小食は地球を救う―その1 一日二食のススメ

2011年01月28日 01:00


あなたは一日に何回食事をとっていますか?
一回ですか? 二回ですか? 三回ですか?

「朝・昼・晩と、一日三食が当たり前でしょう」
と言われそうですが、では、その一日三回というのは、いったいだれが決めたのでしょうか?

生まれて育って気がついたらそうだったし…という人がほとんどだと思いますが、なぜ三回食事をするのが当たり前なのかと、考えてみられたことがあるでしょうか?

世界中の人が、一日に三回食べているなんて思っていたら大まちがいですね。
日本の歴史を調べても、武士階級が朝・昼・晩の三食を摂るようになったのは江戸時代中期以降のことで、その習慣が、一般人に全国的に普及するに至ったのは、明治維新になってからのことだそうです。

今では、栄養学者や西洋医学の医者をはじめとして、「一日三食を摂らなければいけない」とか、「朝ぬきは絶対にいけない」とか、言っている人たちがけっこう多くいますね。
「一日に○○カロリー摂取しなければならない」と、強迫観念に駆られて摂ろうと心がけている人さえいます。

一日三食」や「一日の摂取カロリー」は、何の根拠があって定められたのでしょうか? 
もし、あるとするなら、それはまちがった根拠だと、わたしは思うのですが。


今回から「小食のすばらしさ」をあらゆる角度からお伝えし、これまでの思い込みを取り払っていただきたいと考えています。
今回は「一日二食のススメ」です。


★ 身体が食べ物を要求しているときだけ食べる ★



わたしの場合、いつから朝食を摂らない生活をし始めたのか、もはや記憶にないほどの長い年月が経っています。
今では、朝起きてすぐに食事を摂るということができない身体となっていて、夜8時~9時頃に夕食を摂ったら、翌日の14時~15時まではほとんどおなかがすかないのです。

けれども、昼(12時~13時)に食事をしに帰ってくる人が家族にいるので、それに合わせて食事の支度をし、ついでに一緒に食べるようになってしまっていたのです。
でも、最近は自分のおなかのすき具合によって、食事の時間を自由に変化させています。

★ほんとうは、自分の身体が食べ物を要求しているときに摂るのが、一番効率がよいのです。

ところが、集団生活をしている人の場合は、たとえおなかがすいていなくても決まった時間に食べないといけないし、自分の身体の要求に合わせることができなくなっています。
これは、まったく自然ではありません。
食事の時間を全員同じにするのは、人間の身体を完全に無視した方法です。

学校では給食があって、肉体的にいろんな状態の子どもたちがいるにもかかわらず、全員に同じものを同じ時間に食べさせています。
義務教育以外でも、食事をする時間というのは定められていますね。
学校という所は、何につけても時間を制限し、子どもたちを同化し、コントロールしようとするのです。
個性などは、学校では認められないのです。まるで、鶏小屋の鶏みたいです。

自然の大地で生きている動物たちを観察してください。
彼らは常に過酷な状況の中で生きています。
おなかがすいても、獲物がなければ何日もガマンしなければならないし、雨がふりつづいても、じっと雨に打たれてガマンしなければならないのです。
地球の先住民たちも、同様の生活をしてきました。一日に一食でもありつくことができれば幸いだったのです。

ライオンはおなかがいっぱいのときには、たとえ獲物が目の前にいても殺すことはないといわれていますね。
おなかがすかないのに食事をしたり、たとえおなかがいっぱいであっても、多くを獲得し、摂取しようとするのは、欲で固まった口いやしい無知な人間だけです。

肉食をはじめ、あらゆるものを大食する先進国の人ほど病気の種類も多く、死亡率が高いのです。
病気になっている意味がわからないから、治らないまま死んでいくわけです。それは自業自得なのですが、何とも哀れな気がします。


★ 健康を守るには小食しかない ★



健康を守るには小食しかない」と提唱された人のなかで、(故)*甲田光雄氏は、わたしが尊敬する医師のひとりです。
出会ったことはありませんでしたが、著書の内容からどのような人であったのかはわかります。

(*甲田氏は生前、甲田医院院長、日本綜合医学会名誉会長を務め、現代医学に限界を感じ、薬や手術に頼らない自然治癒を50数年間実践研究された人です)

