのは「もうすぐ帰れますから、頑張ってください」と、あり得ない嘘を笑顔で語る人々の事を指す。

 このような日本のマスメディアの報道姿勢、与野党の政治家を通して言える「美辞麗句」を多用する社会的風潮は、極めて危険なのだ。クリーンだ、透明だ。人に優しい、みんなで分かち合い、みんなで和やか、みんなで助けあい、みんなトモダチ…」。怪しいと思わないところがとても面白い。以前、保育園の花壇に咲くバラの棘を全部抜いて安全だと歓んだ母親らがいたと云う話を聞いたが、それが子供に優しい、と思うところが日本の欺瞞に満ちた隠ぺい体質を現している。
(ブログ「世相を斬る あいば達也」より一部抜粋)


日本の欺瞞に満ちた隠ぺい体質」という彼の言葉に賛同するのはわたしだけでなく、きっと多くいらっしゃるのではないでしょうか?

中国や北朝鮮、中東など、真実を隠ぺいし、国民に真実の情報を与えまいと画策し、真実を述べると逮捕されたり拘束されたりする国々は数多あります。
日本はそれでもまだ自由が認められておりますが、やはり都合の悪い内容は消去するなど、情報操作は行なわれています。
そんな政府の言うことを、真に受けないほうが賢明であるということくらい、皆さんおわかりになっているとは思いますが。

もし「真実を言うとパニックになるから」という理由で言わないのであるとするなら、まちがいなくパニックになるほどの真実が存在するということになります。
それなら、国民は「真実を聞いてもパニックにならない冷静さ」を持たなければいけないということですね。
政府が国民を不安と恐怖のどん底に落としたくない気持ちはわからないでもありませんが、隠せば隠すほど、さらに不安と恐れが強まっていくことには気づいていないようです。


★ 内部被ばくを隠す政府 ★



皆さんは、内部被ばくに詳しいとされる琉球大名誉教授の矢ヶ崎克馬氏が、5月17日福島県郡山市内で講演し、「原発事故の放射能汚染」について、政府が市民の不安を除くために「御用学者を通して安全を強調している」ことに対し、警鐘を鳴らしたという記事を読まれたことがあるでしょうか?
つまり、矢ヶ崎氏が政府の御用学者の安全論を打ち消したということです。

内部被ばくというのは、ご存じのとおり、空気、土壌のほこり、食物、水などから体内に入り込んだ放射性物質が、体内で放射線を出し続けて起きる健康被害のことです。
(広島・長崎の原爆投下やチェルノブイリ原発事故では、数年後以降にガンなどの病気にかかる例が続出している)

詳細は津田敏秀教授の「放射線による内部被ばくについて」をお読みください。
放射線に対する被ばくのうち、内部被ばくについての解りやすい説明が載せてあります。

放射線による内部被ばくについて
http://smc-japan.org/?p=1310

内部被曝とはなんですか? - YouTube

http://www.youtube.com/watch?v=HtItndZ5NBA 



琉球大名誉教授の矢ヶ崎氏は、自らの調査や国の発表データをもとに「県内の広範囲で、チェルノブイリ原発事故の際に日本へやって来た量をはるかに上回る放射性物質が降り注いでいる」と説明し、「県民の健康を守るために、国や県は被ばくの軽減対策を早く取るべき」と述べたと伝えられています。

当時、政府は放射線汚染について「直ちに健康影響はない」として、県内の児童生徒の被ばく許容量を事故前に定めていた一般人レベルから20倍の年間20ミリシーベルト(msv)に引き上げていますが、「直ちに健康影響はない」というだけで、「晩発障害の危険はある」ということはまちがいないでしょう。

矢ヶ崎氏は、「県民自ら可能な限り被ばくから身を守る」ことや、「国や県、事故を起こした東京電力に対して、放射線軽減の徹底を求めて健康被害の補償制度をつくらせる運動を始めること」を促されたようです。
その講演会で、市民からの質問に対して、矢ヶ崎氏が答えた内容を記しておきます。


★ 矢ヶ崎教授のQ&A ★

 

Q 市民が取れる放射線防護は?

A マスクはすべきだが、放射性物質のほこりはスギ花粉の10分の1以下の大きさしかない。野菜は根から放射性物質が吸い上げられてない限り、流水やため水でよく洗い、ゆでると効果的。ただ、こうした対策は完全ではなく「まし」と考えて。

Q 晩発障害は必ず起こる?