甲田氏は著書「最強の健康術」のなかで、つぎのように語っておられます。

健康を守るには小食しかないというのが、長年の経験から得た結論で、それが真理であると、確信しています。試しに、体調が悪いと思ったら、食べる量を減らしてみてください。他の悪い習慣はつづけたままでかまいません。
食事の量を減らすだけで体調がよくなり、血液検査の数値が改善するはずです。
食べ過ぎがいかに体調不良の原因になっているか、実感できるでしょう。
理想は腹六分目ですが、それは難しいでしょうから、せめて腹八分目を心がけてみてください



★甲田氏は「長生きをしたければ、朝食を抜きなさい」と、「まず朝食を抜くこと」を勧めておられます。

なぜなら、朝食を摂ると、血液が胃腸のほうに回り、腎臓はお留守となり、その分老廃物を排泄できなくなり、さらには宿便をためこむことになるからです。

★ネズミやサルの小食実験でも明白です。
たとえば、米国立衛生研究所にある加齢研究所では、こんな実験をしたそうです。
サル30匹にはエサを腹いっぱい食べさせ、もう30匹には腹七分目の小食にして実験を開始し、15年後の結果を見たのです。
小食のサルは、腹いっぱいのサルに比べて、死亡率は2分の1、すなわち半分だったそうです。
ネズミの実験でも、腹いっぱい食べさせたネズミのグループよりも、腹六分目のグループのほうが平均寿命が2倍近く延びたといいます。

一日三食摂った上に、おやつを食べるなどの間食をしている人は、一生内臓を休ませることがないのですから、サルやネズミと同様、寿命に大きく影響することでしょう。


★ いかに少なく食べるか ★



甲田氏の食養生の方法は、とにかく今までの思い込みを捨てて、「摂取することをやめる」ということです。
いかに少なく食べるか」ということですね。
少なく食べて、老廃物を完全に排泄することを重視するマイナスの栄養学」なのです。

★たくさん食べて得をしたと思ったら、大まちがいなのです。
美味しそうなものを見ると、つい必要でないものまで食べてしまうことがありますが、そんなときは得をしたというよりも、損をしたと思った方が正解なのです。

もし「なるほど、そうだ」と思われたなら、まず間食や夜食をやめることから始めてください。
そして、一度にではなく、朝食の量を少しずつ減らすことから始めてみられてはいかがでしょうか? (つづく)


小食は地球を救う―その2 病気のときは食事を断つ

2011年01月29日 03:00


★最近次女が風邪にかかりました。
高熱が出て、症状がインフルエンザと大変よく似ていましたが、病院に行くことなく、「葛根湯エキス」と「梅肉エキス」、「りんごがゆ療法」ですっかり治りました。
(インフルエンザの予防注射をして死亡する人が後を絶たないので、安易に予防接種はしないことです)

次女はそんな症状が起こったのは、「自分の怒り」が原因だったと強調していました。
怒りをガマンしていたり、ストレスが多いと、ほんとうに病気になるということを実感したというのです。
(★過去記事「怒りの毒素にはものすごいパワーがある」参照)
 
とにかく、ウイルス性であろうとなかろうと、そういう病気を呼び寄せたのは自分だと、気づくことが大切です。
そして、病気になったら、できるだけ小食をすることです。
風邪の場合は、水分補給をしっかりして、何も食べずに暖かくしているのが一番よいかもしれません。

「それじゃあ、栄養不足で、回復が遅れるんじゃないの? 薬は食事の前(後の場合もある)に飲めって書いてあるし、食事をしなきゃ薬も飲めないじゃないの」
なんて、言わないでくださいね。

薬を飲むために食事をしないといけないなんて、変じゃありませんか? 
食事を断ったら衰弱すると、だれが決めたのでしょうか?
動物は体調が悪くなったら、当たり前のように食事を断ちます。


★ 病気のときは食事を断つ ★



★うちの猫たちが病気になったとき、獣医が勧めた大変高価な「療法食」を一切食べませんでした。
それを食べないと絶対に治らない」、「ほかのものは一切食べさせないように」と強く言われたので、ようすを見ていたのですが、1週間経っても10日経っても食べないのです。
与えた療法食は一切食べずに、毛で作ったおもちゃのシッポなどをしゃぶっているのです。まったく頑固一徹です。

それで、どうしたものかと考え、獣医に連絡をしたのですが、獣医も頑固一徹です。
それを食べさせないと死にます」とまで言うのです。
ちゃんと食べさせてください」と言われても、口に入れようとしても食べないのですから、どうしようもありません。


★だいたい猫が食べないような療法食自体に問題があるし、それを強制的に勧めて買わせる獣医にも問題があります。


それで、わたしは「ペットの自然療法事典」を買って読み、インターネットで別の天然由来原料を使用した療法食を調べ、彼女たちの嗜好に合った内容のものを見つけることに成功しました。

★どの療法食が一番好きか。どれを食べるか。
それを選ぶのは、獣医ではなく、当の猫たちなのです。


もちろん、わたしが見つけた食事療法食を、猫たちはとても喜んでくれましたし、数ヵ月後、他の病院で検査を受けた結果、病気は完璧に治っていました。

その後は、徐々に準療法食に切り変えていきました。
今は、うちの猫たちの状態にもっとも合うと思われる内容の食事を与えています。
すべて獣医に相談することもなく、わたしの独断でおこないましたが、まったく問題は生じていません。

うちの猫は肉類を中心としたフードは好まず、米などの穀類を主としたものを好むので、そういう療法食を探すのはなかなか大変でした。
猫は味に敏感で、グルメです。わたし自身もよく味見をしてみるのですが、わたしが食べてもなかなかいけると思ったものは、やはり猫たちも好きみたいです。(ちなみに、わたしは肉類を好みません)

「これしか方法がない」、「これを食べさせないと死にます」と言った獣医のところには、もう二度と行くことはないでしょう。
その獣医は「思いの制限」があり過ぎたということですね。
自分の判断だけが正しいと思っていたら、それはちがいますよということです。

たいていの人は、ペットが病気になったとき、あわてて獣医師のところへ行きます。
それは動物の病気に対する専門的知識がないからですが、ある程度学習すれば、獣医の手助けが必要かどうかを見極めることができ、どんなときでも落ち着いて行動することができるようになってきます。

人間の病気もペットの病気も、メカニズムは同じです。
病気になることで、何かを伝えているからです。
それがわかれば、その問題点をなくせばよいということになります。
(★過去記事「自分がつくった病気は自分で癒すことができる」参照)



★ 食事を断つと生命力が復活する ★



★動物たちは獣医よりも、自分たちの身体のことをよく知っているのです。
ですから、食べたくないときは食べませんし、食べたくないものは絶対に食べません。


甲田光雄氏は言っておられます。
「生命が誕生して40億年あまりの歴史のなかで、
食事を断つと生命力が復活する』という情報が遺伝子にインプットされています。
だから、本来ならば、『体調が悪くなったら食事を断つ』という生き方を自然にするはずです」
と。


        ねんね
              
           食事を絶って、ネンネして、
              あとは回復を待つのみニャ zzz 
                    (うちの猫 撮影 光の仕事人)
 

自分の身体を、すぐに簡単に医師という名の他人に預けてしまう人間よりも、食事を断ち、じっと自分のなかにある自然治癒力を信じて治癒の時期を待っている動物のほうが、断然賢いと思うのは、わたしだけでしょうか?


小食は地球を救う―その3 肉食を半減させよう!

2011年01月30日 15:00


★ 前兆・しるしに気づきなさい! ★



最近また鳥インフルエンザが発生していますね。
農水省は、愛知・豊橋市で発生した鳥インフルエンザウイルスは「強毒タイプ」で、宮崎県や鹿児島県で検出されたウイルス(高病原性鳥インフルエンザウイルス)と99%以上一致したと発表しました。

宮崎県の川南町の養鶏農場の鶏は、9万2000羽が殺処分されることになり、派遣された自衛隊員などによって、29日朝から殺処分にあたり、延岡市の農場でも、市の職員など約200人が鶏6600羽の殺処分をおこなったということです。
宮崎県では、昨年(2010年)の3月頃から牛、豚、水牛の口蹄疫病が発生して、同年の7月4日の終息確認までに、28万8643頭を殺処分するという悲しい出来事があったばかりです。

牛、豚、鳥の被害ばかりではありません。
今年(2011年)1月26日の新燃岳の噴火の影響で、宮崎県では29日も火山灰が降り続き、火山灰による深刻な被害を受けています。 新燃岳のふもとにある宮崎県高原町では、噴火の影響で火山灰が町全体を覆っているということですが、作物にもかなりの被害がありそうです。

「泣き面に蜂」というのは、このことですね。
「なぜ、こんなに宮崎県に集中して不幸が重なるのだろう?」と不思議に思っている人たちがいるかもしれませんが、これは大きな「しるし」なのです。
あまりにも県民の意識が低いために、自然は「これでもか、これでもか」と気づかせるために現象を見せているのです。でも、まだ気づかないのです。