A 起こる。特に放射線の感受性が高い子どもや妊婦、若者、感染症患者が心配だ。環境が整っているのであれば避難を勧めたい。一方で、子孫のために土地に残って頑張ろうとしている人も多い。外に出る人を許して、残る人は防護を尽くすことが大切だ。

Q どこまで避難すれば安全?

A できるだけ離れた方がベターだが、計算では放射性物質は原発の上空100メートルから毎秒4メートルの風で1,500キロ以上も飛ぶ。日本中が汚染されたとみた方がいい。

Q ガイガーカウンター(放射線測定器)で内部被ばく計れる?

A 不可能だ。「ホールボディカウンター」で計るが、それでもガンマ線に限られ、実際の10分の1程度しか分からない。

Q 原発50キロ離れた田んぼからプルトニウムが検出されたという民間の調査結果が出たが?

A 3号機の核燃料に含まれており、十分あり得る。恐ろしいことだが、チェルノブイリのように急激な核分裂が起きたとは思えない。量は少ないのでは。

Q 放射性ヨウ素は半減期が8日なのに、なぜ内部被ばくを起こす?

A 毎日体内に入り続けてしまうことが危険。「8日だから安全」とか「ホウレン草を1年分食べても大丈夫」という話は野蛮だ。

Q 学校や保育園の活動の危険性を自治体に訴えても「国が安全と言っている」と聞いてくれない。

A 役人は決められた通りにしか動けない。決めているところにみんなで声を上げていくことが一番だ。

Q 市民の手で汚染土壌の除去作業をしている。子どもをつくる人は参加させない方が良いか?

A 原爆症認定訴訟のように裁判になることも予想される。責任問題になるので、本来その仕事をすべき国、自治体、東京電力に除去させるよう徹底的に求めていくべきだ。

(Asahi.com WEBRONZA 「Bloggers Today 」より引用)



★ある番組の企画で、スタジオに並んだ福島の野菜を前にして元プロ野球選手の長嶋一茂氏が言ったそうです。
俺は食べない。安全かどうかはっきりわからないものをカメラの前で食べて視聴者に安全だというメッセージを送りたくない。これを食べて本当に農家のためになりますか?
そんな発言したという情報が飛び交っていますが、こんなふうに堂々と本音が言える人たちを、わたしは応援します。

★反原発を表明して、文部科学省前に集い、子供たちへの被曝量制限基準値引き上げ撤回を要求するデモを行った俳優の山本太郎さんが降板させられたことも聞きますが、なぜ芸能人が反原発運動をしたらいけないのでしょうね?
憲法で「思想・良心の自由」、「言論の自由」を掲げているはずの日本。
そのあり方に、「?」がたくさんつきませんか?


★前回にもご紹介しましたが、「国際環境NGOグリーンピース」主催の「2012年、すべての原発を停止してください」の署名締め切りが9月30日までです。
よろしければ、下記にアクセスし、動画の下方にある「レポート」をダウンロードして読んでみてください。
http://www.greenpeace.org/japan/2012/?gv20110922

自然エネルギー革命シナリオ -- 2012年、すべての原発停止で日本がよみがえる』は、2012年春までに、日本国内のすべての原子力発電所の稼働停止を想定し、原発にも化石燃料にも頼らない未来へのエネルギー政策を提案するレポートです。
読んでみられる価値はあると思いますよ。



ハート
「5次元世界」は、真実を隠すことができない領域です。
「あなたウソを言ってるわね」とすぐにわかってしまうのです。
テレパシーの世界です。
すべてお見通し、思ったそのままが伝わってしまいます。

ですから、「この世にいるときから本音で語りましょう」ということを
過去記事「自分自身でいること」や「本音で話すことの大切さ」などで、
繰り返してお伝えしているのです。 

自分自身の尊厳を無視して、あなたが上っ面だけ善人であろうとすればするほど、
内側には多くのシャドーが蓄積していくのです。

人に批難されることを恐れないで、自分の真実を語ること。
これができなければ、つぎの段階の世界で生きることは難しいでしょう。

今から練習してください。
むずかしいことなんてありません。
正直な自分の気持ちを表現すること。
本音で語ることを。 

(但し、これは本音(自分の真実)をなかなか言えない人へのメッセージです。
言いたいことをずけずけと言うこと(他者に対する誹謗中傷など)を助長しているのではありません。
当然のことながら、自分の真実に対して常に責任を持つことが前提です)






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