★たとえば口蹄疫が流行した際、彼らが牛や豚たちにおこなったことを考えてみてください。
病気にかかっていない牛や種牛までワクチン接種をして、そのワクチン接種をした牛をすべて殺処分しましたね。
国の要請があったと言えども、それを最終的に承諾したのは当事者たちです。


★ 人が食べても大丈夫な牛をなぜ殺すのか? ★
  ―口蹄疫に感染した牛を殺処分する理由



★口蹄疫にかかった牛肉や豚肉を食べても、牛乳を飲んでも、人が口蹄疫にかかることはないといわれています。それなら、なぜ殺さないといけないのでしょうか? 
そんな疑問を抱いた人は、きっと少なくないと思います。

口蹄疫はインフルエンザと同様に「伝染性ウイルス」なので、接触や空気感染などで広がってしまいます。
それで感染拡大を抑えるために、他の牛にも口蹄疫のワクチンを接種します。
しかし、ワクチンを接種された牛も、最終的には殺処分されるのです。
「もし全頭処分しなかったら、口蹄疫の感染は確実に拡大する」というのが、専門家の主張です。

まだ感染していない牛にワクチン接種をした上で、殺すというのは酷すぎるんじゃないかと思いますね。
当時わたしはそのことに大きな疑問を感じていました。
これを人間に当てはめたら、どうだろうかと思いました。
インフルエンザに罹った人やその周囲にいた人たちは、すべて隔離され、インフルエンザのワクチンを接種し、その後全て殺されるとしたら?
これと同じことを牛や豚におこなっているということです。

同じ部屋にいても、インフルエンザに罹る人とそうでない人がいるのは、だれでも知っていますね。
ウイルスが体内に入ったからといって、インフルエンザにかかるとは限らないわけです。
つまり、ウイルスだけが病気をおこすわけではないということですね。

過去記事「 病気を起こす原因―ふたつの論争 」に、パスツールの「外部病原説」とクロード・ベルナールの「内部環境説」について書いていますので、お読みください)
病気を起こす原因―ふたつの論争

専門家によると、感染した牛はワクチンを接種しても、ウイルスが残ったままの「キャリアー牛」となるということ、また、ワクチンは、ウイルスを死滅させたり、感染を完全に防ぐものではないので、最終的には殺処分が必要なのだというわけです。
口蹄疫に感染した種牛を殺処分する理由は「精液にもウイルスが含まれるため」だそうで、結局感染していない種牛まで殺してしまいました。

全頭処分にした理由は、日本が口蹄疫ウイルスのない「口蹄疫清浄国」であり、「ブランド和牛」など高品質の畜産物の産出国であるからのようです。 
口蹄疫が発生すると、感染した牛や豚による畜産物の品質が低下する(商品価値が下がる)だけでなく、(口蹄疫は感染力が強いため)発生国の畜産物には、厳しい制限のある輸出規制をかけられてしまうというのです。
国内の畜産物市場や輸出に至るまで、経済的な大打撃が生じることから、畜産業を守るために厳しい対策が酪農家に義務づけられているということなのです。


★ 口蹄疫で殺された牛の嘆き ★



これは、牛や豚の命のことよりも、経済的に損をするという非常に打算的な考えに基づいているということにほかなりません。
大切に育てた牛を、つぎつぎと殺さなければならなかった畜産農家の人たちの悲しみは、わからないでもありません。でも、結局のところは、遅かれ早かれ、その牛たちは死ぬ運命にあったのではないですか? と、わたしは言いたいのです。
かわいそうなのは、そういう目的のために飼われていた牛たちです。
畜産家が何のために牛を飼っているのかといえば、その牛の肉を売るためです。
美味しく食べてもらい、商品価値が上がるように、手をかけてブランドの牛を育てていたのにすぎません。
つまり、お金のためです。
もし、真に牛を愛していると言うのなら、牛でお金儲けをするのは、もうやめたらどうですか? と言いたいのです。
処分されることが決まった牛が連れて行かれる日の朝には、牛は涙をためて鳴くといわれていますね。
いつかは殺される運命にある牛を、手塩にかけて育てるということ自体が、その神経が、わたしには理解できないのです。

★畜産家たちは、殺した牛たちを、そのあとなぜ食べてあげなかったのでしょうか? 
人間には感染しないのだから、自ら率先して食べてもよかったのではないか」と、わたしの長女は言っていました。
涙を流しながら、ありがたくその肉をいただくのです。
また、ブランド牛を安価で提供すれば、肉好きの人たちは喜んで食べたでしょう。
そうすれば、牛たちも無駄死にをしなくてすんで、人間を許してくれたかもしれません。

人間に食べられたのならまだしも、健康な牛までむやみに殺処分されたのです。
土のなかに埋められた牛たちの怒りと悲しみ、人間に対する恨みと嘆きを、畜産家は感じなかったのでしょうか?

経済的な打算ばかりが目の前にちらついて、牛たち(豚や鳥なども含む)の命の尊さ・重さを考えてみることのできない国々や人々…。
もうそろそろ気づいてもよいのではないかな? と思います。

日本には、日本の風土に適した食の歴史があります。
日本人は仏教の影響で、長い間動物の肉を食べませんでした。
本来、肉食は日本人には向かないのです。

ところが、戦後欧米化が進行して、日本人の食生活は穀類中心の食事から肉類中心の食事へと急速に変化しました。
その結果、腸内バランスを崩し、それまで日本人にはほとんど見られなかった大腸ガンや乳ガン、前立腺ガンなど、欧米に多いガンが増加するようになったのです。

(過去記事 ★アセンションに向けて―浄化と周波数を高める方法 ★ガンになる原因―さまざまな見解 参照)


肉食を半減させれば環境問題が解決される



アメリカと日本の「狂牛病騒動」を契機に、「肉食半減のキャンペーン」を世界各地で実行することを提案し、公演活動を続けた人がいました。前回ご紹介した(故)甲田光雄氏です。

甲田氏は、
いま、世界で生産されるトウモロコシの量は年間6億トンで、そのうちの4億トンが牛などのエサに使われています。
もし、肉食半減のキャンペーンが成功すれば、4億トンの半分、つまり2億トンのトウモロコシが節約できることになります。
肉食の半減が、将来の食料問題解決策にもなります。
また、牛が呼吸で排出するメタンガスも地球の大気温度を上昇させる元凶になっていますが、牛の数を減らせばメタンガスも減り、環境問題の改善にも役立ちます

と、訴えられたのです。

どんな理由からでもよいのです。
皆さんも、肉を食べるのを半減してみませんか?
それは、まずあなたから…。 (つづく)


小食は地球を救う―その4 食品をムダにせずゴミを減らそう!

2011年01月31日 13:30


★ 毎日の食料をムダにしていませんか? ★



あなたの家の冷蔵庫には、何が入っていますか?
消費期限や賞味期限が過ぎたもの、いつのまにか忘れられてしまった食品はないでしょうか?
もし期限切れとなった食品があることに気づいたとき、あなたはどうしますか?
捨てますか? それとも、食べますか?


母がまだ元気だった頃、実家に戻るたびに、わたしは冷蔵庫のなかや、食品貯蔵庫の扉をあけて、よく整理をしたのを思い出します。

母は、たくさん買ってきては食べ忘れるのです。
冷凍庫にも、期限切れのものがたくさんつまっていました。
母は、冷凍にさえしておけば、いつまでも新鮮さが保てると思い込んでいたようですが、魚の切り身などは、数カ月も経つと冷凍庫臭などが移ってしまったり、表面が冷凍焼けしたりして、かなりまずくなるものです。数年も経てば、まず食べられないでしょう。
そんな食品が、長い年月保管され、結局だれの口に入ることもなく捨てられていったのです。

★高価なものであっても、それを美味しく食べたり、満足感を味わったりしたのであれば、それは生かされたのですから、問題はありませんが、その存在が忘れられていたり、捨てられたりするというのが一番もったいないですね。食品に対して申し訳ない気がします。

世界の開発途上国では、食料が不足し、分刻みに飢餓で死んでいく人々がいるというのに、(飢餓が原因で1日に4~5万人、1年間に1500万人以上の人が亡くなっており、そのうち7割以上が子どもたちだといいます)日本では飽食状態になっていて、毎日大量の食糧が廃棄されているのです。
この現状を、どれだけの人が把握できているでしょうか?



★ 輸入した食料の3分の1を捨てている日本 ★



日本の食品の約7割は世界から輸入したもので、年間 5800万トンの食糧を輸入しながら、その3分の1(1900万トン)を食品廃棄物として排出しているといわれています。
このなかには、食べられるにもかかわらず捨てられているもの、いわゆる「食品ロス」が約500~900万トン(事業者から300万~500万トン・家庭から200万~400万トン)含まれると推計されているのです。
つまり、輸入までしているにもかかわらず、その食料は食べ残しや食べ忘れ、売れ残りなどでムダに捨てられているというわけです。
(平成21年3月 農林水産省「食品ロスの削減に向けて」参照)

NPOネットワーク「地球村」の記事によりますと、廃棄量は世界の食料援助総量740万トンをはるかに上回り、3000万人分(途上国の5000万人分)の年間食料に匹敵するのだそうです。(食糧の廃棄率では、世界一の消費大国アメリカを上回っている)
また、日本の食品廃棄の半分以上にあたる1000万トンが家庭から捨てられており、家庭から出される残飯の総額は、日本全体で年間11兆円にもなるということ。
これは日本の農水産業の生産額とほぼ同額で、さらにその処理費用で、2兆円が使われているというのです。

また、「日本のゴミ焼却場数はダントツで世界一」で、「これほど多くのゴミを出し、燃やしている国はない」ということです。
一人1キログラムのゴミを毎日出しており、年間で一家庭から1~2トンのゴミが出ていて、ごみ焼却量は、ヨーロッパの環境先進国の10倍以上で、ダイオキシン排出量も世界一」だというのです。


★ マグロの絶滅の危機は日本人のせい? ★



マグロの消費量世界一の国が日本」だということを、皆さんはご存知でしたか?
世界で取れるマグロのおよそ4分の1、あるいは3分の1、また2分の1ともいわれていますが、日本で消費されているのです。(エビの消費量も世界一ですよ!)

日本人はマグロのさしみや寿司が好きなようですが、わたしにはその美味しさがよくわかりません。血なまぐさくて食べる気がしないのです。
ペットフードにもマグロはふんだんに使われています。ほとんどが輸入ものですが。
他の国では食べたくても食べられない人がいるのに、日本の猫ちゃんは幸せですね。

このマグロ漁を減らさない限り、 20年後には絶滅するといわれています。
好きだから、美味しいから、絶滅なんて考えもしないで食べているのでしょうが、日本人はもっと世界や地球や生き物たちに関心をもつべきではないでしょうか。

日本という国があまりにも物質的に豊かであるために、国民は食べたいときに食べたいものを食べることができ、それが普通だと思っています。
しかし、その普通が、普通でなくなるときがやってきたとき、わたしたちはいったいどうするのでしょうか?

★日本の皆さん、毎日のムダ使いに気づきましょう。

買い物に行く前に、冷蔵庫の中に残っている食材の量を確認したり、賞味期限や消費期限を常に点検して、食べきれなかったものは他の料理に作り変えたりして、食材をムダなく使い切りましょう。
そして、多くを買わず、小食を実行して、その分ゴミを減らしましょう。 
気をつけていても、やっぱり食べ忘れていて、結局ゴミ箱に…ということはよくあることです。
でも、捨てる前にもう一度食品を観察してみてください。

皆さんご存じのように、賞味期限は「美味しく食べることができる期限」のことです。
ですから、少々賞味期限が過ぎていても、食べられなくなるわけではありません。
もったいない!」と思ったら、自分の感覚でしっかりと判断して食べることが大切ですね。


わたしも食品に限らず、ゴミをできるだけ出さないことを肝に銘じ、さらに実践していこうと思います。


★下記は、「世界の食料事情」や「私たちの食」について、参考になるおすすめサイトです。 
ハンガー・フリー・ワールド(HFW)


小食は地球を救う―その5 少しでも地球に貢献するために

2011年02月02日 13:00


最近はスピリチュアルな内容というよりは、わたしたちの肉体を維持するのに必要な「食べ物の摂り方」やその「食べ物のムダ使い」について語ってきましたが、正直なところ皆さんどのように感じられているのでしょうか?
記事の内容は、だれもが当たり前に知っていることなのですが、実際にそれを実践しているかどうか、その行動が重要なのです。

スピリチュアルが好きな人は、精神的なことを重んじるあまり、日常的なことや肉体的なことをおろそかにしがちなのではないでしょうか?
あなたの肉体は健康でしょうか? 
肉体が病んでいるようでは、精神が健全であるとは言えません。

日本における死因の一位はガンで、二位は心筋梗塞などの心疾患、三位は脳卒中などの脳血管疾患であることは、皆さんご存知でしょう。
生活習慣病で命を落とす人たちも増えています。(生活習慣病は成人ばかりではなく、今は小学生さえもが罹る病気です)
認知症も増え続けています。日本が長寿国になっても、ボケてしまったり、寝たきりになってしまった人たちばかりだということです。
医療技術が発達している国でありながら、このような病気が蔓延し、亡くなっていることに対して、もっとフォーカスするべきではないでしょうか?

その原因については、過去記事カテゴリ あなたが癒す「心とからだ」 に詳しく書いていますので、参考にしていただきたいのですが、再度別の角度からお伝えしておきたいと思います。


★ あなたはだれにコントロールされているのか? ★



神典アナリストの中矢伸一氏は、病気蔓延の原因について、つぎのように語っています。


実は、その大きな原因となっているのが、人々が日常に摂取する「食」なのである。
食と、病気との因果関係は、世界の権威筋ではすでに証明されている。あるいは、されつつある。
日本は、そうした面では先進国の中で最も遅れていると言ってよい。

食が乱れれば、必ず身体は病む。
身体だけではない。精神も病み、魂は汚され、霊性は落ちる。
つまり、身魂ともども、地に堕ちるのである。
身魂の質が堕ちれば、低級霊と波長が合いやすくなる。
肉体をチミモウリョウの容れものと化すことにより、コントロールは思いのままとなる。

これこそが、日本を「骨抜き」にするための、悪神の日本占領計画の大きな柱であった。
そしてその計画は、日本人の霊性の凋落(ちょうらく)とともに、ものの見事に現実化してしまったのである。
(中矢伸一著  『日月神示 神一厘のシナリオ』 徳間書店)


悪神、悪霊たちは、日本占領にあたり、まず日本人の食体系を破壊し、日本人の身魂を、動物性食や食品添加物などを大量に摂らせることにより汚させ、肉体に憑かってコントロールしやすいように足場を固めたのであった。
(中矢伸一著 『日月神示 完全ガイド&ナビゲーション』 徳間書店)



この 『日月神示 神一厘のシナリオ』が出版されてから20年近く経ちますが、今でもまったく同様に通用する内容だと思います。
神示には「食が乱れたとき、獣と神とが分かれる」と示されていますが、獣とは、霊性が堕ちた獣性人間のことです。

★『日月神示』にはつぎのように記されています。

四ツ足を食ってはならん。共食いとなるぞ。草木から動物生まれると申してあろう。臣民の食べ物は、五穀野菜の類であるぞ

日本には、五穀、海のもの、野のもの、山のもの、みな人民の食いて生くべき物、作らしてあるのじゃぞ。日本人には、肉類禁物じゃぞ。今に食い物の騒動激しくなると申してあること忘れるなよ。今度は共食いとなるから、共食いならんから、今から心鍛えて食い物大切にせよ

★五穀野菜というのは、米、あわ、ひえ、きび、豆、麦などの穀物類と、根菜類、葉菜類、海草類などを指します。
これらの穀物菜食は、近年欧米では進んで受け入れられているにもかかわらず、日本人は自分たちの先祖が受け継いできた大自然に沿った「正食」をすっかり忘れてしまったのです。

そして、パンや肉類や恐ろしい食品添加物で固められた加工食品を毎日平気で食べるようになってしまったのです。
これこそが、日本を骨抜きにするための、悪神の日本占領計画」なのですが、そのことをしっかりと把握している人は、ごくわずかです。

★毎日肉食(殺された動物を平気で食べている)をしていながら、霊的世界を語る人を、わたしは信用しません。
肉食のために身体の血が汚れると、波動(周波数)は粗くなります。
波動が粗くなると、同じ波動を持つネガティブな存在(悪霊・強烈にネガティブな異星人)が寄ってくるからです。(もちろん、周波数が低下する原因は食物だけではありません。引き寄せる原因は、人によって異なることは言うまでもありません)
そういう獣性人間が語る内容が、人々を惑わせる怪しいものであることは、賢明な人であればおわかりになることでしょう。


★ 肉牛を育てるのは、もうやめよう ★



小食は地球を救う―その3 肉食を半減させよう!」にも書きましたが、さらに付加したいことがあります。

肉牛を1頭育てるためには、穀物を作る10倍の広さの土地が必要だといわれます。
そして、牛肉1キロを生産するのに、およそ7倍の7キロの穀物飼料が必要となります。
豚肉は1キロにつき4キロ、鶏肉なら2キロの飼料が必要です。
これらの肉食産業に必要とされる飼料や牧畜のために、熱帯雨林が日ごと消失していっているのです。

「中央アメリカ産牛肉のハンバーガー1個作るのに、5平方メートルのジャングルが伐採され、牧草地に転じられた計算になる」という人もいます。(ジェレミー・リフキン著 『脱・牛肉文明への挑戦』 参照)

牛の放牧は、ジャングルの破壊にとどまりません。
牛のステーキを200グラム食べる場合、その牛肉のために必要なエサの生産には、4000リットルの水が使われているのです。
また、糞尿による土壌の汚染や水質汚染、地球の砂漠化にも大きな影響を与えています。
畜産から発生するメタンガスはCO2の25倍もの温室効果があるといわれ、それが地球温暖化を促進しているのです。

国連によりますと、世界の温室効果ガス排出量のうち、18%は牛のゲップなど畜産業に由来するといいます。
これは交通機関から排出される全温室効果ガスの量とあまり変らないのだそうです。
中国は最近、米国を抜いて世界最大の二酸化炭素排出国となったそうですが、アメリカの策謀に乗せられた結果のように思えます。

★1999年1月24日にNHKで放映されたNHKスペシャル『世紀を超えて』の第1回「地球 豊かさの限界 第一集 一頭の牛が食卓を変えた」を「Googleビデオ」でご覧ください。12年前の放送ですが、その後どういう結果になっているかがよくわかると思います。

地球 豊かさの限界 第一集 一頭の牛が食卓を変えた (クリックしたら、見られます)


★肉食文明が、環境を破壊し、土地を荒廃させ、食糧不足に深刻な影響を及ぼしていることについて、心ある人なら皆何とかしなければと思うことでしょう。

世界のトウモロコシの2010年の総生産量は約8億1965万トン。
消費量が8億3536万トンと上回っています。
今どれだけの量を家畜に回されているのか資料が見つからないので、定かではありませんが、家畜のエサにしているトウモロコシの10分の1を、飢餓状態にある人に回してあげれば、彼らは救われるのです。
(2010年の飢餓人口は、前年の10億2300万人から9.6%減少し、9億2500万人)

★まず先進国の人たち、すなわち日本のわたしたちが、肉を10回食べるところを5回に減らすことが緊急に必要です。(ベジタリアンになるのがもっともよいのですが)
ひとりひとりが意識して実行さえすればよいのです。
そうすれば世界の飢餓を救うことができるし、牛を減らせば、メタンガスも減り、地球温暖化も抑えられます。

わたしたちひとりひとりが、意識して食べるのをやめれば、地球の大地は変わっていくのです。
そうしなければ、開発途上の国々に蔓延している飢餓は、これからは先進国へと、まちがいなく向かっていくでしょう。

狂牛病、口蹄疫病、鳥インフルエンザ…。
これらの伝染病の蔓延は、わたしたちに何を伝えているのでしょうか?
今も世界のどこかで、日本のどこかで、インフルエンザに罹った大量の鶏が殺されているのです。

これらの損失は、わたしたち人間が、いのちある動物たちを「人間の食べ物」としか見ず、金儲けの道具として大量生産し、大量消費してきたことに対する自然界からの「人類に対する警告」と、肝に銘じて受け止めることが必要なのではないでしょうか?



★ あなたは地球と共にアセンションできますか? ★ 



長い年月、人間に対して寛容でやさしかった地球。
地球は今嘆き、悲しみ、そして怒りを発しています。

海を汚したのはだれですか?
大地を汚したのはだれですか?
森を、木を殺したのはだれですか?
野生の動物の棲みかを奪ったのはだれですか?
数多の生き物を殺しつづけているのはだれですか?
大気を汚しているのはだれですか?

人類は、何の権利があって、美しい地球を破壊し、汚染しつづけているのでしょうか? 



★地球のアセンションに伴って、人類のアセンションが話題になっている昨今ですが、未だに人類の意識レベルはこのように低いのです。

★あなたは自分が毎日地球に何をしているのか、考えてみたことがありますか?  
あなたはいったいどんなことで地球に貢献しているのでしょうか?

毎日肉食をしていながら、毎日合成洗剤を使って洗濯をしていながら、ゴミを大量に捨てていながら、地球と一緒にアセンションしようと思っているのでしょうか?
地球はそんな人間たちを5次元へと連れていってくれるでしょうか?

今ある肉体をもってアセンションするには、その肉体をも浄化しておかなければなりません。
肉体と精神は切っても切れない関係にあるのです。
ですから、肉体は常に清浄に保たれなければならないのです。
あなたが魂や霊的なことに関心を持っているように、肉体にも関心を持ち、自分の肉体を清め、愛してください。
わたしたちの肉体は「内なる神が宿る聖なる神殿」なのですから。




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